(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

セコニックから先へ

2011年02月18日 | 吉60系統と】路線バスで散歩【そのご近所様
上石神井のドル箱路線の吉61系統に
俺が初めて乗ったのは丁度20年前
泊まり勤務の明けの帰りがけか何かの事だったと思う。

吉祥寺は、当時の俺にとってはまだ
新聞奨学生で失敗した時の「挫折」の街で
そこから数年たってからどうなったか知りたくて
就職後にはたまに様子を見にきたりしていた。
そうした高島平の寮までの帰りは
井の頭線→神保町→三田線というルートを辿ったけれど
行く時は泊まり明けの日なもんで
思考が麻痺気味なのもあってか
試しにバスで帰ってみるかと、トチ狂ったりすることもあった。
(直に帰れる訳ないのは解ってたんだけども)
さてその試し乗りに選んだ吉61系統。
「都民農園セコニック」?
何、単体メーターのあの会社工場があるのか?
なら、乗ってみよう。
と乗り潰してはみたものの、当時の終点は周り一面畑のど真ん中。
工場なんてこの字も見当たらない。
一人ポツン…と放り出されて途方に暮れてしまった。
帰りはどうやって寮まで帰ったのか覚えていないが
それだけに終点の様子がとても強かった印象があった。

時は今日に戻る。
暇すぎて、夕方吉61-1系統乗り潰しに行ってきた。
新座栄は平成10年代になってから出来た終点、の筈。
俺が初めて乗った時は件の「セコニック」までだったから
それからホンの数百メートル延びたことになる。
その数百メートルが遠かった…
また投げっぱなしで置いていかれるのかと思ったら
乗る気が忽ち失せてしまったからだ。
しかし今日は、スタバも飽きたし
吉60にもエルガが戻ってきたしで何もなく
たまには、と言うことでそのバス待ちの列に並んでみた。
乗ったら乗ったで大泉学園南口まで大混雑。
ボタン押して降りる人も何人かずついるが
すぐに同じ人数が乗ってくる。
運転手は大変だ。が、お客はもっと大変だ。
何せ運転手と来たらセッカチで
まだ降りてもいないうちに降車ドアを締めたがる。
お客さん何人が「降りま~す!」と絶叫したやら。

ガード下を潜って北口側に出れば
今度は毎度お馴染み信号機の嵐。
お客は大半が南口のロータリーで降りていったので
車内は比較的空いているけれど
信号毎に止まったり進んだりを繰り返すので
多分初めての人は絶対イライラするところ。
さすがにいつも乗ってる人は
本読んだりゲームしてたりしてるから動じないけど
しかしこの朝霞に続く桜並木のバス道
もういい加減片側2車線に広げろや。
要らない信号が多すぎて、叶わんがな(´・ω・)

新座栄に着いたのが17時20分ぐらい。
俺も含めてまだ5人もお客がいたのに驚いた。
住宅地の外れの回転場、休憩小屋の扉の向こうにTVの明かりが点いている。
あぁあすこでウテシがみんな飯食ってんのか。
隣にはイレブンあるから弁当は不自由しないな。
ふと時刻表を見たら、コンスタントに61系統が毎時5本~6本ずつ。
一方新座営業所持ちの泉36系統は朝だけのお邪魔虫。
従ってこの回転場は上石神井のシマ。
埼玉なのに練馬区扱いとはこはいかに。
(まぁ白子やセコニックの回転場もそうですが…)

1回吉祥寺まで戻ってからいつものルートで。
途中、極悪ダイヤをこなす7Eノンステや名物A0-680とすれ違った。
戻ってきてからエルガで帰れると期待したけど
やってきたのはこれまた吉60名物のA3-908
UD西工KLの「黄色いバス」だった。…甘くねえなあ

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