スペースノイズ

α宇宙域「地球」からの素粒子ストリングス変調波ノイズを受信!彼らの歴史、科学、娯楽、秘密など全てが含まれていた。

DYSON SPHERE PROGRAM 第2部 我が攻略法

2023-09-21 11:40:17 | PCゲーム


4回チャレンジして、ようやく筆者なりの攻略の定石が掴むことができた。
COMBATシステムがいずれリリースされる予定なので、それに備えて忘れないよう整理することにした。
・苦手な英語版のため苦労した。参考にして役立ったサイト:「Dyson.Sphere.Program.JP.Wiki
・AIのbingにも質問してずいぶん助けられた。ありがとう!binちゃん。
・スタート惑星をホーム惑星または地球と呼ぶことにする。


●我が定石

1. 溶岩惑星をその星系の資源採掘・生産の拠点にする。溶岩惑星があればの話だが。地熱発電所Geothermal.power.stationを設置するだけですぐにMW(メガワット)級の電力が得られるから。星間物流ステーションInterstellar.Logistics.Stationは大電力を消費するので。



地熱発電所:溶岩の上に置くだけ。



2. 適切な場所に資材置き場を設置する。置き場1か所でイカロスでの部品・材料・機械の生産がすぐ可能

鉄関連、銅関連など自分なりのカテゴリー別に並べると分かりやすい。



3. 製油所Oil.refinery、化学プラントChemical.plant、小型粒子衝突型加速器Miniature.particle.colliderなど1施設から2つの生産品が出力される場合、1出力でそのまま貯蔵庫に入庫させ、入庫した貯蔵庫からSorter2出力でフィルターを使って分岐させ、2つの生産品に分ける。搬送ラインが簡素化できる。

製油所は、原油から精油と水素を出力できるが、その他に「X線光触媒X-Ray.cracking」という高機能技術設備も備えている。精油がダブついていて、水素や黒鉛が不足している場合に役立つ。
レシピ:入力(精油1+水素2)→出力(水素3+黒鉛1)



4. 星間物流ステーションInterstellar.Logistics.Stationは、「他星系から受けるRemote.demand」、「惑星内へ供給Local.supply」をまとめて1か所に設置する。
「惑星内へ供給」は、惑星内物流ステーションPlanetary.logistic.stationの「受けるDemand」で物資を受け取る。
送り側の惑星の星間物流ステーションもできるだけ1か所に設置する。設定は受け側のとは逆の、「他星系へ送るRemote.supply」、「惑星内から受けるLocal.demand」が基本




他星系や他惑星から物資を受ける「Remote.demand」を設定。



5. Dyson.Sphereはまず小規模スケールから構築する。極端な例でいえば、まず3頂点Node、3辺Frame、1面Shellの小さな三角形を構築。そこから徐々に拡張していく。寿命のあるソーラーセイルをShellに吸収させ早めに固定化できる。恒星からの受光電力の恩恵を早めに享受できる。

・ソーラーセイルをデフォルトの第1軌道にバカスカ放出する。宇宙空間に広大な光の帯、ソーラーセイルの「群れ」のスワームだ。「ダイソンスワーム」が出来上がると、Dyson.Sphere構築の第1段階である。

・「Technologies」ツリーの「Dyson.sphere.stress.system」をアンロックする。
青い帯の部分が構築可能範囲。


・3つのノード(頂点)をクリックし、三角形の頂点を設定する。ノードとノードを結ぶフレーム(緯線と経線)を選択し、三角形の辺を設定する。シェルを選び、設定する。


・小型輸送ロケットSmall.carrier.rocketが自動的に発射され、ノードに吸い込まれていく。ソーラーセイルもスワームから離れて自動的にノードに吸い込まれていき、シェルを形成していく。



6. 遠くの恒星系にワープする場合、まずセーブを忘れないこと。ワープレベルが低かったり、コア・エンジンのレベルが低く、イカロスの「体力」が小さいと宇宙空間で立ち往生することになる。ロードからやり直すことになる。

イカロスが歩行中に「SPACE」キーを押下すると飛行モードになる。さらに「SPACE」キーを押下し続けると宇宙空間に出て航行モードになる。
画面中央の□(レティクル)を目標の惑星なり星系に合わせ、「W」キーを押下すると、イカロスが目標に向く。星系内の惑星なら「Shift」キーを押下し続けると加速する。

さてワープだが、「CapsLock」キー押下、または「Shift」+「CapsLock」キー押下でワープが開始されるはずだが、筆者の場合、ワープができない!なぜだあ!
もちろん日本語modを導入してもいないのに。

結局、ゲーム開始場面の「Settings」をクリックし、「Control」内の「Activate.warp」項目に「Z」をキーコンフィグしたら、うまくワープできた。もちろん「Z」でなくても良いが。



