ようやく2回目の夫婦登山・・・
遠征中止のサブ山行・・・徳舜瞥山(1309m)
■ 山 行 日 2024年2月17日(土) 日帰り 晴れ 登山口-9℃
■ ル ー ト 西尾根ルート(牧場ルート) 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №02
■ 登 山 形 態 山スキー&アイゼン
■ 地 形 図 1/25000地形図 「蟠渓」「徳舜瞥山」
■ 三角点・点名 三角点無し ホロホロ山は一等三角点 点名「徳心別山 トクシンベツヤマ」
■ コースタイム 登り 3時間37分 下り 1時間05分
<登り>
08:25 登山口P帯
10:25~30 やぐら(C960付近)
10:50 C1050付近(前回の撤退地)
11:15 C1100付近 スキーデポ アイゼン装着
12:02 徳舜瞥山(1309m)頂上
<下り>
12:25 下山開始
13:03~20 スキーデポ地点 シール外す
13:30 C960付近 林道終点のやぐら
14:00 登山口P
14:10 出発
14:40 ニョロニョロ洞窟 (百畳敷洞窟の氷筍)
14:55 帰路
15:30 登山口P
★ 遠征中止のサブ山行・・・
15日の「八百五十峰」と今日の「徳舜瞥山」は、道北遠征を中止したサブ山行と言う事になる。
夫婦そろった3連休だっただけに悪天予報の中止は勿体ないが、行ってダメならもっと勿体ないし
決行しても悪天なら楽しい山行にならないと思ったので中止は止む負えない。
しかし、サブで選んだ2山は決行出来て良かったし、普段あまり使わないスノーシュー登行も楽し
かった。そして、徳舜瞥山では登頂出来るとは思っていなかったし、帰路で初ニョロニョロを見る
予定もしていたが、往路で計画していたルートを確認したらとても行けない (降りられない) と思い
中止にして別ルートで帰路に着いた。ところが登山口近くの林道で出会った男女二人組が気になっ
て止まるとすぐに「ニョロニョロってどこから行くんですか?」と質問される。二人が居た場所か
らも行けるのだが、遠回りになるので登山口からの別ルートを教えた。
教えたと言っても私たちも行った事が無いルートだし、だったら一緒に行っちゃう?という乗りに
なって行く事になった。
私たちはスキーなので直ぐに登山口駐車帯に着いてスキーだけを車に積み、二人を待って出発した。
登山道のようなクッキリしたトレースを辿り30分ほどでニョロニョロのある「百畳敷洞窟」に着
き早々巨大な氷筍が目に飛び込んで来た。暖冬もあってか本来のニョロニョロでは無かったようだ
が、始めて見た私たちには感動ものだった。一見の価値ある自然の氷筍だった。
ルート上の林道に出て最初の一枚を撮る・・・背景にチラッと見えているのは羊蹄山の頂上部です。
★ 土曜なのに誰もいない・・・
8時頃に西尾根コースの登山口に着いたが、駐車している車は無く一番乗りだった。
土曜日のこの時間なら絶対先客が居ると思ったが、これで足跡は私たちが残さねばならなかった。
いつもは林道から牧場の真ん中を通って松の植樹林に向かっていたが、今日は帰路でニョロニョロ
のある洞窟まで降りる場所を確認するため変更していた。何日か前の微かなトレースもあったがほ
ぼノートレ状態で目指す降り口地点をGPSで探りながら歩いた。そこは洞窟のある徳舜瞥川の北
側 (右岸側) 斜面の上なのだが、標高差100mほどある絶壁斜面で鬱蒼と木々が生えていてスキー
で降りるには難儀しそうな場所だったと悟る。仮に降りられたとしても帰路もスキーを使うため戻
れるルートなのか不安となり、登頂した時に「やめよう」と帰路ルートに切り替えた。
前日の新雪が10㎝強積もった林道はほぼノートレ。真っ白い雪上に足跡を残すのは気持ち良くフ
カフカの雪にテンションが上がる。緩やかに上る林道は最後まで下りは無く帰路はずっと自動運転
