エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

京都市バイオディーゼル燃料の課題 新エネルギー利用交流セミナー(14)

2007年02月19日 08時36分05秒 | バイオマスについて
市民から使用済みの食用油を集める・・・
大変な努力です。
だって、いちいち回収拠点に持っていくのがメンドクサイ。
大阪だったら集まりにくいだろうなぁ。
年々住民が高齢化して油モノを食べなくなるし、
食べるとしてもスーパーで買って来てしまう。
課題はいろいろあるようです。

バイオマス燃料は、バイオディーゼル燃料だけではありません。
国際観光都市・京都の外食産業からでる生ゴミ。
これに家庭用の生ゴミを足して、バイオガス化施設をつくる。(平成25年竣工)
寺社仏閣の施設内の樹木の剪定枝、北山杉などの間伐材など
木質系バイオマスの利用。
京都は森林が多いですから。
バイオディーゼル燃料を作ったときにでる、廃グリセリンもガスにする。
家庭用油はバイオディーゼル燃料にできるのが、たった9%。
事業所の油で50%。
残りは焼却処分しているそうで・・・
来年ぐらいからガス化できると言ってたと思います。

現在はバイオディーゼル燃料の規格がないそうで、
このままでは品質の悪い燃料が出回る可能性がある。
国の品質確保法が遅れているのが原因です。
できても軽油に5%混ぜて使う、バイオディーゼル燃料混合軽油の規格だそうで、
遅いんだなぁ。
100%バイオディーゼルでも問題ないのに。

とはいっても、車が壊れるのは困るので技術者や専用車両も必要ですね。
ヨーロッパでは、車両保証があるんだって。

税制の優遇措置とかがあると、
普及は加速するでしょうし。

これも電気と同じ経済産業省管轄か・・・


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