栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

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2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

朱華

2017-03-13 10:21:26 | Weblog

十河陽一作曲 『朱華1』(2001)
~尺八と琵琶のための~
『はねず』という曲を聞きました♪

プログラムの解説に
「朱華(はねず)」をそのまま読めば「朱色の花」となる。
実際古代の人々の間では実在の花の名前として広く用いられたものであったようだが
どのような花であったかは定かではない。むしろ私は「朱華」という言葉自体が
醸し出す古代の豊かなイメージにこそ心魅かれた。〈作曲者より〉
と、記してありました

お供えは、松山駅構内、鈴木弁当店の醤油飯オムスビ

 

小野小町の邸宅跡と伝えられる随心院の紅梅は「はねず」と呼ばれていますよね?
小野小町を慕う深草少将の百夜通いの伝説にちなみ、
朱華色の衣装を身に纏った少女たちが歌い踊る行事があると聞きましたが・・・
≪お義母さん、梅の香りに包まれる境内で、はねず踊りを鑑賞してきてくださいネ≫ 

クチナシの下染めに紅花を初め重ねた【黄丹(おうに)】という色が近いのかな~と
思います
丹(に)は赤をいう古語、
黄丹は、今でいうオレンジに近い色で黄丹の衣(おうにのきぬ)は
皇太子の正式の礼服の色として定められていたそうです

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