7. 人工恒星Artifical.starは驚異的な発電機。星間物流ステーションが何基も乱立する終盤には不可欠




8. 希少資源は入手できるなら早めに入手して活用すること。生産工程が短縮効率化できるから。メタンハイドレードFire.ice、有機結晶Organic.crystal、キンバーライト鉱石Kimberlite.ore、フラクタルシリコンFractal.silicon、光格子結晶Optical.grating.crystal、紡錘状石筍結晶Spiniform.stalagmite.crystal、単極磁石Unipolar.magnet。但し単極磁石は非常に有用だが、かなり遠い星系(15光年以上?離れた青白い特徴的な光彩を放つ中性子星系やブラックホール星系の惑星に存在)で見つかる。終盤に手に入る資源なのであまり期待しないこと。



遥か彼方に他の星とは違う光彩を放つ星がある。


ワープしたら、なんと恒星ではなく中性子星だった!



9. 金色に輝くプロセッサーProcessorは、終盤近くまで必要とされる部品。早くから量産する仕組みを心がけること




10. 機械・設備、例えばコンベアベルトConveyor.belt、ソーターSorter、製錬所Smelter、組立機Assembler、惑星内物流ステーションなどは、中盤までに自動生産システムを構築しておくこと。大量にいるものや複雑な部品で構成されているものは、イカロスでその都度生産していては、非常に手間や時間を食うことになるから。 




帰ってきたドリル優子 証拠隠滅でも続けられる国会議員 安倍・菅・岸田といまだ続く日本無法モラルハザード時代

2023-09-13 18:23:07 | 社会
●国民置き去りの内閣改造。岸田、早く辞めてくれ!

2023年9月13日、支持率浮揚に焦る岸田が内閣改造・党役員人事を行った。
驚いたことに、ドリル優子を党の選対委員長に抜擢した。茂木の次期総裁候補の芽をつぶすために茂木派分断という陰湿な理由で。
加計学園で暗躍し統一教会べったりの荻生田も政調会長を続投。
マスゴミTVが忖度して一切触れないが、文春砲で浮上した疑惑の木原官房副長官は、疑惑への説明も行わず退任しこっそりと裏口から出て行った。

物価高、マイナ強制、統一教会うやむや、汚染水の海洋放出強行、じゃぶじゃぶ金融緩和の放置、低次元の少子化対策、コロナ第9波隠し、このままじゃ日本沈没だぞ!

岸田!日本危機目前の今、内閣改造の狙いは何だ!

ひと言でいえば、「総裁選対策内閣」 ・・・> 国民「シバくぞ!(怒)」


(自己保身だけを狙った改造。カラッポ、体裁だけ、陰険。終わったな日本。 News every2023.9.13)


この無法モラルハザード時代到来の発端は、あの安倍からだ。無法は続くよ、どこまでも。
では、忘れている皆さんも多いので、ご一緒に思い出しましょう。

●ドリル自慢



(ドリルの名手! 報道ステーション 2015.4.28)



●菅のヅラにションベン。暴言は自民党のカラーだ!問題無し byスダレ長官



河村のコメントには愕然とする。自民党では「この程度の言動は普通」ということか。アンタたちのようなのを税金で養っている「国民のほうがよほどかわいそう」



●三段論法 命題「官邸の最高レベルが誰かを特定せよ」

・大前提:萩生田副長官は政権の№3である。彼は関与や修正指示を否定。
 故に安倍総理(№1)か菅官房長官(№2)が「加計ありきへの指示」をしたことになる。

・小前提:菅官房長官(№2)は加計の友達ではない。かつ加計学園で役員をしたこともないし報酬を受けたこともない。故に恩義を感じることもなければ加計有利に動く動機もメリットもない

・結論:よって「官邸の最高レベル」は安倍総理(№1)である。ご本人も「萩生田はいつから官邸の最高レベルになったんだ」と否定されております。

(安倍がお友達の加計に獣医学部を不正にプレゼントするために、文科省に開学を急ぐよう圧力をかけたとする内部文書。文書にある「官邸の最高レベル」とは誰かと問題になった。)



●放送されない「魔の2回生大臣」。メディアの忖度

不良品ばかりの自民党2回生議員。不祥事が出るたびに過去の映像を流すが、不思議なことに大臣級の欠陥2回生議員の映像がでてこない。なぜ?
そのような不良品を大臣に据えた総理大臣の任命責任にも考えが及ぶからか?

