● 尖閣、国が20億円前後で地権者から直接購入へ gooニュース
2012年9月3日(月)07:09
(読売新聞)
2012年9月3日(月)03:07
(読売新聞)
2012年9月3日(月)07:09
(読売新聞)
政府は、沖縄県石垣市の尖閣諸島を地権者から直接購入するための最終調整に入った。
地権者とはすでに買収交渉を進めており、20億円前後で買い取りたい考えだ。財源は、国の予備費を充てる方向で調整している。政府筋が2日、明らかにした。
国に先行して購入を目指している東京都は、購入資金として国民から14億円以上の寄付金を集めた。政府としては、都を上回る額を提示することで、国有化への理解を地権者に求めたい考えだ。
地権者との買収交渉は、都が国よりも早い時期から始めた。しかし、都が8月22日、政府に尖閣諸島・魚釣島への上陸申請を提出した際には、地権者の上陸同意書が添付されておらず、政府内には「都と地権者の交渉が順調に進んでいない」との見方が出ていた。
● 都の尖閣調査団、不動産鑑定のデータなど収集 gooニュース2012年9月3日(月)03:07
(読売新聞)
尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入を目指す東京都は2日、同諸島の魚釣島、北小島、南小島の周辺海域を調査した。
不動産鑑定や取得後の活用方法を検討するための基礎データを集めるのが目的で、同日夕まで続いた。都は調査結果を踏まえ、島の取得額を算定して都財産価格審議会に諮った上で、12月都議会に予算案を上程する方針。
都は10月にも再調査し、石原慎太郎知事自身も参加する。
海洋政策の専門家や不動産鑑定士、都職員ら25人で編成する調査団は1日夜に海難救助船「航洋丸」(2474トン)で石垣港を出港。2日午前5時頃、同諸島最大の魚釣島近海に到着した。調査は午前6時半に開始。小型船とラバーボートに調査員15人が分乗し、同7時過ぎに魚釣島西側の旧船着き場近くに到着した。