木村秋則さんの「けやぐ」を紹介している本です。深夜に目が覚めて一気に読み終えました。主婦と生活社から出版されました。
無二の親友でありますダルマモーターの太田昭雄氏、「奇跡のリンゴ」を全国にPRするレストラン山崎の山崎隆氏、以上のけやぐ2名の他に自然栽培でリンゴが実るメカニズムを研究する弘前大学農学生命科学部教授の杉山修一氏、木村さんのリンゴの流通に貢献しているナチュラル・ハーモニーの河名秀郎氏を本書で紹介しております。そして地球で一番立派なアッパ(妻)の感謝で締められております。
しかし、青森県条例に「農薬または農薬と同等の効果を有するもので、防除し、徹底管理しなさい」という項目が存在していたこと初めて知りました。農薬は毒です。害虫や病気の原因は肥料にあると河名代表は断言しております。木村さんは自分の目と手が農薬であり、肥料であると書いてます。日本の農業を変えるには、生産者、流通業者、販売者、消費者の自然栽培に対する意識改革が前提です。杉山教授のお考えの「微生物や動植物の関係性を排除するのではなくて、うまく活かすように工夫すること」は、生物の本質は誤りの許容だとある科学者が言った言葉を思い出しました。木村さんの自慢は「失敗の数」だそうです。「失敗があるから答えを一つ得た」と思っているそうです。失敗は成功のもとです。
「もし、自分がリンゴの木だったら」
「もし、自分が畑の地面だったら」
「もし、自分がリンゴの実だったら」
とリンゴそのものになりきれば、答えは自然がくれるものだと木村さんは言っております。主人公はリンゴの木であり、作物は自分で成長するものだと…。木村さんの職業は「リンゴ手伝い業」だそうです。
当たり前のことが当たり前ではありません。見方・考え方を変えると、身近なところに答えを見つけることができます。
農産物に「ありがとう」の感謝の気持ちを忘れずに!そして、土や太陽にも!自然は偉大なる母です。
「木を見て森を顧みず」
葉っぱがなければ大木は枯れてしまいます。葉っぱは地方で、大木は中央です。そして根っこは見えません。地方が良くならなければ、中央は良くならないのです。百姓を愛して、社会貢献を心がけ「農業ルネッサンス」を呼びかける木村秋則さんはまるで自然栽培の坂本龍馬ですね。「日本の農業を今一度おせんたく致し申し候」
たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える(ルター)
※いつも木村秋則さんの本を読んで思うのですが「リンゴ」を「子ども」に置き換えて読むと立派な教育論にもなるのではないでしょうか。太陽や土の中、自然栽培で育てられた「奇跡のコドモ」は元気で目が輝き、持続力があります。
無二の親友でありますダルマモーターの太田昭雄氏、「奇跡のリンゴ」を全国にPRするレストラン山崎の山崎隆氏、以上のけやぐ2名の他に自然栽培でリンゴが実るメカニズムを研究する弘前大学農学生命科学部教授の杉山修一氏、木村さんのリンゴの流通に貢献しているナチュラル・ハーモニーの河名秀郎氏を本書で紹介しております。そして地球で一番立派なアッパ(妻)の感謝で締められております。
しかし、青森県条例に「農薬または農薬と同等の効果を有するもので、防除し、徹底管理しなさい」という項目が存在していたこと初めて知りました。農薬は毒です。害虫や病気の原因は肥料にあると河名代表は断言しております。木村さんは自分の目と手が農薬であり、肥料であると書いてます。日本の農業を変えるには、生産者、流通業者、販売者、消費者の自然栽培に対する意識改革が前提です。杉山教授のお考えの「微生物や動植物の関係性を排除するのではなくて、うまく活かすように工夫すること」は、生物の本質は誤りの許容だとある科学者が言った言葉を思い出しました。木村さんの自慢は「失敗の数」だそうです。「失敗があるから答えを一つ得た」と思っているそうです。失敗は成功のもとです。
「もし、自分がリンゴの木だったら」
「もし、自分が畑の地面だったら」
「もし、自分がリンゴの実だったら」
とリンゴそのものになりきれば、答えは自然がくれるものだと木村さんは言っております。主人公はリンゴの木であり、作物は自分で成長するものだと…。木村さんの職業は「リンゴ手伝い業」だそうです。
当たり前のことが当たり前ではありません。見方・考え方を変えると、身近なところに答えを見つけることができます。
農産物に「ありがとう」の感謝の気持ちを忘れずに!そして、土や太陽にも!自然は偉大なる母です。
「木を見て森を顧みず」
葉っぱがなければ大木は枯れてしまいます。葉っぱは地方で、大木は中央です。そして根っこは見えません。地方が良くならなければ、中央は良くならないのです。百姓を愛して、社会貢献を心がけ「農業ルネッサンス」を呼びかける木村秋則さんはまるで自然栽培の坂本龍馬ですね。「日本の農業を今一度おせんたく致し申し候」
たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える(ルター)
※いつも木村秋則さんの本を読んで思うのですが「リンゴ」を「子ども」に置き換えて読むと立派な教育論にもなるのではないでしょうか。太陽や土の中、自然栽培で育てられた「奇跡のコドモ」は元気で目が輝き、持続力があります。