エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

同窓会の前にちょこっと里山・瀞台(273m)

2019年04月02日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
通行止め解除・・・再訪 瀞 台 (273m)
■ 山 行 日    2019年3月30日(土)   日帰り
■ コ ー ス     名水コース~瀞 台~名水コース登山口P
■ メ ン バ ー     夫婦登山 №10
■ 登 山 形 態      登山道(遊歩道) 長靴
■ 地 形 図     1/25000地形図  「南長沼」「三川」「栗山」
■ 三角点・点名    一等三角点  点名「ウマオイヤマ」
■ コースタイム    登り 1時間  下り 45分
<登り>
09:50  登山口F(馬追名水)出発
10:50  瀞台 (273m)

<下り>
11:15  下山開始
12:00  登山口F


★ 気になっていた里山・・・
馬追丘陵の遊歩道は、昨年9月の台風以降、倒木処理と伐採(間伐)作業のため
2月末まで通行止めになっていた。3月に規制解除(一部区間はまだ通行止め)と
なったが、唯一登れた「長官山」も長沼スキー場コースのみ登行が可能で、温泉
コースと墓地コースは今どうなっているのか?まだ未確認だ。

今日は、午後から「夫婦で同窓会」に出席する予定だが、朝から天気が良いので
午前中で行ける里山・馬追丘陵の「瀞台」まで行って見る事にした。



馬追名水(F)~瀞台コースを歩く予定 全長2800m


馬追名水(F)コース登山口に建てられた看板

★ 台風被害と言うよりも・・・
自宅から車で30分の手軽さは、歩いて30分の「安平山」と同じでちょっとし
た時間で登れる私たちの「里山」認定の遊び場だ。
昨年9月の台風以降、通行止めとなってから久しぶりの再訪となってしまったが
通行止めの理由が、台風による風倒木ではなく森林の「間伐作業のため」だった
と歩いて見て改めて認識した。

まだ残雪ある遊歩道に一歩踏み出し、歩き慣れた道なのにふと違和感を感じた。
それは、樹間が広く樹林帯が非常に明るく感じたせいなのかも知れないが・・。
低い草木はまだ雪の下なので見通しが良く木が減ってしまったのか?と勘違いし
そうな雰囲気だった。歩いていても陽が差して気持ち良く「散歩日和」の馬追丘
陵と言えよう。

遊歩道には多くの人が踏み固めたトレースがあり、一部は雪解けで土や草も顔を
出していた。少し歩くと道路脇に「福寿草」が咲き春の訪れを告げていた。

遊歩道に傾いた倒木も何本かあって「危険」と感じる場所はあるもののそれが原
因の通行止めではなかったのだと後で分かった。



春近しも残雪の遊歩道・・・


3月末も春の訪れを示す「福寿草」が心を癒してくれる・・・




日当たりの良い場所では、大輪の花を咲かせて春をアピールしているようだった・・・


日の当たる南斜面は雪解けが進み、笹原が目立つ・・・

★ 大間伐地帯・・・
何度も歩いている馬追丘陵地帯ではあるが、樹林帯の一部は植樹された人工樹林
帯である。
年月を経てその樹間にも木が育ち密集化した樹林帯だったが、ものの見事に間伐
され、きれいに整理されていた。切られた木もすべて運ばれてすっきりした樹林
となり、残った木に太陽の陽が当たって気持ち良さそうに見えた。

ここは間伐だが、自宅周辺の森では完全に木が無くなる程の伐採が行われ、まる
で坊主山と言える丘になったところもあり、それが気になってしょうがない。

普段手を掛けない林道もこうした作業を伴うと伐採した木を運ぶための新たな林
道を作り、林道の除雪も大型機械を入れて簡単に整備してしまう・・・
これが良いのか悪いのか・・・木を育てるための間伐なら言う事ないが、自然を
破壊するような伐採なら注視して意見も言わざる負えないかも知れない。



間伐された樹林、すっきりした空間に太陽の陽を浴びて気持ち良さそうだった

★ ちょっと安心・・・
ほんの1時間足らずの散歩だが、変化に富んだ丘陵地帯の遊歩道に飽きる事無く
楽しめる瀞台へのルート。
一部の倒木が少し気にはなるが、おおかた無事だったのでちょっと安心した。
頂上には、単独の男性二人と出会ったがあいさつ程度の会話で多く語る事も無く
先に下山してしまった。
遠望する札幌方面や恵庭岳方面の山々がくっくりと眺められ、久しぶりの瀞台が
また身近になった気分だ。

山頂にある「登山記帳」に記帳すると、一日違いで登っていた知人の記入があり
何故か「ホッ」とした気持ちになった。



札幌や恵庭岳方向を望むチーヤン


長沼山岳会が設置した「登山記帳」ポスト


まだ数えるほどしか登っていないが、気分はすっかり里山の「瀞台」だ!


往路の下山途中、林道はきれいに除雪されている・・・




登山口に近いところにある倒木。通行には支障ないが気になる倒木だ!


「注意喚起」の標識も良いが、処理して欲しい倒木であるなぁ~


始めて見た「東屋」が気になって寄って見る・・・


登山口近くの遊歩道から少し離れた尾根上に立っていたが今まで気が付かなかった・・・


名水で長靴を洗い、帰宅する・・・

★ じわっと汗して下山・・・
登り下りそれぞれ1時間の散歩コース
じわっと汗を掻くのは私だけでチーヤンは涼しい顔をして汗一つ掻かない。

散歩コースとしては気軽に来れるし、時間があれば色々なバリエーションのある
馬追丘陵はどのコースを歩いても楽しい。

予定では、同窓会会場の近くにある「紋別岳」か「イチャンコッペ山」でも登ろ
うかと思っていたが、現地の予報が良くなかったのでここに変更した。
昼過ぎに帰宅出来、早々同窓会へ出発の準備をする。

会場へも1時間ちょっとで行けるのも気軽だし、何より同級生たちとの再会が楽し
みだ。



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