CO2排出量・削減量の見える世界初のエアコン「三菱電機 霧ヶ峰」

近年省エネに対する関心が高まる中、CO2削減に向けた国民運動である
「チームマイナス6％」の行動指針では、温度調整などの
「使い方による省エネ」を推奨しており、消費者にも省エネに適した生活が
求められている。

その為電化製品にもより高い省エネ性の達成が必需だ。
中でもエアコンは特に消費電力が大きくより高い省エネ機能が
求められている。
その為各社とも、技術を競って省エネ対応のエアコンを
発売している。

そんな中2008年10月に三菱電機が発売を開始する
エアコン新製品「ZWシリーズ」通称「霧ヶ峰ムーブアイ」に
注目が集まっている。

このエアコンは、省エネ対応は勿論のこと、CO2排出量・削減量を
エアコン室内機に表示するという世界初のエアコンだ。

「ZWシリーズ」では床や壁，人の温度を検知するセンサー機能の向上を図り，
同機能を搭載していない場合に比べた省エネ度をイラストやCO2の削減量，
電気代の削減量などで示す。
又1カ月当たりのCO2排出量なども表示できる

他の機能としては、床温度や人の居場所、活動量だけでなく、
カーテンや扉の開け閉めなどでおきる部屋の温度変化も認識して、
部屋に適した空調を自動で行う「ムーブアイFit」も搭載している。

又一人ひとりの体感温度の違いを考慮し、最適な風向や温度に
自動で調整するので、高い快適性を実現しながらムダなく空調するため
最大65％(年間平均40％)の省エネを図ることができる。

さらに、ムーブアイFitの「保湿風よけ」は人の居場所を考慮して、
気流が顔に直接当たる等の不快感を防ぎ、肌の乾燥も抑制する。

省エネに関する表示を行うと10～15％の省エネ効果が得られると
言われており三菱電機では、新商品は高い省エネ性能と
運転によるCO2排出量・削減量や効果が目で確認できるため、
家族みんなで地球環境に貢献できる製品としている。

因みに価格はオープンだが，想定価格は冷房能力2.2kWタイプで
19万8000円，7.1kWタイプで32万8000円程度。

こういった製品が出来たとなれば、そのうち、電化製品だけでなく、
車など含めて多くの製品にCO2排出量・削減量を表示する事が
当たり前になるかも知れない。

しかし、電化製品は年々進化していくので、いつ買い換えれば良いのか
結構タイミングに迷うんだなあ。


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by　エ・ビ・ス