・丸川環境大臣、年間被ばく量1ミリシーベルトは「何の根拠もない」

(ざんげの値打もない女。 サンデーモーニング 2016.2.14)


・島尻 沖縄・北方相、「歯舞」が読めない

(私は無学な女です  サンデーモーニング 2016.2.14)



●憲法より権力者の解釈が優先する

・磯崎首相補佐官、「法的安定性は関係ない」=好き勝手な法解釈が大事だ

憲法解釈を変更して集団的自衛権行使を可能にする自民党の安保関連法案(戦争法案)が、法的安定性を損なうという批判に対して、磯崎首相補佐官が反論で発した言葉。
注:法的安定性とは、憲法や法律の解釈が権力者によって恣意的に変更されないように守るべき民主主義の基本。

(わが党は法を超えた存在を目指す。 報道ステーション 2015.7.27)



●「モリ」と「カケ」の違い、というより相似性

         「モリ」      「カケ」
舞台回し役   :田村国有地審理室長=萩生田官房副長官
学校建設役   :籠池理事長    =加計理事長
昭恵・名誉職就任:瑞穂の国記念小学院=御影インターナショナルこども園     
暗躍地方行政長 :松井大阪府知事  =菅・今治市長、加戸・前愛媛県知事
建設設計業者  :維新関連業者   =加計関連業者、自民議員関連業者、今治市長関連業者
バラマキ国公富 :8億円値引土地、補助金=約100億円の無償譲渡土地と建設費、特区支援利子補給金(?)
要、証人喚問予定:晋三、昭恵、財務省・国交省関係者、松井ほか大阪府市関係者
=晋三、昭恵、萩生田、加計、総理府関係者、下村議員夫妻、松野大臣ほか文科省関係者、
諮問会議メンバー、今治市長ほか市行政関係者、そして前川・元事務次官

不正・腐敗に関与したと疑われる政官関係者の驚くほどの数の人たち、国公富の収奪額の大きさ、明々白々の不正・腐敗の証拠類。こう俯瞰すると日本憲政史上、最大の疑獄事件。これを検察・司法が見逃せば世界中の笑いものになる

「ごめんなさい。見逃しちゃいました」(検察)。


●裏の仕事師の使い分け 

・荻生田副長官:任務および役割

全省庁の官僚をコントロールし、総理の私物化PJの完遂を実施させること。
職権付与のため内閣人事局の局長に任命する。上級幹部官僚の人事全権を授ける。
言うまでもないが、逆らう官僚は左遷、言う通りに動いた官僚は栄転させること。

また戦略特区推進のこの裏の仕掛けがバレないようにするため、貴職は戦略特区諮問会議メンバーには所属しないこととする。要は、表の諮問会議は単なる追認の場とする。


・和泉総理補佐官:任務および役割

逆らう上級幹部官僚をピンポイントで説得、懐柔すること。
それが困難な場合は、「閣下のお言葉である」と直接下命してもよい。要は、貴職は朕(もちろん「官邸の最高レベル」の人)の口となれ。


●言っていることと行動がアベコベ(abekobe=安倍神戸

神戸のホテルでの講演会(2017.6.24)で、加計疑惑について「一点の曇りもない」と全面否定したうえで、加計のために今治の特区指定をしておきながら、不正が発覚し始めるとなんとこんどは「全国に2校でも3校でも新設を認める」と特区指定制度をチャラにするような発言を行った。
その場その場の雰囲気で嘘を簡単に吐く。明るく嘘をつく安倍。陰険に嘘を模糊する岸田。




汚染水の海洋放出問題 第5部 恐れながら高橋先生の揚げ足をとる

2023-09-09 17:06:24 | 社会
●記者会見で、岸田に「(李強首相に)即時禁輸撤回を求めたのか?」と質問したら、はぐらかして答えない。ヘタレだからなあ。面と向かっては言えなかったのだろう

高橋先生のご高説の揚げ足を取る前に、昨日(2023.9.6)のASEAN首脳会議で気になった報道について、少し寄り道をしてみよう。

日本の一方的な汚染水海洋放出で確執を続ける日中。そのような最中、日中の首脳、岸田と中国の李強首相とが初めて対面できる舞台ができた。ASEAN首脳会議。「メディアの目を避けて岸田と李強首相が立ち話をした」という。そして詳しい内容は明らかにされてませんが、岸田側(おそらく外務省側の用意されたプレス向けコメント)からは、

「建設的かつ安定的な日中関係を構築することが重要だ」
「処理水についての考えも改めて説明した」
という。

だが、その後、岸田の記者会見で、記者から重要な質問が投げられた。
記者「水産業者さんが気になっていることは、禁輸の即時撤回を求められたかどうか、ですが

「もちろん申し上げました」と回答すると思ったら、返ってきた答えは、
日本の立場を申し上げた」とこわばった堅い表情で切り捨てた。食い下がる記者が畳みかけて訊いた。
おっしゃれないのはどういう理由でしょうか?

