北方漁船博物館で午後1時からの開催でありました。同フォーラムの提唱者で作家の石川好山形酒田市美術館長とJR東日本の見並陽一常務取締役が基調講演しました。やはり話題は12月4日全線開業の東北新幹線でした。昔の高速交通体系のメインは海路であったと述べておりました。パネルディスカッションでは本県の観光振興などをテ-マに意見交換をしました。このフォーラムのポイントは「環日本海経済圏交流ネットワーク」であります。
今回の実行委員会の皆様お疲れ様でした。次回は鰺ヶ沢・深浦で開催されるようです。
「北前船コリドール構想とは」
北前船コリドール構想は石井好氏が提唱者である。江戸中期から明治にかけて運航された北前船は、西日本の文化や物資を東北以北にもたらし、日本海各地の寄港地を繁栄させた。しかし、鉄道や様式帆船などによる新たな商品流通が発達すると、北前船は、その役割を急速に縮小させ、消滅していった。一方、近代化の過程で、東北や北海道では、インフラの整備が遅れ、北前船が走りまわった時代をしのばせるような交流も少なくなっている。そこで、これらの地域の停滞する経済に対し、大都市を中心とする発想を止め、かつての寄港地同士が近づき、コリドール(回廊)の中でヒトやモノの流れを作り出そうというのである。
今回の実行委員会の皆様お疲れ様でした。次回は鰺ヶ沢・深浦で開催されるようです。
「北前船コリドール構想とは」
北前船コリドール構想は石井好氏が提唱者である。江戸中期から明治にかけて運航された北前船は、西日本の文化や物資を東北以北にもたらし、日本海各地の寄港地を繁栄させた。しかし、鉄道や様式帆船などによる新たな商品流通が発達すると、北前船は、その役割を急速に縮小させ、消滅していった。一方、近代化の過程で、東北や北海道では、インフラの整備が遅れ、北前船が走りまわった時代をしのばせるような交流も少なくなっている。そこで、これらの地域の停滞する経済に対し、大都市を中心とする発想を止め、かつての寄港地同士が近づき、コリドール(回廊)の中でヒトやモノの流れを作り出そうというのである。