メーデーで被災者支援

今年のメーデーは4月29日開催でした。
今日が5月1日、本来のメーデーの日です。
29日のテレビを見て「あれ？」と思ったけどどうして5月1日にやらないの？と、労組関係でない何人かの知り合いから聞かれました。
「中央は以前から連休初日に開催しているし、各都道府県もそれに合わせているところが多いんです」と答えていますが、私の本音は実は5月1日開催がいいと思っているんです。

まあそれはさておき、その一昨日のメーデーですが、プラカードも「東日本大震災」一色という感じになりました。
主催者が準備したものでは、福島県産の野菜トラック1台分を完売しました。
皆さんご協力ありがとうございました。
放射能汚染の風評被害は甚大です。
これからもいろんな機会にもっとこうした取り組みが行われる事を望みたいと思います。

メーデー集会が終わってから、新潟市体育館の前で、餅つきを行いました。
１斗・４臼つきました。
私も杵を持ちました。
体育館に避難している福島県の被災者の皆さんも出てきて眺めているので、「どうですか。皆さんもついてみませんか」と声をかけると、やりたいと言う人がいて、ついてもらいました。
その方は「５０年生きてきて初めて餅をつきました。いい思い出になります」とおっしゃっていました。

ついた餅は、あんこ・きな粉・雑煮で被災者の皆さんに振舞いました。
行列ができるほどの人気で、皆さん「新潟の餅は美味しい」と言って下さいました。
つきたての餅は美味しいものです。
皆さんに喜んでもらえて、私たちも嬉しかったです。