二十歳を過ぎたころ

小さなことに一喜一憂する二十歳を過ぎた学生の軌跡。
→いつの間にか社会人4年目。二十歳を過ぎたころからのブログです

すべりこみセーフはアウト

2009年01月26日 22時32分28秒 | 日記
先週金曜と土曜。社会法人岐阜県経営者協会が主催する合同説明会に参加した。詳細はこちら。PCのみ。

【岐阜県就職情報サイト】マイプランネット
http://www.gifukeikyo.org/myplan/index.php

「元気のある中部地方」に辛うじて入れてもらっている岐阜、という印象を今まで持っていたが、私が知らなかっただけで、実に魅力的な企業が多くあった。B to Bで一般の消費者の目に留まらない企業の何と多いことか。その中で懸命に働く人の数だけの思いを思うと、嬉しくなった。個人的にヒットした企業は2社だけだったが、合同説明会の雰囲気を味わっただけでも、電車賃以上の価値はあったように思う。

合同説明会の利点:
企業との偶然で運命的が出会いがある可能性がある
危機感を覚える

欠点:
説明担当者(文系出身が多い)の分からないことは聞いても無意味
結局「会社説明会・工場見学に来て下さい」と言われる

できることなら、年齢の近い若手社員と、中堅の役員が揃ってお越し下さると、大変助かります。


今日は今日で、今日の深夜に期限が切れるエントリーシート提出(Web上で応募)を、たった今、送る。このぎりぎり感は間違いなくマイナス点。追い込まれないとできない自分の成長の無さを痛感する。
思えば、大学合格も、大学院合格も、学生実験のレポート提出も、全て崖っぷちだった。12時提出のレポートを徹夜で仕上げて下宿で印刷したのが11時30分という無謀さは幾分低下したものの、その基本傾向は変わっただろうか。所々に垣間見える甘えはきっと、選考過程で撥ねられるに違いない。






・・・反省。






もう少しNMRの解析をやってから帰ります。寒い日が続きます。どうぞお体大切に。

試験

2009年01月17日 14時17分58秒 | 日記
今日明日は、大学入試センター試験。
私は、とある企業の筆記試験。

最後の方に「昨日の為替相場と日経平均を書きなさい」という質問があった。

1ドル88~90円、1ユーロ130円、円高に嫌気が差して日経平均は一時は9000円を割り込むこともあったが、金洋に少し持ち直し、現在9000円台で推移。

などと書いたが、今確認したところ、正しくは、

1ドル  90.58円
1ユーロ 120.36円
日経平均 8230円





ドンマイ、自分。調子に乗って余計なことを書かない方がいいということが分かった。割れたのは9000円台ではなく、8000円台でした。

「今日の新聞朝刊一面の記事を書き、あなたの考えを述べよ」という質問もあった。筆記試験当日は新聞は読んだ方がいいらしい。……読んでおけばよかった。


作文のお題は「私を語る」。1000字程度、40分。時間が大変短い。800字も書けなかった気がする。ある程度頭の中でテンプレートを用意しておくと楽なんだろうけれども、とても余裕がない。ああ、合成系の研究室の悲しさよ。

帰りは同じ大学の人に駅まで送ってもらう。みんなの動きが気になるよね、焦るよね、早く終わるといいね、行きたいところに行けるといいねとさんざん励まし合って別れる。ありがとう、きっと今日受験した企業に合格できたならば、送って下さったおかげです。

朝が早かったので今日は早めに寝ます。受験生、頑張れ。就職活動も頑張りましょう。迎え来る春に旅立つ若者に、よき縁がありますように。

成長

2009年01月11日 00時18分01秒 | 日記
現在、実験の待ち時間。3時間でサンプリングしたところによるとモノマーの転化率は48%。3時間で48%であるならば、倍の6時間では残りの52%の48%が転化するため、反応時間6時間での転化率は73%。同様にして12時間で92.7%。ここまでは回しておこう。後、1時間半。

人の気分というものは気紛れなものであって、最初から期待しなければ落胆したりストレスを抱えたりすることなど無い。読売新聞の「人生案内」を読むたびに、相談者の隣人の困ったさんに対して、何故、そんなに強欲なの?と思う。皆、誰のために生きているのでしょうね。何のためにその体を動かすのでしょうね。自分のため?人のため?子供のため?子孫のため?誰のためでもあって誰のためでもないような、そんな生き方ってできないものでしょうか。難しいですねえ。

しかし気紛れである以上に、人の成長は変化に富んでいて、早い。過去の甘く苦い経験から、この人にはこう接することにしようと決めた後で、その態度を変えるのは容易ではない。決めてからの期間が長いほど、よりつらい。「機転がききます」「臨機応変に対応できます」「柔軟性があります」口で言うのは簡単だけど、難しいですね。ええ。面接では言わないようにしておこう。

奥底に住む気性の荒い気持ちを鎮めるための、あるいは自省を促し他を責める傾向を諌めるための文句は、自分の中でいくつか変わってきた。「多様性の尊重」で落ち着きそうだったが、ここに「変化の認識と意識」を加える必要がありそうだ。人は変わる。人の気持ちも、当然変わるのだから。

成長が早いと言えば、従弟の成人式が近い(土曜だったらもう終わってしまっているが)。何度も一緒に見たピーターパンや、卓球で遊んだ記憶が懐かしい。早いものです。早いものです。今後一層の健やかな成長をお祈り申し上げます。

週末は冷え込むみたいです。どうぞお体大切に。

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2009年01月03日 21時00分49秒 | 日記
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。もう3日経ちました。新年を迎えるにあたって仰々しい目標を立てなくてよかったと思っています。すみません。

実家に帰ると変わらない雰囲気がそこにはあって、空気は冷たいけれど心は温かかった。帰れる場所があるって幸せなことだ。

中学1・2年の担任だった先生から久しぶりに年賀状を頂いた。生後100日の娘さんの写真が!何と可愛い!2日には通りがかりに挨拶をして、ええ、お元気そうで何よりでした。

高校の同級生にも会いました。本屋で。鼻水を垂らしている時に。皆さんお元気そうでしたが、相変わらず口下手な自分に何故興味がわくのだろう。不思議。

実家の自分の机の引き出しには、あの頃は若かったとしみじみ思い返す余裕もないほどに赤っ恥な過去が詰まっている。本当に多くの人に支えられてきたことを思い直す。思いは伝わる。縁は繋がる。過去に自分が撒き散らした痕跡を手元に置いて過去を振り返っている人がいる、かもしれない。ひい。これ以上の想像はしたくない。

オハヨと口の形で挨拶ができる寝たきりの祖母は、穏やかであった。奇声を上げず、徘徊もせず、ご飯はきちんと食べ、隣人に迷惑もかけない祖母は、前の病院では癒し系であったらしい。それをまだ幸いと思う。思いたい。ただ、いかに屁理屈をかき回しても抑えきれない気持ちというのはある。誰かが不公平に負担するのは回避されるといい。

今から研究室へ行ってトルエンの精製でも仕掛けてこようか、と思うけれど、この寒さがその意思を挫く。ブックオフとコンビニを中継地点にすれば何とかなるか。よし。行ってきます。より多くの人に幸多い一年となりますように。