エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

魚にまつわる不思議な話

2011年01月09日 09時44分01秒 | エ・ビ・スの生物多様性
世界有数の水産国日本。
でも、魚を食べなくなってきてます。
かたや生物多様性の観点から、
漁獲を制限する動きが活発。
魚はもっと食べたほうがいいのか?
それとも食べないほうが自然に対していいこと?

消費者が魚離れをしたら、
当然漁獲量は減るわけで、
普通に考えれば生物多様性的にもいいはず。

でもここでエコロジーvsエコノミーの構図が
でてきます。
漁業関係者は困る。
食糧自給率の問題も・・・

日本の海産物の水揚げは、415万トン。
10年前と比べると35%減。
資源が減っているのが原因。
日本の各地で、
乱獲によって減ってしまった資源を増やすために、
漁獲制限や
個別漁獲割り当て=IQ方式を採用して、
持続可能な漁業に転換する動きが出ています。

かたや・・・
ふぐ料理チェーンの関門海は、
ふぐをハワイに輸出する量を増やしたり、
北海道がサンマをベトナムに輸出したり、
愛知県では、養殖のハマチやタイを中国に売ったり。

魚の種類によって違う!といってしまえばそれまでですが、
どうも納得できないのです・・・・

漁獲量が減っているのに、
国内で消費が伸びないから海外に輸出する・・・

どうなっちゃってるんでしょう・・・日本の海・・・


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