二十歳を過ぎたころ

小さなことに一喜一憂する二十歳を過ぎた学生の軌跡。
→いつの間にか社会人4年目。二十歳を過ぎたころからのブログです

祈る

2006年12月31日 00時52分16秒 | 日記
スキー合宿から帰った直後だからか、体が疲れている。
この精神状態でぎりぎりのコメントを返し、何とか今年最後の記事を書く。
最後ぐらいは、上向きのことを書き残したい。

ざっと自分のブログの記事を眺めてみる。
このブログを始めたのが今年の1月30日。
比較的淡白に生きている気はするけれど、
それでもいろんなことがあったなと、思い出せる。
思い出せるなら、ブログの目的は十分果たされている。
仕事に就くまでは続けよう。
きっかけを作ってくれた姉に感謝したい。ありがとう。

余裕がないと気付かないけれど、本当に多くの人に支えられて生きていると思う。
それも何とかどうにかこうにかよっこらせっと、生きている。
ときどきは振り返って心を改める、そんな余裕を作りたい。
ブログの記事を書く時間は、そんな余裕の一部でありたい。

未来の自分に期待する記事が多く見られた。
残念ながら期待に応えるだけの人間は形成されていないが。
それでも「チョット先の自分」は、今の自分よりも、
輝いていてほしいと、他人事のようだけれど、祈りたい。


スキー合宿の帰り、高速道路の上から見た、名前も知らない街の夜景は、
一瞬しか見えなかったけど、とても綺麗だった。
光の数は多くなかったけど、浅い水たまりに沈む御賽銭のように、
少なくともあの光の数だけは誰かの祈りがあるのだろうと思った。
ある特定の宗教に強く傾倒する日本人は少ないけれど、
今(少なくとも自分に)必要なのは、
目を細めてか弱くもあたたかい光などに祈ることではないだろうか。と思う。

どうかもう少しできた人間になれますように。
前向きに物事を考えられる人間になれますように。
皆が皆納得して進路を決定できますように。
遠く離れた異国の地に住む人々のことをじっくり考えられますように。
喜怒哀楽を共有できることの大切さを重要視できますように。
大切な人が幸せをつかみ取れますように。
振り返ったときに元気が出る記事を書けますように。

自分のことでも他人のことでも、どんな祈りでもいいと思うし、
光でも闇でも生命でも、どんなものに祈ってもいいと思う。
何かを祈るという余裕が、すべての人にあるといい。
手を合わせて目を閉じる時間が持てるといい。


今年一年、ありがとうございました。
来年もどうぞ、よろしくお願いします。

1年前

2006年12月27日 03時28分35秒 | 日記
26日火曜日は、3時に寝て12時前に起きる。9時間睡眠。いと健康的。

ダッシュで大学へ行き、実験で一緒に奮闘するメンバー+突然参加一人で、昼ご飯を食べに行く。低予算という利点もあり(この時期はお金が羽をつけて飛んで行くからね)、お好み焼きとかもんじゃ焼きを食べる。栄の松坂屋の東にあるお店。おいしかった。

ただ、この店に行く前に、友人との会話でひとつ、そして食事中にもうひとつ、ひどいことを言った。
「貸しを作っておくと何かといいから」
「今、本性が出たと思った?」
これはいけない!!失礼極まりない!!十分に反省すべきだ。
本当に申し訳ありません。この場ですみませんがお詫び申し上げます。

あと、もう少しゆっくりはっきり喋る練習をした方がいいね。
語尾がいつも何言ってるかわかんない。

こういう集まりの後で、あれはいかんかったと反省するようになったのは、ただの友人の集団にはない準社会的な要素を見出せるようになったからか。これからは社会的な要素が含まれる集まりが増えるんだろうな。一つの発言、一つの態度が、自分の評価に大きく関わる。気をつけなければ。