(肝っ玉がないヘタレ男。 報道ステーション2023.9.6)


するといら立った岸田は持っているファイルブックで会見卓をトントンと叩きながら、
「日本の立場を申し上げた。これは今申し上げた通りです」

だが納得できない記者は引き下がらなかった(今時珍しく根性のある記者だ。たぶん後で降ろされるかも)
「禁輸撤回を求めたというお言葉がなかった。それも包括されているということか?」

岸田は不愉快な表情をあらわにして、吐き捨てるような口調で、
「日本の立場を説明いたしました。日本の立場は再三申し上げているとおりであります」

首相官邸HPに立ち話の経緯と内容について掲載されているが、「処理水の我国の基本的立場を説明」とだけだ。
やはり記者の質問にまともに答えず、はぐらかしたということは、やはり言えなかったのだ。

また李強首相側の立ち話の内容も発表されているが、
「禁輸を即時撤回していただきたい」と岸田が要求した気配はない。

だがゴミ売り系のTVやニュース記事では、「岸田が禁輸撤回を求めたが」という誤解を誘導する表現報道があった。
大体、こんな時だけ「中国との仲を取り持ってちょうだい」と冷遇した二階に泣きついていく気概もない対抗策もない腑抜け男を、恥ずかしくもなく支えようとするもんだ。間違いは間違いと報道しないと岸田はもっととんでもないことをしでかすぞ。


●恐れながら、高橋先生のご高説、間違いだらけです

9月4日、「トリチウムの生体濃縮の危険性」について書き込みした社会学者の宮台真司氏を、「生体濃縮はしないことは専門的に示されている」、「ド文の社会学者だからな」とバッサリ切り捨てた、とする記事が目に入った。

また9月6日には、サンデーモーニングでジャーナリストの松原耕二氏が語った「デブリに触れた処理水は、普通の原発の水とは違う」と発言したことに嚙みついて、「基本化学知識がないことがバレた」、「単なるド文だからなあ」と「失笑し」、「ぶった切った」という記事が出た。まるで松原氏らの書き込みや説明が非科学的であることを、高橋先生が痛快に論破したような論調だ。

デイリースポーツ2023.9.6)


興味深い内容なので、調べてみよう。

まずwikiで高橋先生の略歴から。

東大出身、経済学者。数々の有名な世界的研究機関に所属。・・さすが立派な経歴でいらっしゃる。自民や維新の学術的顧問のようなこともされている。大したもんだ。
えっ!窃盗容疑で東洋大学から懲戒処分!
風呂屋で鍵のかかっていないロッカーから現金5万円、高級腕時計を盗んだ疑い
、か。Wikiに載るぐらいだからなあ。
先生も人間、出来心。お金に困っていたのかな?でも普通ならこの時点で学者としての社会的生命は終わるはずだが、今もTVにNETに顔を出して活躍されている。前向きなんだ、先生は。尊敬してしまう。
まあ高橋先生の概要は了解した。


Youtubeに今回話題になったNET動画「高橋洋一チャンネル」を発見。

●「ALPSでは検出できるやつは全部除去している」 ではトリチウムや炭素14は検出できるけどなぜ除去しないのでしょう?

「日立の(ALPS)は凄いんだ。(デブリに触れて)色んな核種が出るのは間違いない。でもALPAはそれを全部除去する。それで62種除去する。そういうと62種しか除去しないだろうという。(鼻で笑いながら)他のは検出できない。だから検出できるやつは全部除去しているわけ。出てくる核種は全部除去しているから、他のは検出できないし、何だったらこのデータはどこでもあるよ。」
「(人によっては)デブリに触れたから未知のもの(放射性物質)が出てくる。(バカにしたような口調で)教えてくれよって話。(大笑い)。ここまできたらホラーでしかない」


恐れながら矛盾と間違いだらけです。先生。

・検出できても除去していないものがあること。例えばトリチウム、炭素14。

・ホラーではなく、除去しない核種がある。それらはそのまま海に投棄されている

 
原子力規制委員がNETで公開している参考資料がある。「参考A ALPS除去対象核種選定の考え方
この参考資料Aの中の頁「参考A-3」に記述されているフローチャートの部分が下図である。


ALPSで処理されないで、海にそのまま投棄されている核種が存在するのである。ホラーではありません、先生


●「高度な反論の仕方:生体濃縮するなら簡単に高純度のトリチウムがとれるでしょう。なら核融合の財源ができるということ。画期的な発明だね、と反論すればいい(だからトリチウムは生体濃縮しない)」。
先生は消化の仕組みをご存じないのでは?これが高度な反論ですか


舞台回し役の質問者「(笑いながら)宮台さんのトリチウムが生体濃縮するという」
高橋先生「いやー、あれも傑作だったな。ド文の人ってどうやって反論するか知らないのね。・・トリチウムが濃縮するなら、そこら辺の魚を取ってくれば、凄く高純度のトリチウムがとれるということでしょ。そうしたら核融合の財源簡単にできる。(皮肉っぽく)「画期的な発明だよ!」と言ってあげればいい」
舞台回し役の質問者「(感心したような声で)あー(なるほど)」
高橋先生「でもこれは高度な反論の仕方だから」


恐れながら、先生は消化の仕組みをご存じないのでは?