が約束されているのがポイントだ。
更に進むと今度は正面に目指す徳舜瞥山が姿を現す・・・
たまには被写体になる私と二人で・・・
だんだんと徳舜瞥山が近づいて来た・・・
標高を上げて行くと気温も下がって樹氷がキレイだった・・
森林限界を過ぎて目の前の徳舜瞥山をバックに撮って見る・・まさかこの後頂上を目指すとは。
★ 団体さまのお目見え・・・
スキーで登れるところまで登ったら止めようと心の中で思っていた。
しかし、登り始めてすぐカリカリの斜面に遭遇しなかなか登れずアウト。いくらなんでもここで登
行中止はないなと思い、スキーをデポしてアイゼンを履く事にした。時間も早いし天気も良い事が
背中を押したんだと思う。ルートを見極めながら一歩ずつ登り始めた。
しばらく登って後ろを振り返るとC1000m付近で6~7人の姿が見えた。「来たぁ~」やっぱ
り土曜日だと何故か嬉しく、何度も振り返ってしまった。
私たちが頂上に着いた時、再び振り返るともっと多くの方たちが登り出し、ひとつの団体様だぁ~
と確信する。
C1100付近でスキー登行は難儀したのでデポしてアイゼン登行に履き替える、まもなく頂上です
★ ラッキーな登頂と再会・・・
12:02 アイゼン登行で頂上まで登ってしまった。
実に3時間37分も掛ってしまったが、冬山のコースタイムは雪の状態や天気そして登行スタイル
を変えた事でも違ってくるのは承知している。天候に恵まれ風も微風、視界もあって登る条件が揃
っていたから登れたとラッキーだった。
貸切の頂上も微風で寒くは無かったが、長居しないのがエバ夫婦風。
写真だけ撮って休憩はスキーデポ地点と取ろうと20分ほどの滞在で下山を開始した。
すると団体さんの先頭の方が早くも直下まで来ていてご挨拶となった。下からもどんどん登って来
て先頭の若い女性の方に「どちらの団体様ですか?」と聞くと「白老山岳会です」と答えてくれた。
15名で登っていると聞き驚いたが、失礼ながら年齢差のある団体で全員スノーシュー登行だった
事にも驚いてしまった。そして、途中で出会った方から突然「エバさんですか?」と声を掛けられ
また立ち話をしてしまう。その方は、M野さんと言って以前にもこの山でお会いした方だった。そ
の時はM野さんも夫婦で登られていて私のブログによく訪問している事も聞いていたのだった。年
齢を伺うと80歳に近いと言うからまたまた驚いた。他にも同年配の方が一緒に登っていると言う
から敬意を表したいと思った。実に頼もしく活発な山岳会なんだろうと想像出来た。
「徳舜瞥山 (1309m) 」頂上⑥④・・・360度の絶景・貸切。
隣のホロホロ山 (1322m) を望む・・この日頂上には数人が登っていた。
下山開始です・・・
下山途中で出会った白老山岳会のメンバーたち15名様でした。
帰路は完全なる自動運転が堪らない・・・
★ サプライズな出会いでニョロニョロ・・・
スキーに履き替えてからは高速自動運転で下山する。
バックカントリーでパウダースノーを掻き分けてパフパフスキーとは言い難いが、緩斜度ながら下
手なスキーヤーでもスイスイ滑れるルートなのであっという間だった。
登山口近くの林道まで来た時、男女二人連れの方に出会いスキーを止めた。ご挨拶してすぐ「百畳
敷洞窟にはどう行けばいいんですか?」と聞かれた。地形図はスマホのGPSだけのようで初心者
のようだった。実際私たちもその洞窟、つまりニョロニョロのある場所には行った事が無いが、今
回は事前に調べて来たので場所だけは承知していた。二人へは「ここからでも行けなくはないが遠
回りになるので一度登山口まで戻り別なルートを教えましょう」と説明。
だが、それでは無責任かもと思い「では私たちも一緒に行きます」と言ってしまう。
再びスキーで登山口に戻りスキーだけを車に積んで二人を待ちスタートする。
まさか諦めていたニョロニョロに会いに来るなんて、あれはサプライズな出会いだったのか?
