二十歳を過ぎたころ

小さなことに一喜一憂する二十歳を過ぎた学生の軌跡。
→いつの間にか社会人4年目。二十歳を過ぎたころからのブログです

書き留める程度で

2007年06月30日 04時31分40秒 | 日記
今は非常に心が満たされているので、特に書くことはありません。
事実を並べて終わりとしましょう。
不思議です。こういう日もあるのですね。いやはや。

今日から学生実験がスタート。先生・先輩が出払った研究室は、閑散。
空気が思い。湿気がひどい。
一つ反応系を失敗する。そうとうぎりぎりの状態に見えたのか、先生、怒らず。
器具洗浄がやはり面倒。
日経サイエンスから新たに5つ記事をコピー。英語、頑張ろう。
夜は飲み会。一品ずつ持ち寄った飲み会はとても幸せ、料理も豪華。
みんな、張り切りすぎだよ。自分、肉焼いただけだよ。もう。
どの料理もおいしく、本当にバイトに行きたくなかった。
企画した先輩もご満悦のご様子。プリティーグッド。
しかし反省すべき点も。
NMR300の設定を変えたことについて、係の人から注意が。
大変失礼しました。欲張りすぎました。いけない癖だ。
自分勝手な疲れは見苦しいだけ。淡々とこなしていこう。
バイトの時給が5円アップ。WOW。
しかし同じ仕事をする先輩は上がってないと言うし、若干複雑。
自分は給料がどれほどか、まったく興味がないのだが。
しかし、さすがに同じ仕事内容で給料が30円も違えば、やる気がないか。
今の若い人たちは可哀相だ。
自分が辞めた後に、少しでも還元できればいいが。無理だろうなあ。

土曜が休みのときの金曜の夜は、夜更かし。
メールを点検したり、ブログを読んだり。
同級生のみんなは、それぞれがそれぞれらしく頑張っているようだ。
頑張っている、元気でいてくれる、ただそれが分かるだけで嬉しい。
自分を目標とする後輩はいないだろうし、
自分に一目置いている同期はいないだろうけれど、
自分が元気にいることで、あいつも頑張っているんだ、そうか、と、
誰かの心に穏やかさを加えることができたのなら、それは至上の幸せ。

明日は晴れるらしい。洗濯をしよう。
どうぞよい週末を。どうぞ、どうぞ。

涙の後には人生チェンジ!

2007年06月26日 22時45分28秒 | 日記
麻酔銃を持つ小学生の言葉にしては、ちょっと抽象的で、
チェンジ!と言われなくてもチェンジできてしまうのが子供なのだと思うけれど、
ああそうだな、泣いた後には変われるし、変わらなくてはいけないな、
と自分は思う。

それにしても、青空と海が似合う曲だ。
山もいいけれど、海も行きたいなあ……

「朝になり街中人が溢れゆく度に 大事な悲しみも見失いそう」

誰も彼もが何かの熱気に酔い歩き、テンションがおかしくなるのが夏。
悲しみは拾いつつ、気分を気分よく開放できる季節になるといい。
しかし、今年の夏はテンションを壊すぐらいの勢いがないといけない気がする。
……でなきゃ院試に受かる気がしない。

「続きのない夢をみても 目覚めたら また時は流れて」

そうなのです。目覚めたら時は流れているのです。
いつまでも眠っていたいのだけれど。夢が終わってしまったのだとしても。
頑張ります。

「忘れ咲き」から3年振りの、「名探偵コナン」へのタイアップ。
サビが最初に入っているのが嬉しい。
2007年7月4日発売。GARNET CROW、通算100曲目。「涙のイエスタデー」。

敢えて言おう。麦藁帽子は反則であるとっ!!!
(…やっぱテンションおかしい。)


○ 涙のイエスタデー 名探偵コナンオープニングテーマ(youtube)
○ GARNET CROW 涙のイエスタデー Full PV(youtube)
○ GARNET CROW 「涙のイエスタデー」(00:04:52)(Yahoo!動画)

※ Yahoo!動画のPVは、2007年6月20日から2007年7月18日まで。

Colors Of The Wind

2007年06月23日 02時56分00秒 | 日記
Pocahontasという映画は知らないし、
鈴木重子さんが歌っていたのを聞いたのが最初だったけれど、
いい曲には変わりない。

イライラする自分へ。
一歩引いて、大きく捉えて、心を落ち着けて。


○ Colors Of The Wind (youtube)

Colors Of The Wind
from Pocahontas
vocal:Vanessa William

You think I'm an ignorant savage
And you've been so many places
I guess it must be so
But still I cannot see
If the savage one is me
Now can there be so much that you don't know?
You don't know ...

You think you own whatever land you land on
The Earth is just a dead thing you can claim
But I know every rock and tree and creature
Has a life, has a spirit, has a name

You think the only people who are people
Are the people who look and think like you
But if you walk the footsteps of a stranger
You'll learn things you never knew you never knew

Have you ever heard the wolf cry to the blue corn moon
Or asked the grinning bobcat why he grinned?
Can you sing with all the voices of the mountains?
Can you paint with all the colors of the wind?
Can you paint with all the colors of the wind?

