エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

コーヒーの残渣からスーパー活性炭

2012年01月06日 11時11分06秒 | エ・ビ・スのゴミと3R
エ・ビ・スは4日から出勤。
挨拶回りも無事済ませ、
久しぶりにドトールのコーヒーを飲みました。
ビジネスモードに切り替わった気分。
ちょっとしたことなのにねぇ。

で、コーヒーの残渣。
年間10万トンが発生し、
その処理費用はトン当たり5000~10000円の
処理費用がかかります。

これまでは、固形燃料として使う
サーマルリサイクルはされてましたが、
燃やして燃料にするのは最後の手段。
それまでに利用できるならしてから燃やす。

ってことで、
静岡県工業技術研究所が活性炭にすることに成功。
これまでのヤシ殻から作るものと比べると
2.5倍の性能。
しかもヤシ殻は海岸でしか作れないので、
供給が追いつかず、価格も高騰してるし、
生態系への影響も。

活性炭は消臭だけじゃなく、
「電気を通す導電性や蓄電性能が高いことから、
 将来的には電気自動車の電池の電極や、
 太陽光パネルの蓄電材料に利用が期待される。」
のだそうで、
エネルギー問題にも寄与できそうです。

コカ・コーラが「ホッカイロ」の原料にしたり
UCCが消臭用に使ってましたが
一層活用が広がりそうです。


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