良いものを見せて貰いお二人には感謝だった・・・。ありがとう。
今日一日、良い日でした・・・。
初めて見る百畳敷洞窟の氷筍 (ニョロニョロ)
写真をひっくり返しても分かりませんよね・・・
人が充分立てる高さと広さがありました・・・
巨大な氷筍に驚くばかりだった・・・
この位発達した氷筍が本来のニョロニョロ群らしい・・・webから拝借
遠征中止のサブ山行・・・徳舜瞥山(1309m)
■ 山 行 日 2024年2月17日(土) 日帰り 晴れ 登山口-9℃
■ ル ー ト 西尾根ルート(牧場ルート) 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №02
■ 登 山 形 態 山スキー&アイゼン
■ 地 形 図 1/25000地形図 「蟠渓」「徳舜瞥山」
■ 三角点・点名 三角点無し ホロホロ山は一等三角点 点名「徳心別山 トクシンベツヤマ」
■ コースタイム 登り 3時間37分 下り 1時間05分
<登り>
08:25 登山口P帯
10:25~30 やぐら(C960付近)
10:50 C1050付近(前回の撤退地)
11:15 C1100付近 スキーデポ アイゼン装着
12:02 徳舜瞥山(1309m)頂上
<下り>
12:25 下山開始
13:03~20 スキーデポ地点 シール外す
13:30 C960付近 林道終点のやぐら
14:00 登山口P
14:10 出発
14:40 ニョロニョロ洞窟 (百畳敷洞窟の氷筍)
14:55 帰路
15:30 登山口P
★ 遠征中止のサブ山行・・・
15日の「八百五十峰」と今日の「徳舜瞥山」は、道北遠征を中止したサブ山行と言う事になる。
夫婦そろった3連休だっただけに悪天予報の中止は勿体ないが、行ってダメならもっと勿体ないし
決行しても悪天なら楽しい山行にならないと思ったので中止は止む負えない。
しかし、サブで選んだ2山は決行出来て良かったし、普段あまり使わないスノーシュー登行も楽し
かった。そして、徳舜瞥山では登頂出来るとは思っていなかったし、帰路で初ニョロニョロを見る
予定もしていたが、往路で計画していたルートを確認したらとても行けない (降りられない) と思い
中止にして別ルートで帰路に着いた。ところが登山口近くの林道で出会った男女二人組が気になっ
て止まるとすぐに「ニョロニョロってどこから行くんですか?」と質問される。二人が居た場所か
らも行けるのだが、遠回りになるので登山口からの別ルートを教えた。
教えたと言っても私たちも行った事が無いルートだし、だったら一緒に行っちゃう?という乗りに
なって行く事になった。
私たちはスキーなので直ぐに登山口駐車帯に着いてスキーだけを車に積み、二人を待って出発した。
登山道のようなクッキリしたトレースを辿り30分ほどでニョロニョロのある「百畳敷洞窟」に着
き早々巨大な氷筍が目に飛び込んで来た。暖冬もあってか本来のニョロニョロでは無かったようだ
が、始めて見た私たちには感動ものだった。一見の価値ある自然の氷筍だった。
ルート上の林道に出て最初の一枚を撮る・・・背景にチラッと見えているのは羊蹄山の頂上部です。
★ 土曜なのに誰もいない・・・
8時頃に西尾根コースの登山口に着いたが、駐車している車は無く一番乗りだった。
土曜日のこの時間なら絶対先客が居ると思ったが、これで足跡は私たちが残さねばならなかった。
いつもは林道から牧場の真ん中を通って松の植樹林に向かっていたが、今日は帰路でニョロニョロ
のある洞窟まで降りる場所を確認するため変更していた。何日か前の微かなトレースもあったがほ
ぼノートレ状態で目指す降り口地点をGPSで探りながら歩いた。そこは洞窟のある徳舜瞥川の北
側 (右岸側) 斜面の上なのだが、標高差100mほどある絶壁斜面で鬱蒼と木々が生えていてスキー
で降りるには難儀しそうな場所だったと悟る。仮に降りられたとしても帰路もスキーを使うため戻
れるルートなのか不安となり、登頂した時に「やめよう」と帰路ルートに切り替えた。
前日の新雪が10㎝強積もった林道はほぼノートレ。真っ白い雪上に足跡を残すのは気持ち良くフ
カフカの雪にテンションが上がる。緩やかに上る林道は最後まで下りは無く帰路はずっと自動運転
が約束されているのがポイントだ。
更に進むと今度は正面に目指す徳舜瞥山が姿を現す・・・
