人間万事塞翁が馬

24歳で独立して26歳で結婚
良い事悪い事色々ありながらも
割りと順調に過ごしていたが
50歳を前に心筋梗塞で倒れた
車を運転中に意識を失い気が付けば
病室の天井が見えた、「人生は糾える
縄の如し」とは一命をとりとめて
3カ月ほど入院をしていた、やがて
バブルが弾けて会社の経営が悪くなり
リストラなどをしてしのいでいたら
東南アジアに進出している企業から
応援の技術指導を頼まれ半年間出稼ぎに
行って来た、その後仕事も少し増え
金型だけでなく成形もして稼いだが全体的な
経営の悪化には敵わず60歳で母を見送り
会社を清算する事にした、機械設備などは
二束三文の時代で知り合いのタイ人に与えて
遊びの足しにした、コンテナ二本に詰めて
送った割と運送費用が安かった、丁度アメリカの
西海岸の港湾ストでコンテナが足りなく
ロング一本とショート二本に分けて送った
受け取り側の問題でタイのコンテナヤードまで行き
手続きをして来た、会社の整理には体力が必要だ
9月末までに全部終わり整理清算手続きを終え登記を
して終了自宅新築に掛り61歳で新居に移りやれやれと
思っていたら大晦日に倒れて正月を病院で過ごす
1月7日にペースメーカーを入れた人生には何が
起きるか分からない、ノンフィクションを書けば
かなり面白い物になりそうです、一級身障者となり
以降の医療費の心配がなくなった、息子達には財産を
残せないので毎年100万円を与える事にして生前贈与を
続けている女房には61歳の時に残りの預貯金を二分割
してあるので既に終わっている、不動産は二人で作った
財産なので半分は妻の分です、既に78歳も超えそうですが
何時迄生きられるのかこの歳になり一番楽しい時期と思う。
ヒマひま暇の悦暇茶慰