鹿瀬にお墓掃除に行った帰り道、津川の山崎糀屋に立ち寄りました。
先日、糀（甘酒）の話を書きましたが、その後、ピアBandaiのセルフ片山で扱っている山崎糀屋の甘酒も有名で古町糀製造所より安いと聞いて、つれあいが買ってきました。
せっかく近くまで行ったので製造元を覘いてみることに。
女将さんが応対してくれて、いろいろ話を聞いていると、古町糀製造所の糀はここの糀が元なんだそうです。
ＮＳＧグループが東京銀座におにぎり屋を出して、その人たちが津川の糀とめぐり会って分けてもらい古町で売り始めたということでした。
元祖津川の山崎糀屋店頭が一番安く、取扱店は利益を上乗せし、古町糀製造所は企画力で約3倍の値段でしょうか。
他所に売るのが目的ではなく、自分たちが消費するためにその土地で作ってきた食料ですから、ほしい人にはお分けしてもいいですけどって感じです。
宣伝もせず、扱いたいという特定の店やネットで売っているだけのようです。
昔は田舎では自家製の味噌は当り前でした。
そこにあった優れた食文化が細々と受け継がれ、今また見直されようとしています。
自分の故郷にこんなにすごい食文化が息づいているのはうれしくことです。
知り合いにも上げようと、冷凍の糀（甘酒）と塩糀、それに特選田舎味噌を買い込みました。
塩糀はいろんな料理に使えるレシピが付いてます。
津川はいいよ。
名酒、麒麟山もあるし。
