全員協議会

本日、全員協議会が開催、
明日の市議会臨時会に上程される議案説明。

執行部からは、これまでの対応の非をみとめ、
問題となった新庁舎建設事業費を予算案から削除、
新庁舎建設事業費以外の予算を
明日の市議会臨時会に上程したいとの説明を受ける。

また、新庁舎建設事業については一旦リセット、
協議会等で議会の理解を得たいとのことであった。

新庁舎建設事業については、
田口市長が「新庁舎建設凍結」として市長選を戦い、
当選後一転「新庁舎建設推進」を発表、
それまで３年近く揉んだ新庁舎建設案は全否定、
新たに「コンパクト・低建設コスト」に特化した
旧江戸崎西高特別教室塔を利用する案が出される。
議会側（８割の議員）はこの案に反発、
防災拠点の面から耐震ではなく免震構造にするべき、
４０年経つ特別教室利用は防災の拠点としては不安、
この特別教室を利用することで取付け道路や新消防署の
レイアウトに問題がでるのではないか、
ランニングコストから考えても、
新庁舎はひとつの建物で建設すべきではないか、などなど
意見が続出した。

そんな議会側からの提案は完全無視、特別教室塔利用案で強行突破！

しかし、ここで大震災に見舞われ、これまでの議会の予想通り、
旧西高特別教室塔は５００箇所あまりのクラックが入り使用不能という
あたりまえの結果となる。

ここで執行部はコンセプトを一転、
特別教室塔利用は断念、また耐震構造から免震構造へと変更。

しかし、これまで議会側の提案を無視して使ってしまった余計なお金は
２千万円を越すとおもわれ、この問題についても納得出来る説明は得られず、
責任の所在もあいまいと不誠実対応。
また、基本設計業務委託の目的外流用疑惑など、
執行部に対して不信感が募りこのような問題(否決）となった。