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時代劇ファンとしては昨今のドラマ枠の減少については寂しいものを感じています。
連続もので楽しい作品を提供してるのは公共放送のNHKだけとなりました。
大河ドラマでは、数年ぶりに戦国時代を舞台に男性が主人公となったのが現在放送中の『軍師官兵衛』。
豊臣秀吉の天下統一に大きく貢献した武将・黒田官兵衛の物語ですが、キャストを毎回旬な役者さんで揃えているのが魅力の1つでもある。
主役の官兵衛役は岡田准一くんですが、息子・長政役を松坂桃李くんが演じているのが興味深いです。
シンケンジャーでは‘殿’でしたが、長政になって‘若’と呼ばれるようになりました。笑
ところで、この大河ドラマや木曜時代劇といったNHKのドラマ全般で撮影されているオープンセットがみらい平近くのつくばみらい市内にあるということはあまり知られていないように思います。
入場料を払えば、誰でも見学できるのが、ワープステーション江戸です。
運営に関しては紆余曲折あったようですが、現在はNHKの関連会社が引き継いでるようです。
江戸時代の町並みを再現したセットが場面ごとに配置されています。
NHKだけに限らず、最近だと『永遠の0』『るろうに剣心』などの映画や『逃走中』・『TV・局中法度!』といったバラエティ番組などにも幅広く活用されてるようです。
庶民の暮らしが息づく長屋。
日本橋に並んだ商店。
川沿いにある廻船問屋。
武家の屋敷。
東京の下町。
江戸時代だけに限らず、明治以降を思わせる町並みもある。
西洋建築を取り入れた近代的な建物。
出入口の建物には、大河ドラマにまつわる展示のコーナーが設けられている。
歴代のドラマのポスターや台本などの資料やこれまで取り上げられてきた戦国時代の人物の相関図などを見ることができる。
第1作から最新作まで、ドラマの内容を年表にまとめられて紹介しているのは圧巻です。
長い歴史を感じますね。
余談ですが、キャスト紹介の中で時折見かける‘つくばみらい市のみなさん’という表示。
有志によって発足したエキストラの会を指し、ドラマ作りを影から支えているんだそうです。
さりげない一場面に過ぎませんが、欠かせない存在であり大きく貢献してるなと思えます。