ヤギのいる駅 西武鉄道池袋線武蔵横手駅

この話を最初に聞いたときに印象は、
「町の中でヤギ飼ってんの？」というものでしたが、
町中じゃなかったんですね・・・
どうも関東は土地勘がなくって、
池袋線の武蔵横手と言われて、町中かと思ったら、
埼玉県日高市にある、１日の乗降客が４００人にも満たない、
小さな駅だったんですね。

この前、鉄道マンのエ・ビ・スの甥っ子と、
「なぜ鉄道の線路は石だらけで、雑草１本生えてないのか？
　線路が芝生化されていると、環境的にも見た目も、
　いいんじゃないか？」
という議論になったことがあります。
甥っ子は
「手入れが大変！その上安全性の問題も！」
と、もっともな意見で、バッサリ切って落とされました・・・

手入れねぇ・・・

この武蔵横手駅で、ヤギを飼っている理由は、
まさに、この手入れの問題！
そら君とみどりちゃんという２頭のヤギがいまして、
彼らは”草刈り”をしているんです。

そら君とみどりちゃんが来るまでは、
農薬はバリバリ撒くわ、草刈り機はガンガン使うわ、
手間もかかるは、環境にも悪いわとんでもなかったようですが、
そら君とみどりちゃんのおかげで、
１７６ｋｇの二酸化炭素排出量を削減してくれます。
これは２Ｌ入りのペットボトルに換算すると４４，６８０本分、
２０Ｌ入りのポリタンクに換算すると４，４６８個分に相当します。
やりますね！！！

しかも、近所の幼稚園の人気者。
そっちのほうが重要な気がする・・・

これからは、こういう個性的な駅作りがとっても大事になってきますね。


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by　エ・ビ・ス