2012年1月始まりのドラマで観ていたのは。
「
ストロベリーナイト」
「
ティーンコート」
「
ダーティママ」
「
13歳のハローワーク」
「
白戸修の事件簿」
「
理想の息子」
「
妄想捜査~桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活」
の7本。
で、前クール&このクールだったのが、
「
相棒 season10」
「
戦国男子」
「
牙狼 MAKAISENKI」
の3本。
あとこの時期、
「
大河ドラマ 平清盛」
「
特命戦隊ゴーバスターズ」
と、一年ものドラマが二本始まり、
「特命戦隊ゴーバスターズ」はもちろんずっと観ていて、Rに保存しているが、
「大河ドラマ 平清盛」もずっと観ていて、これもR焼きしている。
大河ドラマを保存するのは、「篤姫」以来のことである。
「
ステップファーザー・ステップ」と「
聖なる怪物たち」は第一話だけ見て離脱。
「
デカ黒川鈴木」はたまに観てた。
【
ストロベリーナイト】
丸山隆平が出ていなくても第一話は観ていたと思うが、
二話以降、最後まで観続けたのは、丸山隆平が出ていたから。
丸出てなかったら、これも一話だけ観て離脱、だったと思う。
警察の組織内の軋轢とチームワーク、異常な事件、主人公の母との軋轢、主人公の過去、等々、
なんのかんのと盛り込みすぎて、どれもぜんぶ薄味の類型になっていた。
津川雅彦の老監察医務官はチャーミングだった。
そして西島秀俊は、やっぱりしみじみ男前だった。
しかし、「11人もいる!」で田辺誠一の弟役やってた星野源とか、NHKアナウンサーの井上二郎とか、
ほとんど西島秀俊と顔の造作はおんなじなのに、
なんで西島秀俊の顔だけ、こんなに男前だと感じるのだろう。
顔認識をメインに研究してる脳生理学者のみなさん、ぜひとも解明してください。
【
ティーンコート】
十代の未成年者が犯した犯罪を、
やはり十代の未成年者が、裁判官、検事、弁護士を務める法廷で裁く、
アメリカ合衆国では三十年前くらいから実施されている制度が日本でも採用された、
という仮定で作られたドラマ。
毎回文章をちょっと変えて表示される「この制度は日本にはまだ導入されていません」の冒頭の但し書きが、愉快であった。
主人公の女子高校生検事が、剛力彩芽。
あらま、なんてキュートで可愛い女の子ーと思ったら、
福田沙紀主演の「
IS~男でも女でもない性~」の、
主人公春と同様ISの、
しかし悩みながらも家族にしっかりと支えられた春とちがい、
不安定な美和子を演じていた女の子だった。
そのときは髪は長くしていて、不思議な顔立ちだけど綺麗な子だなあと思っていた。
この「ティーンコート」では、ファッション雑誌を愛読するごくごく普通の、
でもすごくマイペースな女子高校生の役で、
そういったごくごく普通の興味が捜査の役にたったり、
自分が「あれ?」と思ったことを調べずにはいられない性格が捜査の役にたったり、
そういうところが楽しかった。
「
仮面ライダーキバ」だった瀬戸康史も出ていて、主人公の相棒役。
剛力彩芽だが、いまずっとやたらと流れてる「巨人の星」とコラボしたauのCMがうざくてうざくて、
この頃の「なんて可愛い女の子だろう」という感動が、感覚として思い出せなくなっている…。
【
相棒 season10】
第12話「つきすぎている女」で、season4の第19話「ついてない女」で服役することになった月島幸子(
鈴木杏樹)が再登場。
刑期を終えて出所したところから話が始まる。
season4では幸薄い女性だったのが、
実はすこぶる天然な女だったと判明する、実に愉快な話であった。
あと、合田雅史がゲストで出た第18話「守るべきもの」には今井朋彦も出ていた。
今井朋彦、「
炎神戦隊ゴーオンジャー」28話で、右京さんのパロディのような柏木左京をやってて、それが「相棒」に出て右京さんとひとつ画面にいるのが、なんともいえず楽しかった。
【
ダーティママ】
永作博美扮するがさつで強引でルール無視のシングルマザーの刑事がひたすら愉快で痛快だった。
正直、香里奈の婦警さんの彼氏との事情のほうは邪魔だった。
こっちをもっとはしょってシンプルにしてほしかった。
第6話に照史がゲスト出演。
【
13歳のハローワーク】
TOKIOの松岡主演。
松岡扮する刑事が毎回バブルの頃にタイムスリップ、
過去でさまざまなできごとに遭遇する話。
うちの横は、過去で松岡になぜか懐いてアニキと慕う、高学歴であれこれ資格も持ってる頭脳明晰器用貧乏な変な奴。
松岡が過去で出会う過去の自分役が、
映画「るろうに剣心」で弥彦やってた田中偉登。
小さい頃の亮ちゃんみたいに可愛い。
原作は村上龍。
が、原作は小説ではなく、自分の周囲とかドラマや映画でしか職業を知る術のない若者たちに、世の中にはこんなにいろんな仕事があるんだよ、と紹介する本。
原作に則したサイトは
こちら。
【
白戸修の事件簿】
「
天装戦隊ゴセイジャー」でレッドだった千葉雄大が主演なので予約かけといたドラマ。
