江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

韓国ソウルからの客

2007年06月21日 | 海外・国際関係
韓国労働組合総連盟ソウル特別市地域本部のパク・テス議長を団長とする代表団が新潟県労福協の招きで6月19日から来日しています。
泉田裕彦新潟県知事を表敬訪問した様子が、テレビや新聞で報道されました。

昨日、新潟県労福協の第20回定期総会の後で、代表団の一人、ソウル地方労働委員会公益委員のチョ・ヨンウン先生から「韓国の労働運動の歴史」について講演をうけました。
1932年生まれの彼の日本語は、小学校で習ったものです。

内容を詳しく紹介しませんが、私が感じたのは、韓国国民の不屈の闘争心と、政治革新への思いの強さです。

韓国の近現代は、何と「政変が多い」ことか、そして労働運動弾圧の繰り返しです。
しかしその度に民衆は起ち上がります。
犠牲者も多く出ますが。
2006年4月27日のブログ参照
http://blog.goo.ne.jp/e-bana/e/5f9027188fcec65d7b55f2628bb77d94

日本はどうでしょう。
1945年にGHQから労働基本権を与えられ、総資本VS総労働とかいわれる1960年の安保闘争・三井三池闘争はありましたが、以降は「高度経済成長」と「ぬるま湯の民主政治」に狎れて、「一億総白痴」と揶揄されてもただ納得し、長く続いた自民党政治がこれでもかと自爆するかのようにアベシンゾーなんぞを総理大臣にしてもまだ政権が倒れない何とも不思議な国です。

隣の国のように、たまには政治を変えてみようじゃありませんか。

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