イタリアの北部、フィレンツェから北東に向かうとボローニャという町があります。
さらに北東に進むとヴェネツィアですが、ボローニャとヴェネツィアの間にパドゥヴァという町があって、ここに協同組合の金融機関「倫理銀行(Banca Etica)」の本部があります。
まずこの建物が素晴らしい。
建材や通気に工夫し再生エネルギー発電システムを備えた環境に配慮した造りで図書館かと見紛うほどです。
「みんなの利益のために」”Social GNP”という考え方が語られました。
融資先は預金者が選択する、それは協同や環境や貧困救済などの分野であって、戦争や人権侵害や環境破壊に関係する先には絶対に貸さない。
どうしたら銀行という業務を倫理的なものにできるか?まず倫理的な融資について考えた、と説明を受けました。
(事務所内の様子)
またマフィア系の資金など不正な手段で得たお金は預かりません。
理想を追い求めて、そんなにうまく行くのだろうかと思いますよね。
不況下で資金量の不足にも悩んでいるとのこと。
社会的協同組合として行政からの支援もあってやっていけるようです。
利益を地域社会に還元する社会的協同組合、そうした金融機関を育てることは自治体の利益にもつながるのです。
さらに北東に進むとヴェネツィアですが、ボローニャとヴェネツィアの間にパドゥヴァという町があって、ここに協同組合の金融機関「倫理銀行(Banca Etica)」の本部があります。
まずこの建物が素晴らしい。
建材や通気に工夫し再生エネルギー発電システムを備えた環境に配慮した造りで図書館かと見紛うほどです。
「みんなの利益のために」”Social GNP”という考え方が語られました。
融資先は預金者が選択する、それは協同や環境や貧困救済などの分野であって、戦争や人権侵害や環境破壊に関係する先には絶対に貸さない。
どうしたら銀行という業務を倫理的なものにできるか?まず倫理的な融資について考えた、と説明を受けました。
(事務所内の様子)
またマフィア系の資金など不正な手段で得たお金は預かりません。
理想を追い求めて、そんなにうまく行くのだろうかと思いますよね。
不況下で資金量の不足にも悩んでいるとのこと。
社会的協同組合として行政からの支援もあってやっていけるようです。
利益を地域社会に還元する社会的協同組合、そうした金融機関を育てることは自治体の利益にもつながるのです。