食物連鎖で上位捕食者が下位捕食者を消化する場合も仕組みは同じである。消化酵素で低分子まで分解して吸収するのである。
下位から上位へ、そして頂点捕食者の人間へと生体濃縮される。

だが消化酵素で、トリチウムという元素レベルまで選択して分解分離し、一か所に濃縮するという消化の新科学的知見は聞いたことも見たこともない。
そのような仕組み、消化酵素があるなら、それこそ、先生、大発見じゃないですか!
失礼ながら、先生は「ウラン濃縮」=「生体濃縮」という語尾だけを引っかけて、付和雷同する「だから処理水は安全」派の方たちを、「科学的」と称して誤誘導しようとお見かけいたしますが?

筆者も物理を少しかじっただけの「ド物」のものですから、失礼をお許しください。


●「みんな科学に弱いんだな。トリチウムは基本的な性質って水に似てる。だから(体内に)溜まらない。水俣病は金属だから溜まる」
先生、トリチウムは水とは全く似ていません。性質は水素です。タンパク質やDNAは「水素結合」で繋がっていて、トリチウムも同じ作用をします。だから水の形態のトリチウム水FWT(自由水型トリチウム)、有機化合物内のOBT(有機結合型トリチウム)が問題になっています。この2つは体内での挙動が違います


「(自分以外の人を小馬鹿にしたような口調で)みんな科学に弱いんだなあ。トリチウムは基本的な性質って水に似てるから、だから、水に似ているから、(体内に)溜まんないだよ。水に似ているやつは溜まらなくて、生物的半減期という言い方があってね、体内にどの位留まるか、どのくらいで出ていくかがわかるわけ。・・水俣病は金属だから溜まるんだよ。・・基本化学知識がないというのはバレるんだよな。・・どうしてド文の人は、もうちょっと中学、高校とで勉強しないとダメだと思うよ」


「トリチウムは水に似ている」というお言葉から、恐れながら先生はFWTとOBTをご存じないか、あるいは区別ができないのではと、少々心配です。

先生のお言葉に逆らうようですが、次のような資料があります。
筆者の記事に何度も引用されているもので、10年ほど前(2013.12.25)に政府の「トリチウム水タスクフォース」が設置され、東電、JAEAなどの関係機関とが会合した際に、トリチウムについての情報共有のため、説明配布された資料のようです。その中には、米SRNL(サバンナリバー国立研究所)等を訪問した際の資料と思われる英語資料も添付されています。SNRLはご承知のように米核施設の1つで、水爆用のトリチウム製造を行っています。資料の中には、トリチウム分離抽出設備らしき資料も存在します。まだNETに残っているので、どなたでも閲覧できます。もちろん高橋先生でも。後学のため、ご高覧いただければと老婆心ながら出しゃばったことをして失礼をお許しください。

資料「参考資料1 トリチウムの物性等について」2013.12.25 JAEA 山西敏彦
の中の「参考資料4 トリチウムの水産物への影響評価について」2014.2.7 (独)水産総合研究センター 森田貴己」の資料2頁目に、タイトル「放射性セシウムとトリチウムの比較」があります。


ご覧のように海底海鮮類、特に軟体類、海藻類の半減期に注目するとOBTは体内に長くとどまることが分かる。
例えば、軟体類ではOBTの生物的半減期はmaxで190日。
「なんだ、半年ちょっとじゃないか」と即断するなかれ。半減期だからこれを10倍した「1900日」くらいで影響が軽視できると判断すべき。

半減期だから1/2になるのが190日。そのまた半分の1/4になるのが380日(190日×2)。1/8、1/16、・・1/1024。
つまり1024分の1と、ほぼ影響がなくなるとみられるのは、1/2の10乗で、「1900日」である。5.2年もかかるのである。その間にDNAに結合したトリチウムが崩壊して、β線による損傷、分子崩壊(トリチウムがヘリウムに壊変するから)によるダメージを修復できなければ、トリチウム研究でよく知られている染色体異常により、脳腫瘍、ダウン症、白血病、新生児死亡率増加といった悪影響が出てくる。

海産魚類の半減期は掲示されていないが、資料の注釈にあるように、淡水魚より1日最大体重の20%を飲水するので、トリチウム汚染は深刻になると推定される。乱暴な推計をすると、淡水魚のOBTの半減期max8日の20%増し、「9.6日」が海産魚類の半減期とみなすことができる。これは取り込んだFWTからの移行分だけであるので、上記注釈にあるように、食物連鎖でOBTを直接取り込んだ場合は、「見かけの濃縮係数」が非常に高くなると表記されている。


●「汚染水」、「処理水は危険」と言うだけで、寄ってたかって袋叩きにする仕組みができつつある

ボンクラ大臣の野村農水大臣が処理水のことを「汚染水」と失言したことで、何度も謝罪と撤回の釈明を繰り返した。自民党内だけにとどまらず野党からも非難ごうごうで袋叩き状態。すかさず中国の「真実の言葉だ」と言われ面目なし。

マスゴミTVからは、政治家による「食べて応援」パフォーマンスが流れ、庶民もそれに倣って日本全国の企業の食堂や学校給食でも「食べて応援」をしようという空気が充満し始めた。「処理水は安全」国策強制運動。令和の大政翼賛会発動だ。

