タゴールの大学
1932年のたたずまい
1932年、フランスのインド学者で音楽理論学者であるアラン・ダニエルーは、
写真家レイモンド・ブルニールとともにインドを旅行しました。
そのときに撮影された貴重な写真をこの動画で見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=aPci5vypHGg
バナラシ、シャンティニケトン、カジュラホで撮影したものです。
なにしろ1932年なので、どの写真にも見入ってしまいます。
シャンティニケトンは森の学校、樹下での授業風景も。
白い鬚をたくわえたタゴールの写真も数枚。
写真はモノクロですが鮮明。
その一枚にタゴールがにっこり笑っている写真もあって・・・
なんとこれはサプライズ。
音楽舞踊学部の写真はなかなか興味深いです。
少年がヨーガをやっているような一枚もありましたが、
おそらくこれはインド舞踊でしょうね。
ところで、この動画のBGMは、ラヴィシャンカールのシタールで、
これまた絶妙の演奏。シタールの音が、まさに生きる喜びに
ふるえているかのよう。
でも最近では、ラヴィシャンカールというと、瞑想家として知られる
シュリ・シュリ・ラヴィシャンカールと混同してしまう人もいるかもしれません。