その後、栄ガスビル9階にある献血ルームで献血をした。
冷たい雨の中、ボランティアの人が、献血にご協力くださいと呼びかけていた。
少し心が痛くなって「9階ですよね?」と、分かっているのに声をかけた。
おす。おっちゃん、おれんと、献血に行ってくるよ。

思ったより人が少なく、待ち時間も短く、400mlの献血を終えた。
ご飯を食べて間もないのに、血の濃さは基準を上回ったらしい。
ふむ。まだまだ若い。
献血直後は、一瞬体に力が入らなくなる。眩暈に似ている。
しかしその状態も一瞬で終わり、飲み物を飲みまくる(無料)。
ふむ。まだまだ若い。

献血手帳が献血カードとなった。採血方法が少し変わっていた。
少しずつ改善されているんだ。すばらしい。
お菓子(無料)を食べながら、雑誌や献血のパンフレットを読む。
ああ。この余裕が欲しかった。
少しぼおっとする頭で、至福の一時をかみしめる。

ボランティアをやって勝手に自分の存在感を感じたり気分が良くなったりするのは、思い切って言ってしまえばオナニーに近いものがあるんだろう。でも、その点を十分に理解しているなら、それに縛られる必要はないと思う。人のためになることをして気持ちよくなることを意図的に求める自分が嫌いだとしても、それで心のどこかが満たされるなら、おおむね結果オーライ。そう、実際に行動することと、前向きに生きることが大切。だと思う。(ふむ。この辺りの心理は少なからず姉の影響を受けている気がする。)

こうやって前向きになる方法を身につけるのも大切なのだろうと思う。
特に年末年始は献血者が減りますので、ご協力お願いします。

○ 日本赤十字社 愛知県赤十字血液センター



約1年前、初めてMOSの資格試験に挑戦して、合格した。
その帰りに献血をした。
そうか。あれから1年なのか。
1年前の自分の方が、真面目で、ひたむきで、臆病だった気がする。
この頃は、いい意味ではっちゃけてきた。
そして落ちるところまで堕ちた。
どっちがいいかという問題ではないにしても、
過去の自分のいいところはもう一度身につけなければならない。
いいところを持っていたのは他人ではなく自分なのだから。できるはずだ。
せっかく持っていたのだから。手放すのは惜しい。
頑張れ自分。

I wish your Merry Christmas

2006年12月25日 04時10分09秒 | 日記
前の記事のタイトルは、ある意味でうまくつけられている。
底を見ることができない、の「できない」は、
底を見たくない!今はまだ見たくない!という意味と、
見たいけれど見ようともがいても見えない、という意味がある。
だるまさんがころんだのように、クルクルと見る方向を変えながら、
恐る恐る手探りで先に進もうとしている。
いつだって何だって誰だって、そういう面はあるに違いない。
思い込んで解決するわけじゃなし。
肩の力を抜いて楽にいこう。

うめ様と過ごす。
昼に地下鉄名古屋港駅について待つ。
出てくるのは98%がカップル。
1%が家族。
1%が女友達のグループ。
もうね。ほんとにカップルが多かった。
カップルしかいなかった。
やや面食らいつつ、名古屋港水族館へ。
前に来たときよりも、そこはとてもとてもきれいな場所になっていた。
都会というよりも郊外の大きな公園の雰囲気がそこにはあった。
内陸出身の二人は海に大はしゃぎ。
いや、予想以上にいいとこでした。

水族館には、もさっと人の波が。
○○を見た!っていう印象は薄いけど、イルカパフォーマンスはすごかった。
リアルタイムでカメラに映し出された映像が正面のスクリーンに映る。
イルカの動きは一定だから、カメラワークも完璧。
ううむ。いいものを見た。
欲を言えばシャチも見たかった。
今日イルカショーの司会を務めた人や、トレーナーの人は、
とても活き活きと仕事をしていらっしゃった。
観客も多いとやりがいがあるのだろう。
自分も誇らしく仕事ができるようになるのだろうかと、漠然と考える。

