栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

壱越:いちこつ

2006-04-15 23:11:12 | お箏
英語で【ダンデライオン】ライオンの歯のような葉・蒲公英
【たんぽぽ】を見かけると童心にかえります‥
 Mちゃんのお家にお箏がきて一週間が過ぎました
お箏の調絃は、13本の絃に琴柱(ことじ)を立てて音の
高低を決めていきます
オンサや調子笛で基音をあわせ、それをもとに調律するやり方‥
ピアノなど音の定まった楽器に合わせる‥
チューナーで音を合わせていく‥
どんな方法でも大変な作業です
最初に基本的な『平調子・ひらぢょうし』を覚えます
雅楽で使われる十二律の言い方で
基音を『壱越・いちこつ』D=レの音に合わせます
音の並び方が分かりやすくなるように基音を
ミ(=E)と考えて『ミラシド ミファラシド ミファラシ』と
13本の絃をあわせていきましょうか
ミラシドファの五つの音・イチオクターブの音
慣れたかな~?
当たり前のことですが、毎回、曲に合わせて
きちんと音を合わせないと弾けません‥
初めてお箏に触れた日を大切に‥想います

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4 コメント

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ふ~ん‥ (のぶ)
2006-04-16 20:00:20
お箏ってややこしい楽器なんだね~。

テキトーじゃダメって箏・ことか。
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それぞれの楽器に相応しい調律を大切にしたいですね (くんじゅあん)
2006-04-16 21:41:32
お箏は音の調子が見た目で判る楽器として、入門者には大変入りやすい楽器ですよね。

私は、自分の耳(音感)が悪い分だけ理屈に拘った時期がありましたが、要は結論としてそれぞれの楽器にはそれぞれ相応しい調律があるということでした。

最近のお箏の演奏家の方はチューナーで全てとっていく方が多いですが、現代作品についてはこれも時代かと納得していますが、中には古曲までチューナーでとって演奏される方もいるようで残念でなりません。

ピタゴラス音律の楽器であることと日本古来の半音感覚を大切にして欲しいと思います。
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コトニヨルト (エコマム)
2006-04-17 10:54:10
コトノコトをブログに書こうとすることがややこしいこと?ナンテネ‥無邪気な言葉遊びがなつかしいね。
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耳のよしあし (エコマム)
2006-04-17 11:21:54
口ずさみながらピアノで音をとり、流行の歌を楽譜に書く友人がいました。音楽を志す人にとってはそう大変なことではないのかも知れませんが、私には《神様》に思えました。

尺八の先生も加わられてのお稽古の時に全く音がとれなくなって転調も上手くいかず、聞かせどころ、見せどころで大パニックに陥ったことも‥陥ってばかりです‥(すっかり自信喪失)

三曲合奏のここぞ!という間合いの呼吸がピッタリあったときは、満たされます‥「お互いの音を良く聞きなさい」と注意されてばかりですが微妙な響きを聞けるゆとりがありません。【ハイ、何よりも練習量が足りません・くんじゅあんさんに・もう一度・と声をかけていただいてるつもりでガンバリマス】
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