たまには被写体になる私と二人で・・・
だんだんと徳舜瞥山が近づいて来た・・・
標高を上げて行くと気温も下がって樹氷がキレイだった・・
森林限界を過ぎて目の前の徳舜瞥山をバックに撮って見る・・まさかこの後頂上を目指すとは。
★ 団体さまのお目見え・・・
スキーで登れるところまで登ったら止めようと心の中で思っていた。
しかし、登り始めてすぐカリカリの斜面に遭遇しなかなか登れずアウト。いくらなんでもここで登
行中止はないなと思い、スキーをデポしてアイゼンを履く事にした。時間も早いし天気も良い事が
背中を押したんだと思う。ルートを見極めながら一歩ずつ登り始めた。
しばらく登って後ろを振り返るとC1000m付近で6~7人の姿が見えた。「来たぁ~」やっぱ
り土曜日だと何故か嬉しく、何度も振り返ってしまった。
私たちが頂上に着いた時、再び振り返るともっと多くの方たちが登り出し、ひとつの団体様だぁ~
と確信する。
C1100付近でスキー登行は難儀したのでデポしてアイゼン登行に履き替える、まもなく頂上です
★ ラッキーな登頂と再会・・・
12:02 アイゼン登行で頂上まで登ってしまった。
実に3時間37分も掛ってしまったが、冬山のコースタイムは雪の状態や天気そして登行スタイル
を変えた事でも違ってくるのは承知している。天候に恵まれ風も微風、視界もあって登る条件が揃
っていたから登れたとラッキーだった。
貸切の頂上も微風で寒くは無かったが、長居しないのがエバ夫婦風。
写真だけ撮って休憩はスキーデポ地点と取ろうと20分ほどの滞在で下山を開始した。
すると団体さんの先頭の方が早くも直下まで来ていてご挨拶となった。下からもどんどん登って来
て先頭の若い女性の方に「どちらの団体様ですか?」と聞くと「白老山岳会です」と答えてくれた。
15名で登っていると聞き驚いたが、失礼ながら年齢差のある団体で全員スノーシュー登行だった
事にも驚いてしまった。そして、途中で出会った方から突然「エバさんですか?」と声を掛けられ
また立ち話をしてしまう。その方は、M野さんと言って以前にもこの山でお会いした方だった。そ
の時はM野さんも夫婦で登られていて私のブログによく訪問している事も聞いていたのだった。年
齢を伺うと80歳に近いと言うからまたまた驚いた。他にも同年配の方が一緒に登っていると言う
から敬意を表したいと思った。実に頼もしく活発な山岳会なんだろうと想像出来た。
「徳舜瞥山 (1309m) 」頂上⑥④・・・360度の絶景・貸切。
隣のホロホロ山 (1322m) を望む・・この日頂上には数人が登っていた。
下山開始です・・・
下山途中で出会った白老山岳会のメンバーたち15名様でした。
帰路は完全なる自動運転が堪らない・・・
★ サプライズな出会いでニョロニョロ・・・
スキーに履き替えてからは高速自動運転で下山する。
バックカントリーでパウダースノーを掻き分けてパフパフスキーとは言い難いが、緩斜度ながら下
手なスキーヤーでもスイスイ滑れるルートなのであっという間だった。
登山口近くの林道まで来た時、男女二人連れの方に出会いスキーを止めた。ご挨拶してすぐ「百畳
敷洞窟にはどう行けばいいんですか?」と聞かれた。地形図はスマホのGPSだけのようで初心者
のようだった。実際私たちもその洞窟、つまりニョロニョロのある場所には行った事が無いが、今
回は事前に調べて来たので場所だけは承知していた。二人へは「ここからでも行けなくはないが遠
回りになるので一度登山口まで戻り別なルートを教えましょう」と説明。
だが、それでは無責任かもと思い「では私たちも一緒に行きます」と言ってしまう。
再びスキーで登山口に戻りスキーだけを車に積んで二人を待ちスタートする。
まさか諦めていたニョロニョロに会いに来るなんて、あれはサプライズな出会いだったのか?
良いものを見せて貰いお二人には感謝だった・・・。ありがとう。
今日一日、良い日でした・・・。
初めて見る百畳敷洞窟の氷筍 (ニョロニョロ)
写真をひっくり返しても分かりませんよね・・・
人が充分立てる高さと広さがありました・・・
巨大な氷筍に驚くばかりだった・・・
この位発達した氷筍が本来のニョロニョロ群らしい・・・webから拝借
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