イルカやうめ様や過ぎ行く人を見ていると、一番よい表情は笑顔だと実感する。
一人でいると、笑うことがどうしても少なくなる。
最後に腹筋が痛くなるほど笑ったのはいつだっけと思い返したとき、
あんなことやこんなことで馬鹿みたいに笑ったなと思い出せれば、
貧しくても、幸せなのだと思う。

延滞料420円を払ったついでに、来年度のスケジュール帳を買う。
きっと他の人に比べたら中身はスカスカになるのだろうけど、
自分の支えとなり、指針となってくれる、気がする。
気がするうちが華だと分かっていても、それだけでも気分が上向きになれるなら、
いいじゃない。ねえ。

いつも自分に厳しいそこのあなた。
何かこういうお祭の雰囲気に乗せられて、いかんなと思いながら、
自分に少し甘くなるのも、悪くはないと思いますよ。
どうぞよいクリスマスを。
I wish your Merry Christmas.

星に優しさを感じたいほどに

2006年12月21日 03時51分44秒 | 日記
いろいろあった。出来事だけを書いておこう。
どうせ思うことは、いつもと一緒だ。

月曜提出のレポートを印刷する前にパソコンがクラッシュ。
今このブログを書いているときは調子がいいようだ。
月曜夜にHDD換装について調べる。
この夜更かしのせいで、起床14時。
火曜夜にバックアップを少し進める。
ノロウイルスの攻撃に耐えた部活の同級生が泊まりに来る。
部活や家族のことについていろいろ喋る。
寝ている間に本を読む。『100万回の言い訳』(唯川恵。新潮文庫)
少し心に温かさが戻る。夫婦って何だろうね。
水曜12時40分まで面倒を見る。45分、下宿発。
一瞬のわき見運転が悲劇の始まり。
バス停にハンドルが引っかかり、がっしゃーんと転ぶ。
左膝と腰をしたたかに打ちつける。
自転車のチェーンが外れる。
近くの自転車屋で直してもらう。お値段1800円。
大学に到着。タイヤがパンクしていることに気付く。
生協に持っていくと
「自転車屋さん、帰っちゃったから、明日の15時頃取りに来て下さい」
と言われる。
理系ショップでDARSとミックスキャロットとリポビタンDを買う。
腹に詰めて実験。

実験後に研究室希望の紙に自分の名前を書く。
札掛けと一緒じゃないのと言ってやったら、
 任意って書いてあるじゃん
 札掛けと思う人がいるならそれは別にそれでいいし
 誰がどこを希望しているのかが知りたいだけだから
と帰ってきた。
分からなくはないが、納得はできない。
皆が書けば書かざるを得ないだろう。任意は建前に過ぎない。
急いてはことを仕損じる。
ずっと前から準備をしてきた配属委員に任せることはできなかったのか。
そしてこういう希望を取るなら、個別に紙を配り、希望を書いてもらって、
代表者が集計すべきだ。
その方が公平だ。皆が強気に希望を出せる。
そこまで配慮する心を、持つべきだとは言えないけど、持っていてほしかった。

個人的には、同級生よりも、どの先生(または先輩の)の下につくか、
また直属の後輩がどれほど優秀か、が最も重要なファクターだと思う。
同級生と同じテーマで卒論を書くわけではない。
その点で、同級生はライバルとはなり得ないからだ。
……いや、書いてから思うけれど、同級生を軽視するあたり、
本当に友達が少ないんだな、と思う。


大学からバイト先まで歩く道のりで、いろいろと考える。
たぶん自分は、無欲だ。
押しのけて上に上がろうという野心のようなものは、ない。
そして自分は、干渉されることに対してひどく敏感だ。
つまり自分は「邪魔しないから邪魔しないでくれ」という人間なのだと思う。

他人には求めない。
ノートを見せてもらうとか、実験理論を教えてもらうとか、
そういう面では頼っていることは多々ある。
しかしそれとは違う次元において、自分は他人にほとんど何も求めない。
自分だったらこうするのに……何でこうしてくれないんだろう、とは思わない。

