エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

嵐の前にちょい散歩・・・

2014年12月16日 | 山へ行かない日
数年に一度の猛吹雪予報・・・
嵐の前に
ちょい散歩安平山 (166m)

【12月16日(火)】
兼ねてから今日と明日に休みを頂き夫婦で一泊の山行を計画していた。
場所はいつもながら天気次第・・・
前日までに場所を決めて、早々準備するのが今のエバ夫婦スタイルだ。

もう何日か前からヤバイぞ!!・・・と、思わせる天気予報が連日続く。

「数年に一度の猛吹雪」今朝の新聞の記事だった。
なのにわが街は平穏な日を迎えている。いつになったら荒れるんだ?
そう思いながらも午前中は年賀状の宛名書きに追われていた。

チーヤンも午前中は外出して留守に・・
そして、「昼から安平山にでも散歩に行かない?」という妻の提案に乗る。


★ ぐるり2時間30分の散歩・・・
自宅出発 12:50
足元はスパイク長靴、カッパの上下にフリースが中間着だ。
安平山の登山口まで徒歩30分。
この時間が夫婦の会話に当てられ登山口はあっという間に着く。

今日はのんびり「縦走コース」から歩く。
縦走と言っても安平山頂上まで登り30分だ。
アップダウンが2~3度あるも息が荒れる高低では無い。
登山道の積雪はわずか1~2cm。スパイク長靴が程良く利いて歩き易い。
視界も比較的良くて夕張岳がくっきりと見えていた。
でもすぐに山頂部が雲に隠れ遠望が利かなくなった。



安平山縦走コースの登山口


鉄塔を通り抜け畑の横から小高い山に取付く・・・

★ 安平山頂上166m・・・
安平山 13:20
途中で大きな雄鹿2頭とすれ違う。
物凄い勢いで登山道を跨ぐように飛び抜けアッという間に見えなくなった。
熊のように真っ黒く生え変わった冬毛の雄鹿。登山道にはわが道のように踏み跡を残す。


安平山頂上標石 「安平山」の赤い字は後で編集してなぞったものです・・


象徴する頂上の鉄塔には「反射板」が付いていて何かの役割を果たしているようだ。


まだオープン前の安平山(あんぺいざん)スキー場には、まだ誰も居ない。


頂上写真も登山としてのカウントはしない。今日はあくまで散歩なので・・・。

★ 鹿公園へ・・・
下山開始 13:35
一時的に吹雪模様となりかけるもすぐに止んで風も弱くなる。
しかし、夕張岳方面はもう麓から見えなくなり厚い雲が漂っていた。

下りは、スキー場の林間コースから降りてそのまま鹿公園まで散歩が続く。
スキー場の下にはクローズしたばかりのパークゴルフ場が広がっている。
さすがに積雪1cmでも雪のオープンは出来ない。

スキー場から鹿公園までは15分位だろうか・・・もうタイムチェックは止めている。
公園には鹿の防護柵を越えて入る隠れ路がある。いつものように柵を越えて公園内へ・・・


頂上からスキー場の林間コースを降りる


雪原になって広がるパークゴルフ場


ゴルフ場の横に林道があり地元ならではの鹿公園への隠れ道がいつものルートだ


鹿公園内の「ホタル池」は、全面凍結していた・・・


ホタル池をのんびり一周して公園の出口へ

★ 楽しいララタウンの家並み・・・
公園を出た正面にある住宅街は「ララタウン」と呼んでいる新興住宅地。
街としても新しく建つ家の多くが個性的で興味深く面白い。
公園まで散歩した時は必ずと言っていいほどこのタウン街を通る。

18年前わが家を建てる時に、このララタウンで見つけた家がキッカケで
その業者を知り今の家が建ったエピソードがある。


★ センターブリッジ・・・
ララタウンと中心街を結んでいるのが「センターブリッジ」だ。
歩行者専用の橋でJR線を跨いで架かっている。
小中高の学校に通う子供たちは必ずと言っていいほどこの橋を渡る。
見知らぬ大人でも会うと「こんにちは~」とみんな挨拶をしてくれる。

中心街から裏通りの住宅街の道を歩き最後は、わが家の前にある小高い公園の
遊歩道を通って家に着く。

ぐるっと周って約2時間30分、距離にすると5㎞以上はあるだろう。
山に行かない日の過ごし方にエバ夫婦のこんな散歩コースを紹介した。

家に着いてから30分もしない内に外は荒れだして来た。
「ちょうどいい塩梅で帰って来たね」と、計算したような夫婦の会話。

道東や道北方面のニュースが流れると「猛吹雪模様」
帯広では70cmを越える雪、釧路では30mを越える風が吹く。
JRも各線で運休しダイヤは大きく乱れているようだ。
しかし、わが街は比較的平穏な暖かい日が過ぎようとしている・・・














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