岸田の間違いを正当化するために、日本人全員を被ばくさせるつもりか?一億総玉砕せよ!ごめんだね。岸田が海洋放出止めます、と言えばすべてが治まる。漁業者も助かる。無駄な予備費も使わなくて済む。

危険な暴走をする岸田には早く辞めてもらいたい。辞めないなら物価高、燃料費高騰をなんとかしろ。いつまで異次元の金融緩和を続けるつもりだ。マイナ保険証を強制するな。

ジャニーズ事務所事件ではメディアの沈黙が指摘され、どこの局もしおらしく「メディアの責任を感じる」と口先ではいうが、本心とは思えない。「海洋放出事件」では、「日本の言うことを信じない中国が悪い」の大合唱。国民総被ばくの危機を止めようともせず、むしろ国策に加担しようと全マスゴミが歩調を揃える。恐ろしい国になったもんだ。









汚染水の海洋放出問題 第4部 迅速検査はいい加減な検査。スーパー・ヨークベニマルとこの教授は福島の人たちを被ばくさせても平気なのか!

2023-09-03 19:00:57 | 社会
●スーパー・ヨークベニマルが始めた迅速検査。いい加減な検査を科学的と称して福島の消費者を被ばくさせようとしている!

2023年9月1日、報道ステーションで次のような報道があった。 

「今日午前(10時半すぎ)に届いたのは、相馬市で水揚げされた魚。これを研究生の学生が切り身にして電子レンジにかけます。15分間加熱。この水分を測ることで、魚のトリチウム濃度が分るのです

(このような視聴者・消費者を欺くマスゴミTVも無責任。報道ステーション2023.9.1)


このいい加減な検査を「魚体のトリチウム濃度を迅速に確認できる」と誇らしげに語る茨城大の教授。
「目標は港に揚がった魚が出荷まで店頭に並ぶまでに安全を確認したい」

(OBTまで厳密に検査したらこのような短時間検査はとてもできないことを知っているくせに。報道ステーション2023.9.1)


「一方、検査されたものと同じ港で水揚げされたヒラメが、福島市内のスーパーに並んでいました。店頭にあるQRコードを読み込むと、先ほどの検査結果が出てきます。こうして消費者の元に届く前に検査結果を公表していきます」

スーパー・ヨークベニマル南福島店に買い物に来た消費者の感想は、
消費者A「いいんじゃないですか。ちゃんと証明して売っていただければ」
消費者B「安心するための1つの材料となるので、それをみて買う行動をする人も増えると思う」

(魚体の全トリチウムを検査済みと騙される客。報道ステーション2023.9.1)


(こんなデータを科学的と信じたら、・・あなたは被ばくする。報道ステーション2023.9.1)


教授「やはり(消費者が)安心するためには「測って大丈夫だった」というのが一番欲しいと思う。今後はですね、福島県内に測定できる拠点を作って、漁協から店の間で測るということをしたい

この教授はトリチウムの専門家だと番組で紹介された。このようないい加減な検査を流布させて消費者を被ばくさせる危険性があるのに、科学者として、人間として良心の痛みを感じないのだろうか!?
人命・人の健康が関わる重大事。岸田の大間違いの決断・実行を正当化することに加担する人々がいることに戦慄する。

(あなたは人間ですか?日本人ですか? 報道ステーション2023.9.1)


Wikiによると、㈱ヨークベニマルは「福島県を中心に東北南部から関東北部の5県にかけてスーパーマーケットチェーンを展開する日本の企業。セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社」

筆者はヨークベニマルの経営責任者に訊きたい。欺瞞の国策に加担して「放射能被ばく者を増やしたいですか?」

京大原子炉実験所の名誉教授で日本科学技術振興機構(JST)の科学技術振興事業団の理事を務めたこともある斎藤眞弘さん。この方はトリチウムの代謝と環境影響に関する有名な研究者。
斎藤先生の研究論文「トリチウム、水、そして環境(2)」の一節に次のようなOBTの危険性を示す文言がある。

「3.2 OBTがトリチウム人体影響評価において重要な理由

・・OBTはFWT(Free Water Tritium:自由水型トリチウム。筆者は記事内でHTOトリチウム水と読んでいる)よりも長く体内にとどまる。すなわちOBTの生物的半減期はFWTより長い。・・
OBTが注目される第2の理由は・・脳では脂質とタンパク質に、腸では、DNAとタンパク質に長く残留することがわかる・・そのため、DNAに結合したトリチウムは、細胞核の外に存在するトリチウムに較べてより多くの障害をDNAに与えることになる

だからFWTの測定結果だけで、OBTの測定を避けたデータを表示して魚介類を販売するのは、被ばく者を増産する危険性がある。責任がとれるのか?