ただ、他人に求めないからといって、
邪魔しないでくれと言い放って自分の好きなように振舞っていいはずがない。
無欲なことは自分勝手なことへの免罪符とはならないのだ。
ああなるほど、と妙に納得した。


「思い切って休んだほうがいいんじゃない?」
と、実験のパートナーに言われた。
「そうだね自分が休んだほうがあなたのためになるよね。ごめんこんな自分で」
と、言いかけた。
ぎりぎりのところで、絶対に言ってはならないと自分に言い聞かせた。
ひがんではいけない。相手は何も悪くない。嫌な気分にさせてはならない。
懸命に耐えた。耐え切った。
ごめんね、ありがとう、とだけ返した。
とっさの一言をコントロールできた。ここ最近では一番の収穫だ。
しかし……こうやってブログに書いてしまうあたりが、
まだまだ弱い証拠なのだけれど。

  迷惑かけてごめんなさい。
  でも見限ってくれたほうが、寂しいけど、嬉しいです。

……いや!こうして楽になろうとする自分はよくない。
見限ってくれるなんていう優しさは簡単にはくれるはずがない。
自責の念に耐えられないようでは、この先やっていけない。

  訂正します。我が儘で本当に申し訳ないけど、
  しゃあねえなっつって、実験終了までもう少しお付き合い下さい。
  お願いします。


バイトから帰る途中で、コンビニでおでんを買う。
右手におでん、左手に食料品。
空を見上げて、手を広げて、くるくる回る。
嫌なことが飛んで行くおまじないだ。(『臓器農場』(帚木蓬生) より)
1つ2つ、星が見えた。
優しく光っているように感じられた。
優しく光っているように感じたかったんだと思う。
 

HDD

2006年12月19日 04時33分03秒 | 日記
レポート直前にパソコンがクラッシュ。
まさか自分の身にそんな災難が降りかかるとはっ!
セーフモードで起動できなかった、あのときの無力感は忘れられない。

今は何とか回復しましたが。
さすがにこれ以上使い続けるのは怖いので。
HDDを換装することにしました。

バックアップがめんどくさいっ!
ソフトのインストールがめんどくさいっ!
でもクラッシュしてしまったら全てが終わるので、
何とか耐えて、回復させてあげよう。
もう少し、頑張ってね。お願いだから。

4200rpmと5400rpmは体感的にどれほどの差があるんだろう。
親父いわく、生き返った……とのことだが。
HDDの寿命は2年。
2年なら80GBもあれば十分か。

officeとかMcAfeeとかは、HDD換装後、
そのHDDにインストールできるのか?
できてくれなきゃ困るんだけれども。

もう使わなくなったソフトも多々あるし。
ここらで気分一新、新しくするのもいいね。

何はともあれ、まずはマイドキュメントとメールのバックアップだ。
こういうとき、yahooのメールサービスをメインに使っていると、楽だろうね。
少し悔しい。

とりあえず明日、親父に相談だ。
今日のところはこの程度の勉強で大丈夫だろう。

次のHDDが壊れたときは、OSも新しくなってるから、
パソコンを買い換えることになるんだろう。
とりあえず大学院卒業までは、頑張ってね、EX1/524CDET。

幹部の引き継ぎ

2006年12月17日 03時09分39秒 | 日記
誕生日を含む週は、本当にどうしようもない週だった。
月曜の講義を実験で休み、火曜から金曜の講義を怠けて休み。
休む代わりに何かやっているわけでもなく。
いろいろ、疲れが出てきているのかもしれない。
やや苦しい。

土曜は部活の納会(1年間お疲れ様でした会)。
午前の団体戦では例の如く自分の不甲斐なさに落胆し、
たまっていた洗濯をしつつうたた寝しつつ、
時間があるからコンビニで立ち読みしたリアル6巻に感動し、
夜の飲み会の集合時刻に遅刻。
おいおい。