が、観始めてみれば、共演の本郷奏多の綺麗な顔に見ほれてしまった。
これで初めて観たと思ったら、いま調べたら映画「K-20 怪人二十面相・伝」に出てたのね。
【
理想の息子】
実は…。
このクールで
一番おぼれたドラマ。
第一話からもう面白くて面白くて、
そしたら脚本が野島伸司だったもんでびっくりした。
第二話以後からは、土曜日午後8時55分くらいから10チャンネル(
は関西では日テレ系の読売テレビ)に合わせてTV前にスタンバってたというくらい。
主演のお母さん大好きな男の子役が、Hay!Say!Jumpの山田涼介。
この子主演のドラマでは、同じく土曜日九時10チャンネル枠だった「
スクラップ・ティーチャー」もすげー面白かった。
そういや、第三話の結末には怒髪天突いたけど(
ここ参照)、これさえなければ面白かった「
左目探偵EYE」も、やっぱり山田くん主演でこの枠だったよな。
お母さんが大好きな鈴木京香。
マンションの同じ階のお向かいさんがそれなりに大好きな沢村一樹。
転校先で同じクラスになるお金持ちのぼんぼんがそこそこ好きな中島裕翔。
その母親が鈴木杏樹。
キスマイ藤ケ谷も転校先の生徒。
その藤ケ谷のマブダチ役で大好きな武田航平。
【
妄想捜査~桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活】
大好きな佐藤隆太が主演なので観ていたが。
面白くなかったーーー。
佐藤隆太の役、うざすぎたーーー。
原作は奥泉光の小説。
奥泉光といえば『シューマンの指』一冊読んだだけで、
この小説、最初だけわくわく、次第に盛り下がり、最後は「くだらねーっ!」だったので、
私たぶん、奥泉光と相性悪いのね。
間抜けな桑潟にかわって事件の真相をつきとめる真の探偵役が桜庭ななみ。
これの何話目かでうどん食べるシーンがあり、
うどんをすすれず口に入れては噛み切ってたので、この子って帰国子女?と思ったのだが、経歴見てもそれらしいことは書いてない。
【
戦国男子】
伝奇アクションもの。
最初はテキトーに観てたのだが、
しり上がりにどんどこ面白くなっていった。
変身しない変身もの、みたいな感じ。
変身にかわるものとして「顕現」という概念が使われていた。
「戦国鍋」の「戦国ヤンキー川中島学園」や「大坂ハイスクール」を、
もっと拡大して、ずっと真面目に、やっちゃった感じ。
が、あんまり登場人物多すぎて、
これって誰だったっけ?と頭を悩ますこともしばしば。
マジレッドだった橋本淳が真田幸村だったり、
デカブルーだった林剛史が明智光秀だったりしたのも、
特撮ファンとしては嬉しかった。
あと、波岡一喜が豊臣秀吉だったり、下條アトムが北条氏親だったり、板尾創路が太原雪斎だったり、志賀廣太郎が北条氏康だったり、
いやもう皆さん、楽しそうでした。
「戦国ヤンキー川中島学園」で武田信玄やってた鈴之助が上杉景勝で出ていた。
わたし、岳宏一郎の『群雲、関ヶ原へ』で洗脳されているので、
上杉景勝は小柄な人にやってもらいたいと思ってますが、
鈴之助は「川中島学園」以来、だあい好き~なので、ま、しょうがねーか。
主役は伊達政宗。
演じてたのは滝口幸広。
あんまり好みのルックスではないが、すぐに見慣れた上、
最後あたりでの黒い眼帯姿は本当に美しかった。
伊達政宗といえば、片倉小十郎。
片倉さま役は内田譲。
わたしはこのドラマでしか知らないが、パトリック・チャンに似てるわ、この子ー。
【
牙狼 MAKAISENKI】
実は全部録画して全部焼いたが、
なかなか観る時間がなく、CM切って早送りで観ただけの回も多い。
暇ができたらじっくり観ようと思ってるのだが、それがなかなか…。
一月から始まった大河ドラマ「
平清盛」、
これはもう第二話観終えた時点で、保存決定ー。
三月末のこの頃は、清盛が後妻の時子と再婚したあたりか。
天皇家を王家と呼ぶのは変だと大騒ぎしたり、
毎週のように視聴率の低さがやいやい言われてたりするのを、
観ても何がなんだかよくわからない人たちが、わからない歯がゆさに、
これ観て楽しんでる人間をやっかんでんのかなあ、などと、くそ根性の悪いことを思ってました、てへ♪
わたしも清盛が入道姿になる前の時代はざっとしか知りませんでしたが、
ざっくりしか知らなかったのがかえって幸いしました。
残すところ、あと二ヶ月。
しばらく前に清盛は誰もが知る清盛、入道姿の清盛となり、
時忠が放った赤い衣装の
禿たちが、都を跋扈しています。
物語の中をときおり流れるEL&Pの旋律。
何度見ても見飽きない、美しい美しいオープニング。
あと二ヶ月、お腹いっぱい楽しませてもらおうと思います。
ところで大河といえば、再来年2014年は、岡田准一主演で黒田官兵衛に決まったんですね。
黒田官兵衛といえば姫路の領主。
姫路といえば濱ちゃん。
濱ちゃん、
出してーーーっっっ!!!
播州弁ネイティヴの濱ちゃん、
出してーーーっっっ!!!
土民の役でいいから、
事務所の力でねじこんでーーーっっっ!!!