●JAEAの研究開発論文には、OBTとFWTのトリチウム濃度が併記されている。OBTは原子力ムラ、仲間内だけの秘密なのか

下記は、JAEA(日本原子力研究開発機構)に掲載されている研究開発論文2020-21である。


(FWT、OBT、マスゴミTVには一度も出てこなかった図解。庶民は知らなくてもよい情報なのだ。ニャロメ!)


(データは2015.11.25〜2018.12.18間に福島県沖で採取したヒラメが試料。当論文は2020年発表のもの?か
注:TFWTは組織内自由水のこと。魚体内の水の状態のトリチウムのこと)


この研究開発論文を詳しくプレゼン資料にした時の「まとめ」が下記のこちら。

1kgの試料ではOBTの分析には通常1〜2か月かかるところを2W程度に短縮した」とある。他の放射性核種の測定もそうだが、1時間程度で測定分析できた、というものがあれば疑ってかかったほうがいい。時々「全量検査済み」と称する生産物が出回っているが、透過力のあるγ線核種だろう。α線核種、β線核種は空気中での飛程がごく僅かなので、検出測定は難しい。特殊な装置が必要である。



●報道ステーションも政府広報番組に堕落。自局での調査もせず、政府モニタリング会議のそのまんまのプロパガンダ情報を垂れ流し

この教授、実は10日前の8月22日の報道STでも、次のように紹介されていた。

「消費者が安心するデータはなんなのか?専門家として取り組むのが茨城大学の**教授です。トリチウムを専門とする数少ない研究者の1人で、放出後のモニタリングを担当します(処理水モニタリング会議メンバーの1人)」

「食べて応援」は福島のためにも、日本のためにも、人類のためにもならない。「食べて被ばく拡大」が正しい。

(マスゴミTVは政府の手先となってあなたをあの手この手で被ばくさせようとする。 報道ステーション2023.8.22)






汚染水の海洋放出問題 第3部 希釈しても放射性物質が消えることもないし、無害化することもない。食物連鎖に組み込まれ生物濃縮して人間に跳ね返ってくる。1993年、放射性廃棄物の海洋投棄が全面禁止された。

2023-09-01 20:31:06 | 社会
●海洋投棄が人類絶滅を加速する犯罪だということがまだ理解できないようだ!度し難い日本人がいる! 

「処理水」と称する放射性汚染水を流し始めて1週間がたった。
海洋放出は止めるべきだというTVは1局もない。「濃度は今日の測定でも基準値以下でした」、「放出反対の中国は政治カードで利用している」、「福島の皆さんを支援しよう」、「科学的根拠に基づかない理不尽な中国の全面禁輸措置をWTOに提訴すべきだ」等々。

WTOに提訴?面白い。やってみるがいい。
「処理水は安全」という政府のプロパガンダをマスゴミTVでガンガン流したおかげで鵜呑みにしたバカが大量生産できた。
ALPSは完璧な除去システム? ということが証明されるだろう。
多数の放射性物質を完璧に除去できるシステムがあるなら、なぜ六ケ所村の再処理工場で使わないのか?1993年から30年間トラブル続きで稼働せず、仏に再処理を依頼し続けているのはなぜだ?いまだに世界中の原発で放射性のヨウ素、セシウム、コバルト、クリプトンなどが垂れ流されているのはなぜか?

きっとALPSはコストパフォーマンスに優れた素晴らしい多核種除去システムに違いない。

筆者は逆に聞きたい。マスゴミTVで「処理水は科学的にも安全」と主張するコメンテーターや芸人は科学的根拠を説明できるのか?データがあるのか?いつどこで知ったのか?

資源エネルギー庁の基準

水中濃度限度
放出口における濃度の水を、生まれてから70才になるまで毎日約2ℓ飲み続けた場合に、平均の線量が1年あたり1ミリシーベルトに達する濃度。

大気中濃度限度
敷地境界(原発と一般地の境界)における濃度の大気を、生まれてから70才になるまで毎日吸い続けた場合に、平均の線量が1年あたり1ミリシーベルトに達する濃度。

トリチウム濃度
水中では6万ベクレル/リットル、大気中では5ベクレル/リットル。

これ以外の基準をマスゴミTVの出演者は知っていてコメントしているのか?
東電がたれ流す「今日も基準値以下」というモヤッとした断片情報を鵜呑みにして科学的といっているのではないか?