リアル6巻に、心にぐっとくる言葉があった。

 息子の成長を見逃してまで
 がむしゃらに働いたあの仕事は
 僕でなくてはならなかったんだろうか?
 そうじゃない気は してる

自分の親父は自分の成長を見ていたのだろうか。
あまり見られていたという実感もなければ、
見てほしいという願望も無かったが。
自分は自分にしか関心が無い、寂しい人間だから、
きっと子供を引っ張るリーダーシップみたいなものはないんだろうな。
せめて、あんな父親にはなりたくない、と思われたい。
その方が、無関心でいられるよりマシだと思うから。


部活の幹部の引き継ぎが終わった。
これからは今の2年生が主として部活を引っ張っていくことになる。
自分は技術的にも態度的にも貢献できるものはもはや残されていなかったから、
それほどの感慨はなかった。
ただただ、1年過ぎる時の早さを実感するだけだった。
自分の学年は人数が少なくて、よく先輩に怒られたりしていたけど、
何とかここまでやり通して、次の学年にバトンをつなげることができた。
よくやったと思う。
同学年のみんなには、純粋にバドミントンを楽しんでほしい。

二次会で少し先輩と喋った程度で、後は寝たふりをしていた。
いつ部活を辞めようか、そればかり考えていた。
いや正確には、あと3ヵ月と少しで辞めると決めた理由について、考えていた。
ある人は言う。
自分は後輩を可愛がることよりも先輩を慕う人だけれど、
それは自分が弟だからだと。
自分に弟や妹がいれば、後輩の面倒を見れる先輩になれていたかもと。
そうかもしれない。きっとそうだと思う。

後輩に愛される先輩か、先輩に可愛がられる後輩か。
どっちがいいんだろうね。(両方できればそれに越したことは無いけれど。)

いつものように同学年の子を一人、下宿に収容する。
ノロウイルスは嘔吐物が乾燥したところから空気中に拡散する。
今この部屋にはノロウイルスがうようよといるのかも。
きゃべつをかじって、免疫力を高めておこう。

中華飯を食べながら先輩と語る。
名大バド部はどうなるんだろうね。
できることはやって、あとは任せて祈るしかないか。
引退を考えるとき、未練がましく悔しいのは、
こんな先輩もいたなと、どこかで覚えていてほしい、と、
僅かでも期待してしまうことだ。
空気のような存在で満足できるようになるには、
まだまだ若いということなのだろう。きっと。

先輩と中華を食べに行った後に思う。
役損だ。
誰だって他人の嘔吐物など触りたくないに決まっている。
かといって、ここで「大変だったんだよ」と苦しさを外に出して、
軽い同情を得ようとする自分を好きにはなれない。
燻ったイライラを、どこへ向ければいいんだろうね。
……レポートか。(^^;
とりあえず今日は不貞寝だ。
もういい。寝る。

皆のレポートの方が自分のレポートより出来がいいことを心から祈ります。

silhouette

2006年12月15日 02時41分05秒 | 日記

しるほうえっと、と読んではいけません。
シルエットです。アクセントは「エ」にあります。
リーダーズ英和辞典によりますと、

 silhouette
  (名)影絵、シルエット(特に有名人などの半面を黒く塗りつぶした画像)

とあります。

またリーダーズ・プラスによりますと、

 Silhouette
  シルエット(Etienne de Silhouette、1709-67)
  フランスの政治家
  蔵相として極端な節約政策をとり、貴族の反感をかって失脚
  晩年肖像画の費用を省くために影絵を描かせ、これが流行して“シルエット”
 の名が広まった

とあります。
まったく貴族ってのは、性質が悪いね。

部活の先輩方に送る卒業記念CDの製作をそろそろと始めてみる。裏面の裏面にシルエットでも入れると面白そうだと思ってやってみる。AdobeのIllustratorは使えないし持ってないので、macromediaのFlashで頑張る。(この2社は統合してしまったんだよね。互換性の向上がはありがたいけど面白くない。)



