ボウリング。

ボウリングに行った。
ＲＰ祐子は出勤日で、順子も誘ってみたが先行予定があり、
Ｎ塚長姉とふたりで行った。

んで、Ｎ塚長姉であるが。
方向コントロール能力はわたしと似たり寄ったりなのだが、
彼女が投げたボールの破壊力は凄い。
どれくらい凄いかというと、
一番端っこのピンとその横のピンの間くらいのコースなのに、
いったいいかなる回転をしているものやら、
８本くらいピンがばばばばばっと倒れることが間々あるのである。

「あんた、ずっこいわっ」
「そんなん知らんやん～。普通に投げてるだけやん～」

しかし、発見したのだ。
投げるとき、長姉の人差し指と小指が反って、ボールから完全に離れていることを。

あれか？
あれがボールに謎の回転を加えているのか？

真似して投げようとしたが。
ダメ～。
指に力がないせいで、浮かせようとしたらボールがすっぽ抜けそうになる～。

使っていたのは８ポンド。
だが、なぜかこの日のわたしの指はいつもより細く（ほんとになぜだ？）、
８ポンドのＬでは大きく、Ｍサイズを使っていたのである。
これはいけるかも…。
と、７ポンドのＬ（いつもは指先さえ入らない）を試してみたところ。

入るっ！！
使えるっっ！！

７ポンドのＬを構え、長姉のように穴に入っていない指を浮かすようにして投げてみれば。

うおおおおっ！！
ピンが飛んだっっ！！
横に飛んで、他のピンをなぎ倒したっっ！！

とはいうものの、慣れぬ投げ方にさらにコントロールが定まらず。


これこの通り…。

驚いたことに、この日は５ポンドの子供用５つ穴ボールにも指が入った。
いちびって投げたら、どひゃー、スペアがとれた。
が、二回投げたところでスタッフがすっ飛んできて、
そのボールは子供専用なのだと取り上げられた。
ちっ。