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千葉都民にも関わる話

2009-07-13 | Weblog
昨日の都議選、結果と今後への影響についてはテレビ、新聞等で盛んに取り上げられているところですし、また、個人的な感想もいろいろありますが、それはさておき、前から気になっていることについて。

東京都には千葉県など周辺のエリアから多数の通勤・通学者が流入し、昼間の人口は大きく膨れ上がります。

Webで見つけた平成17年度の東京都全域での状況は、
昼間人口: 約1498万人
夜間人口: 約1242万人
と、昼間の人口が約256万人も多くなります。実際には都内から隣接する県へ通勤・通学している人がいますので、流入している人はこれより多いわけです。

都心へ行くほどこの傾向は大きく、
 千代田区: 昼間人口約85.3万人 夜間人口約4.2万人
と、昼夜の人口差は20倍!

私自身は、千葉に住み都内で働いている「千葉都民」ですが、例えば、睡眠時間7時間、通勤時間が往復で2時間とすると、起きて活動する時間は1週間で109時間(平日15時間×5日、土日17時間×2日)

平日に8時間+残業1時間とすると、都内で活動する時間が45時間に対して自宅等が64時間。更に残業がプラス1時間で土曜日も平日なみに勤務するとなると、60時間対45時間と逆転します。更に都内で買物をしたり、飲んだりということで、都内での活動時間がはるかに多くなるわけです。

子どもも都内の学校に通ってますし、妻も一時期都内に通勤してました。自宅周辺がどのような街になるかも大事ですが、都内の生活環境も非常に重要です。

したがって、同じ1票とは言いませんが、●●都民(千葉、埼玉、神奈川など)にも、東京都の街づくりに票を投じることができればなあと、思っています。

実現は困難であり、夢物語ですが、東京都民の皆さんには「東京都は東京都民のためのものではない、首都圏全体、あるいは、日本全体にとって大事な都市」だと考えていただいて、是非有効な投票をこれからもお願いしたいところです。

【写真: 役割を終えて、静かに撤去を待つポスターたち】

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