……


難しいんですよこれが。

理想はこんな雰囲気。
Silhouette-Man.com - Samples of Tim's Work

で、一人やってみたのが、上にあるシルエット。部内の人なら誰だか分かってしまうので面白くないから、この人以外のシルエットは非公開とする。
けっこう大変なのさ。写真を選び、輪郭を取って、白のラインを入れる。この白のラインが難しい。実際印刷すると黒に負けて薄くなるかもしれないし。理想のシルエットの雰囲気を出すには、まだまだ経験値が足りない。親指のラインを入れたほうがいいかな……
でもこういうクリエイティブなことは面白い。美術の成績はよくなかったけど、今になって絵を描くことの面白さが分かってきた気分。色彩検定とか挑戦してみたいんだけどね。如何せん時間が無い。

4年の先輩方は10人。一応の完成を見たシルエットは2つ。
冬休みに頑張ろう。



その前にレポートを……ああ。頑張らねば。

21歳の誕生日

2006年12月14日 01時57分27秒 | 日記
12月13日は、自分の21歳の誕生日。他には、高校の同級生で1人、部活の同学年に1人、12月13日生まれの人がいる。みんなみんな、おめでとう。

13日はいい日だった。
夜0時過ぎにメールをくれた、高校の同級生。電話をくれたうめ様。それほど気にかけてもらえない存在である自分にとって、はたらきかけがあると、もうそれだけで嬉しい。
起きたのは12時と、相変わらずぬるいことをやってのけたけれど、家族から多くのメールが入っていて。雨が降っていたけど、穏やかな、気持ちの良いスタートだった。実験中に班員からおめでとーって言われて。夜に研究室訪問で先輩方といろいろ喋って。いろんな人にメールを返してバイトに行って、お刺身をおすそ分けしてもらって。深夜番組を見ながら、ワンタンスープと刺身でささやかなお祝い。養殖解凍の中トロだったけど、赤い汁が出ていたけど、それはとてもおいしかった。

こんな日があっても、今日ぐらいは、許されるよね。
お祝いの言葉をくれたみんな、ありがとう。

さらに今日の夕方、状態がよくなかった祖母が驚異的な回復を見せたらしい。さらにさらに、父の姉の長男(従兄弟というのか?)に、3人目の赤ちゃんが産まれたらしい。まあ。自分と同じ誕生日。いやはや、今日という日は、何ていい日なのだろう。それほど日ごろの行いはよくないのに。ひとかけらの砂糖を蟻にほおってやるように、雲の切れ目からきらきらしたものが落ちてきて偶然自分の頭に当たったのだろうか。そんな平和なことを考えてみる。

ブログのタイトルは「二十歳を過ぎたころ」。大学院を卒業するまでは……このタイトルが使えるだろう。仕事が始まったら、そうそうブログに記事を書けないだろうな。そのときは、本当に自分だけの、日記をつけることにしよう。

大きく成長できる一年でありますように。


第2回名古屋大学読書マラソンコメント大賞

2006年12月11日 20時19分03秒 | 日記
頭が痛くて重たい一日だった。試合で惜しいところまで頑張ったからか?寝不足ではあるまい。むーん……寝れば治ると信じよう。


参考ページ:http://www.nucoop.jp/book/marathon0612.html

名古屋大学読書マラソンコメント大賞とは、夏休みを通して行われるイベント。本を読んで感想を書いてカウンターに持っていくと、書籍15%OFFの券がもらえてしまう、何とも気前のよいイベント。そして“このコメントはすばらしいっ!”と引っこ抜かれたコメントには豪華商品もついてくるという、本好きにはたまらないイベント。

自分はこのイベントの第1回の審査委員を務めた。大学生らしい活動をしたものだと、本当に久しぶりに満ち足りた気分になったのを覚えている。審査会議の帰りの月明かりにさえ褒められているようだった。(ご都合のよろしいことで。)

