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ウクライナ危機PARTⅥ ロシア軍の対生物化学兵器の除染方式は「高温焼却」。攻囲されたマリウポリなどで使われたら証拠保全はできないだろう

2022-03-30 20:08:43 | 軍事
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概要は↓

ディスカバリーCH「徹底検証!ロシア軍の秘密 核科学部隊」から

(N:Nuclear核、B:Biologial生物、C:Chemical化学)

表題のテーマと関係ないが、バイデン大統領が「この男は権力の座に居続けてはならない」と発言したことに、世界中で賛否の声が渦巻いている。筆者は「バイデン大統領、素晴らしい!」と思う派だ。
確かに米大統領としては不適切な発言かもしれないが、多くの人は「よくぞ言ってくれた!」と思う人が多いのではないか。特にウクライナの人々は自分たちのプーチンへの怒りの声を代弁してくれた、と喜んでいると思う。
「原稿になかった発言だ」と些細なことを挙げてしたり顔で非難するひともいるが、それがどうした。
「ロシアを強く非難する」、「ウクライナと共にある」と口では言いながら、21億円ものロシアへの経済援助予算を修正しない2枚舌のどこかの国の首相よりよほど立派である。21億円がウクライナ攻撃の戦費に使われたら、大量虐殺に間接的に加担したことになる。そのような税金の使い方はしてほしくない。

●「細菌も有害物質も一気に焼き尽くす」この除染方式がロシア軍NBC部隊のやり方

生物兵器や化学兵器で敵を制圧しても、汚染された地域になってしまって進軍・侵入できなければ完全勝利とはいえない。除染して無毒化しなければ占領できない。そこで生物も有害物質も高温で焼き尽くせば短期間で無毒化できると気が付いた。
火炎放射器。小型で効率的な火炎放射器の開発。燃料気化爆弾の進化版、サーモバリック爆弾が登場した。


●ロシア軍NBC部隊の火炎放射武器と装備・兵器

<LPO火炎放射器 歩兵隊用軽量モデル>


<MPO-A火炎放射器 コードネーム“Borodach”ひげ男>


<PRO PDM-A火炎放射器 コードネーム“Prize”賞金>


<NBC火炎放射器分隊>


<特殊RHM化学調査用装甲偵察車>


<AMS-701システム除染車>


<重火炎放射器システム TOS-1A 多連装ロケットランチャー>


<サーモバリック爆薬・ロケット弾の爆発の仕組みと効果>



●化学兵器を使って制圧し、すぐに除染と称して焼き払う。証拠は残らない。欧米は化学兵器使用を証明できない

ウクライナ南東部とクリミヤを結ぶ回廊の拠点、マリウポリ。ロシア軍は早く制圧占領したいが、アゾフ連隊の頑強な抵抗でなかなか落ちない。いらだつプーチンとしては、NBCの大量破壊兵器を使ってでも手っ取り早く落としたいところだろう。

<短編小説「プーチンの逡巡と決断」>




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