エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

蛍光管からグラスへ e-glass

2009年09月30日 12時24分13秒 | エ・ビ・スのゴミと3R
白熱電球から蛍光管へ。
電気の使用量を考えると、もう白熱電球は使えません。
でも時代は蛍光管からLEDへ、に変わってきています。
使用電力はもちろん、耐久性を考えても、
LEDの時代です。

さて新しいLEDの”明かり”の時代になるのは大歓迎ですが、
その影で、白熱電球や蛍光管が大量に廃棄されることになります。
それでなくとも年間4億本の蛍光管が捨てられています。
そのうちなんと85%が埋め立てられているのをご存知ですか?

蛍光管って水銀が使われているので、
リサイクルが難しいんですよね。
だからといって埋め立てられると、土壌汚染が問題です。

その問題を解決したのが、松徳硝子さん。
完全水銀無害化処理された再生ガラスを使っています。

さらに新製品として、
かつて電球の球を吹いた伝統技術を使った「うすはり」グラスという商品もあります。
このe-glassうすはりタイプ。
リサイクルガラス独特の気泡とか色をそのまま生かしたデザイン。
厚さは1ミリ以下という軽さをあわせもっています。

この商品は日本初のエコマーク認定グラス。
ガラスはもともとリサイクル可能な素材なので、
エコな商品ではありますが、
そこでエコマークを取得できるってのはエライですね。

さて4億本の廃棄蛍光管。
すべてがリサイクルされるのは大変なことです。
消費者がe-glassをどんどん買っても追いつかないでしょうねぇ。
もっといろいろ考えないといけません。


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