エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

環境省重点施策ブリーフィングin近畿に参加した。(1)

2007年01月18日 09時12分52秒 | エ・ビ・ス見聞録 環境省
1月17日、大阪で環境省重点施策ブリーフィングin近畿が開催されました。
これは平成19年度に環境省が力を入れる施策と予算の説明会です。
昨年末に政府の予算が決まったので、
全国を説明にまわっているわけです。
説明いただいたのは環境省 大臣官房 政策評価広報課の課長で、
90分の説明と45分の質疑応答でした。
小泉首相から安部首相に、小池大臣から若林大臣に変わって、
環境問題を政府はどのように考えているのか?
今回始めての参加なので、比較は無理ですが、楽しみにしていきました。
平日の昼間にやるんだから、普通は参加できませんよね。

会場は満席。
高年齢の方がさすがに多かったのですが、けっこう若い方のいる。
NPO、NGOの方もいるのでしょうが、
関心の高い内容なのでしょう。

肝心なその内容ですが、
細かい所は追々報告していきますが、
本日はそのさわりを少し。

平成19年の環境省の重点施策は6つ
1.京都議定書第一約束期間に向けた
         地球温暖化対策の加速等
2.「アジア環境行動パートナーシップ構想」の具体化を初め、
         世界各地域との連携を視野に入れた地球環境の保全
3.「もったいない」の心を踏まえた3Rの推進と不法投棄対策
4.環境・経済・社会の統合的向上に向けた基盤づくり等
5.生物多様性の保全と自然との共生の推進
6.安全・安心・快適な生活環境の保全

まず印象から。
地球温暖化が一番になってますが、賛否両論ある「京都議定書」が
根底になっている。政府の施策だから、まぁいいでしょう。
2番目にアジア?
経済面でもエリアが近い点でも大事なことだけど、いきなり世界?
それを踏まえてか、3番目に「もったいない」・・・
「もったいない」はワンガリ・マータイの言ったことで、
いくら流行語になっているといっても、施策の中に入れるってのは・・・
4番以降は環境省だけでできることだとは思えません。
国土交通省、農林水産省、厚生労働省や外務省、経済産業省との連携が
不可欠になってくるような気がする。
縦割りを越えて連携できるか?
その上、各地方自治体の思惑も絡むので、大変なことになると思う。
たった1年ですべてができるとは思いませんけど。

環境という切り口は大変広範囲に渡ります。
エ・ビ・スを始めてつくづく思う。
説明に来れれていた広報課の方も、幅広い質問に
「勉強不足」を反省しておられた。
せっかく大阪まで説明にこられているのだから、
しっかりしてよ!と思いました。


「環境」人気ブログランキングはコチラ

banner_02[1].gif


にほんブログ村 環境ブログへ

にほんブログ村 環境ブログへ

by エ・ビ・ス


最新の画像もっと見る

コメントを投稿