今日はこのイベントの表彰式。自分のコメントが引っこ抜かれたわけではないけど、ごはんが食べれるということで参加。昨年一緒に審査をした先生方もいらっしゃって、しかも自分を覚えていてくださって、感激だった。応募総数も、また今日の表彰式への参加者も、昨年度に比べて格段に多い。今後も続いていくとよい。彼は第1回の審査委員だったんですよ、と紹介されるのは、気恥ずかしいと共に、最近本を読んでいないことを少し後悔させた。

所属していた学読班(学生に読書をすすめる班)は今や班会を開くこともままならず、とにかく人が集まらないらしい。残念。来年度の新入生に期待しよう。自分も今はそれほど忙しくないのだから、顔を出せるときは出そうと思った。


コメントは字数が限られている。この中に自分の感動を込め、さらに読んでない人を「じゃあ読んでみようかな」と思わせるコメントを書くとなると、とても難しい。しかし受賞したコメントを読むと、どれも皆よく書かれていると感じる。集英社賞を受賞したコメントをここで勝手に紹介してしまおう。

書名:ベター・ハーフ
著者:唯川恵
出版社:集英社文庫

傍目から見れば幸せそうな夫婦の間に、実は何があるのか、と言うことを想像することは恐ろしい。真実の結婚を学ぶテキストとなる一冊だ。結婚に幻想を抱く人には、ぜひ学ぶための一冊として、しかし逆に結婚にあきらめや失望を感じる人にとっては、どこか救われ、穏やかに前向きになれる一冊として、ぜひ読んでみてほしいと思う。読む前にはピンと来なかった“ベターハーフ”の意味が、今は私なりにわかる気がするのだ。(理学部 ペンネーム:あきら)


今は私なりにわかる気がするのだ、と言い切られると、じゃあ自分でも分かるのかしらんと思う。こういうコメントは上手だと思う。


それにしても出席者の9割が女性ってどういうことだ。図書館長も「今の文化は女性が支えているんですよ」っておっしゃるし(図書館長は男性)。寂しい。これは寂しい。同学年のS氏とS氏、貴殿方は受賞しているのですから、じゃんじゃんコメントをお書きになって、ぜひとも情報発信して下さいませ。自分も頑張りますから。

手のひらの上で

2006年12月10日 22時38分33秒 | 日記
この土日はあらあらまあまあという間に過ぎていった。
レポート頑張った反動がそこかしこに見られた。
まだまだ体力が足りない。

もうすぐ1年が終わる。
果たして自分の自己管理能力は向上したのだろうか。
レポートに前日14時間を費やすあたり、まだまだだと思わざるを得ない。
来年の目標としよう。
とりあえずは、そう、やはりテレビを消すか。

健康ではあった。
大きな風邪もひかなかった。
しかし健康を管理しているという認識はあまりない。
心臓よ、いつも動いてくれてありがとう、
肝臓よ、アルコールで負担かけてごめんね、
とは常日頃は思わない。
しかし彼らが機能を果たせなくなったときには、
別の何かに管理されるしかない。
そしてそれはもはや管理ではない。
支配だ。

今では何から何まで支配できる環境が、あるところにはあるんだ。
この勢いで、がんやエイズや水虫なども支配できるようになるのだろうか。
何とまあ、たいしたものだ、人間と言う奴は。

本人が納得できるだけの生活が残されるといいと思う。
何もできなくて、ごめんよ。また行くね。


今日は今日で、また別の話。
あれは優しさや誠意か、それとも惰性や偽善なのか。
もちろん前者だ。深く考えるまでもない。
来年の手帖には多く書き込むようにしよう。

手のひらの上でころころと転がる粒。
自分は、転がす方でもあるし、
誰かの手のひらの上で転がっているんだろうな。
その誰かは自分であってほしいし、頼れる人であってほしい。

早いとこ寝るとするかな。