海外駐在からはじまる人生成功物語

28歳の青年が、未開の地インドネシアへ駐在、そして帰国。予定通りの起業、人生成功物語がはじまりました。

本当のインドネシア Part 3 & 国民性

2005-07-09 00:11:53 | Weblog
昨日の食事は、焼き鳥。これはうまかった。インドネシアでは、鳥料理が大変多い。
イスラム教の為、豚を食べないからか、鳥肉料理が多い。昨日もスープ、それにご飯と焼き鳥と野菜料理を頼んだ。昨日のスープは、Lamb肉とLamb肉の焼き鳥。うまかった。

本日の昼飯は、AYAM BAKARというインドネシアでは有名なフランチャイズらしい。もともとは、ジョグジャカルタ、ソロ辺りのセントラルジャワの料理らしい。このフランチャイズは、大変盛況で大統領にも表彰されているらしく、(理由は、通訳曰く大変成功したフランチャイズだからと、今一よくわからん)店には、大統領から表彰されている写真が飾ってあった。この店のユニークなところは、各店のマネージャーがオーナーの奥さんという事。イスラム教は、一夫多妻制とは聞いていた通り、最初の奥さんが了解をすれば奥さんを何人でも持てるらしい。お金持ちだけの話だよねと聞いてみた所、お金も必要だけど、基本的にはよっぽどの女好きでないと何人も奥さんを持たないと教えてもらった。新しい発見であった。

料理の話に戻すと、今日は鶏肉料理と豆料理と野菜炒め。今日の料理も味濃いめ、今日の料理に限らず、インドネシア料理に共通しているのが油で揚げる料理が大変多いという事である。しかもコロモがかなりぶあつく、又、色もかなりこげ茶色。見るからに体に悪そうな形と色で揚がってくる。今の所、腹の調子は問題ない。不思議である。

それではまた、

本日、支店社員へ日ごろの感謝の気持ちと慰労を込めてキーパースンに飯を奢ってやると支店長に言った所、総勢23名で行く事になった。(150人程度の支店なので理解は出来るが、キーパースンが多いなーと感じる。)まあ、兎に角、大いに宴会をやる事としたい。こちらの人は歌が大好きであり、接待でもなんでもカラオケにいく事が多い。今日も飯の後は、カラオケに行こうと言って来るのではと思う。明日は、その辺の報告を致します。

毎日、インドネシアにどっぷり漬かっており大変面白い。
海外はこうでないとね。

                 これまでが昨日書いたブログ。

ここからが本当の本日のブログ、最近のブログが何だか単なる昼ご飯情報になっているので、今日は、インドネシアの会社の雰囲気について書いてみたい。(昨晩は、焼肉屋で宴会をして帰りました。昨日の昼飯の揚げた料理が見るからにやばいと思ったが、病は気から今日は軽い下痢だった。さみしい。)

こちらの人は大変陽気で人懐こい。筆者よりインドネシアにより詳しい日本人に聞いてみるとインドネシア人、特にJawa島の人は基本的にとても陽気で優しいという。ただ、一旦キレルとなかなか治まらないらしく、弊社の現地人の社長からも部下を怒る時には、必ず逃げ場を用意しておく事、理論で突き詰めて逃げ道を無くす様な事はしてはいけないと注意を受けた事を思い出す。98年の暴動も一旦キレルと治まりがつかない国民性を顕著に表していると言われている。

話を元に戻すと、彼らは普段とても陽気でとても人懐こい。明るく陽気にという国民性と一旦キレルと大変だという国民際を考慮しているなと筆者が感じる例としては、こちらの会社には決まった昼休みの時間がない。日本の会社では、基本的に12時から13時とか休み時間が決まっていると思うが、こちらの会社は皆好きな時間に昼休みを一時間程度取る仕組みになっている。よく考えれば皆それぞれ仕事の内容も違うので、12時きっかりに一緒に食事に行けるなんて事はありえない事である事は分かってはいるが、こちらは個々人の仕事のペースの問題に加え、やはり会社に勝手に休み時間まで決められたくない、束縛されたくないという感情があるという事の様である。

また、仕事中にPCから音楽をかけるのも当たり前だ。みんな自由に仕事をしている。勿論隣の人が迷惑と感じるときは、音楽を消すのは当たり前だが。伸び伸びと働き易い環境を作り、その中でそれぞれがベストをつくしている。また、悪い社員は直ぐにクビにしてしまうのでいい意味での緊張感もある。

日本人の感覚から見ると、不真面目だとか真剣味がないだとかマイナスに捉えてしまいそうだが、よく観察してみると彼らの生産性は非常に高い。勿論指示された業務をしっかりこなすというレベルだが、楽しそうに気持ちよさそうに仕事をしている。よく言われた事しか出来ないと文句を言っている日本人の愚痴を耳にするが当たり前である。そういう教育しかしていないのだから。そいう風にしか接してないのだから。

私だって入社して本社を離れ優秀な先輩と一緒に仕事をする迄、言われた事しか出来ない社員であった。仮に本社にずっといたとしたら今でも言われた事しか出来ない全くクリエイティビティのない社員だったかもしれない。

またまた話がそれたので話をもとに戻すと日本の会社は無駄が多い様に感じる。こちらの人は大変伸び伸びと仕事をしている。上司からすると舐められるリスクも高く上の人間は上の人間で大変だが、規律や年齢で力関係をつくっている日本社会と比べると、結果として起きる無駄をつくづく感じる。まあ、最近のネット起業なんかは関係ないだろうし、一部の会社のみに該当する話だろうとは思うが。
私が立ち上げる会社は規律・年齢に関係なく、人間味のある完璧な実力主義の会社にする事に心に決めた。

インドネシアは面白い。
明日は土曜日ですが、またまた支店に張り付く予定です。下痢が治る事を祈っております。びちゃびちゃのトイレに一日に何度も行くのは結構つらいですから。

それではまた。