この基準はICRPなどの国際原子力ムラが定めた都合のよい基準で、しかも放射性物質の内部被ばくについての体内影響は認めていない。だから「放射能水を長年飲み続けた場合」といった、ぶっ飛んだような文言が平然と基準として出てくるのだ。

放射性物質の海洋投棄は、世界中の人々の反対運動によって1993年にようやく全面禁止された

それ以上海洋投棄を続ければ、海洋が放射能の海となり、人類存続が真剣に危ぶまれる事態となることを恐れたからだ。

厳然たる科学的事実は

大海で希釈されても、放射性物質が消えるわけでも、無害化されるわけでもない。ただ海洋生物圏の食物連鎖に組み込まれ続けるだけである

そして海洋生物圏の食物連鎖の頂点にいる人間に、放射性物質が濃縮されていくことになる。自業自得。因果応報。

(放射性物質の海洋投棄で、海洋生物による食物連鎖を経て人間に生物濃縮される図)


近年漁獲した魚の体内からプラスチック片やゴミ類が出てくることが常態化してきているが、これは海洋汚染の深刻さを物語るものである。
まさか、魚は賢いから放射性物質だけは見分けて体内には取り込まないと言わないでね。安全神話を信奉する食べて応援したい無知な方々。

(LOOK静岡朝日TV)



●ほとんど見かけなくなった放射能汚染・被ばく報道。福島の甲状腺がんの増加もほとんど報道されない。 

安倍・菅・岸田と続いたこの10年間で、日本のTVは腐敗し、正真正銘のマスゴミになった。
政権が気に入らないキャスターは降ろされ、中立的な立場から意見を言う専門家や政府に辛口批判をするコメンテーターは駆逐された。代わりに、局が指示する無責任なセリフを口走るお笑い芸人やジャリタレント、露骨に政府擁護する専門家やコメンテーター(誰とは言わないが)が顔を並べ、政府プロパガンダを誘導するようになった。危ない兆候だ。いつか来た道。

2011年5月18日、世界最悪の福島原発事故から2か月後。事故の衝撃が日本中・世界中を覆っていた頃。NHKにもジャーナリズムの良心が残っていた頃。

BS世界のドキュメンタリー 放射性廃棄物はどこへ」が放映された。

(NHK「BS世界のドキュメンタリー 放射性廃棄物はどこへ」2011.5.16放送)


1945年、核兵器を手にいれた核大国(米、英、ソ、仏、中国)が狂ったように競って世界各地、特に広大な太平洋地域の大気圏内外、地上で核実験を繰り返した。それによって放射性物質「死の灰」が世界中の大気に充満した。

日本では核実験前、元気な5〜9才男子のがん死亡率はほとんど気にすることもなかったのに、核実験後には恐ろしいほどの増加率を示し社会問題となった。

(NET動画「放射能はいらない 食品汚染と生体濃縮」 )


世界中から高まる核実験禁止、核兵器廃止の声。核兵器を手放したくない核大国。危機感を募らせたアイゼンハワー大統領がいいアイデアを思い付いた。1953年、「原子力の平和利用」を提案。原子力発電所、原子力船、原子力飛行機、原子力自動車等々。

「アメリカのポチ」、日本は翌年1954年からすぐさま日本への原発導入に動き出した。
こうして原子力の平和利用の裏側で、核兵器用の核燃料生産・研究・開発も安心して存続することとなった。
だが綺麗ごとを口にするアメリカは、1954年ビキニ環礁で水爆実験を行い、近海で操業していた日本の第五福竜丸などが大量の死の灰を浴び、犠牲者が出たため日本中が大騒ぎになった。再び反核運動が盛んになった。
また反核逸らしのスピン策を案出することになり、1957年、アメリカ主導で国際原子力機関、IAEAが設立された

蛇足だが、この時第五福竜丸事件で日本中で有名になった「原爆マグロ」(厳密に言えば水爆マグロ)、死の灰を浴びたマグロ2トンが今も築地市場の地下2mに眠っている。

核実験は減ったが、増え続ける使用済み核燃料や放射性廃棄物


●安上がりな放射性廃棄物の海洋投棄は1993年、完全禁止となった。 

核保有国や原発を持つ国が、海洋を「世界最大のゴミ捨て場」として、約50年間で放射性廃棄物10万トン以上を海洋投棄してきた。米、ソ、英、スイス、仏、独、日本、豪。
英が一番多く、全体の80%占めていて、海を持たないスイスが2番目に多かった。

(放射性廃棄物を詰めたドラム缶を次々と海洋投棄する場面。NHK「BS世界のドキュメンタリー 放射性廃棄物はどこへ」2011.5.16放送)


しかし海洋投棄に反対するグリンピースなどが、このまま海洋投棄が続けば海洋汚染が深刻になり人類の存続をも脅かすとして国際世論を動かし、1972年ロンドン条約を採択した。日本は翌1973年に署名し、1980年に批准した。現在(2023.8)92か国が批准している。

1975年、ロンドン条約が発効され、高レベル放射性廃棄物は海洋投棄が禁止され、低レベル放射性廃棄物はIAEAによる事前の投棄許可の発出によって可能とされた。

1993年、すべての放射性廃棄物の海洋投棄が禁止された

1996年、ロンドン条約をさらに厳格に規制したロンドン議定書が採択された。全ての放射性廃棄物の海洋投棄の禁止が規定されているが、日本は批准を避けた

(NHK「BS世界のドキュメンタリー 放射性廃棄物はどこへ」2011.5.16放送)