Come run the hidden pine trails of the forest
Come taste the sunsweet berries of the Earth
Come roll in all the riches all around you
And for once, never wonder what they're worth

The rainstorm and the river are my brothers
The heron and the otter are my friends
And we are all connected to each other
In a circle, in a hoop that never ends

How high will the sycamore grow?
If you cut it down, then you'll never know
And you'll never hear the wolf cry to the blue corn moon

For whether we are white or copper skinned
We need to sing with all the voices of the mountains
We need to paint with all the colors of the wind

You can own the Earth and still
All you'll own is Earth until
You can paint with all the colors of the wind


○ wind
訳のページ。一応。


○ Just Beside You (鈴木重子) (Amazon)
出会えてよかったディスクのひとつ。
絶品です。最高です。

進め、進め。

2007年06月21日 01時21分04秒 | 日記
どん底の友人に触れたからか、天気が悪いからか、
大学をサボってしまった水曜日。
ああ、何て不毛なんだろう。
そして、川底を這うように、流れるように生きるって、何て楽なんだろう。
と思い始める。
人の気持ちは移るのかもしれない。
若干憂鬱な、ここ最近。

やらなきゃいけないことがたくさんある気がする一方で、
別に何もやらなくても当分は生きられる気もし始めて。
何の責任もない下っ端だからこそ享受できる安寧な生活。
先が見えることへの安心感と脱力感。
何もかもを梅雨の湿気のせいにしてしまいたいと言いたくもなるが、
湿気のせいにできるうちは追い詰められていない証拠だと思い返す。
結局足りないのは省みる習慣と危機感なのだ。
分かっている。分かっているはずなのに。
何故自分はそこから進歩できないのだろう。

for me or for you.
自分のためにという気持ちを大切にせず、相手のためにという気持ちを重んじる。
相手のためを思っていたかつての日々は、巡り巡って自分のところへ帰ってくる。
そう信じられるのは若いうちだけなのか。
自分という人間をしっかりと持っていないと、人はついてこない。
一線を越えないための最低限の安定感を持たなければ、社会の荒波に溺れる。
自分を大切にしなければならない。
我が儘になるという意味とは、また違う意味で。

よし。やるべきことをやろう。
あんな日もあったなと受け止められる日は必ず来ると、分かっているから。
進めよ、自分。進め、進め。

What for?

2007年06月16日 02時33分20秒 | 日記
梅雨入りなのに、どうも雨は降りそうにない。
オホーツク海気団と小笠原気団は、仲良くなったのだろうか。
水不足にならなきゃいいけど。少し心配。

しかしどうして、なかなか濃い一週間だった。
実験は遅々として進まない。院試の勉強もはかどらない。
一方、メタノールをかけるとドライアイスの角が丸くなるように、
自分も丸くなって、研究室に徐々に馴染む。
気が付けば6月も折り返し……
雨降っても、心はどうにも雑多な気分。


研究室で寝ると、夜に寝れなくて、どうも最近は昼夜逆転。
院試は寝ながら解けるはずがないので、直さなきゃならんのだけど。


NMRの測定の合間や、エレベーターに乗っているときに、
今後の展開を予想してみる。
そして、
 「What for?」何のために?
 果たしてこの自分という生命体は何のために生まれ落ちたのか?
 何のための、誰のための、自分なのだろうか?
という、自分でもよく分からない問いが最後に残る。


早く、全てが終わらないかな、と、ずっと前の日記で書いたことがある。
今もまた思う。
早いとこ終わらないかなあ……
いろいろなことが。


きっと疲れているのさ。風呂入って寝よう。
そしてもう少し忙しくなればいいのさ。来週も頑張ろう。
本当に雑多ですみません。
どうぞ、よい週末を。


○ 日常英会話を学びたい人のための英会話レッスン What for?
○ 気団 - Wikipedia

矛盾をぶつけられる相手

2007年06月11日 04時52分23秒 | 日記
誰しも、どす黒い感情というものを持っていると思う。
その人自身でも、我がままだなと、自分勝手だなと、矛盾してるなと、
滅茶苦茶だなと、何が何だか分からないと、思う感情があると思う。
そういう感情を思い切りぶつけられる相手。
それが彼氏・彼女なのだろうか。
と、最近思う。

 「しかし私達よく離婚もせず続いているよなあ、ある意味怖いぞ?」
 「あのね、妻が夫を許さないで誰が許すっていうの?」
 「おおっ、愛だ!」
 「なんかその言い方むかつくわね」

これは、ガンガンコミックスの『スパイラル 推理の絆』という漫画の、
最終話の中にある、とある夫婦の会話である。
この会話の中の「妻」と「夫」を、「彼女」「彼氏」にするとどうだろう。
特に自分の場合だったら……
 「あのね、彼氏が彼女を許さないで誰が許すっていうの?」
となるだろうか。
ここまで心が広くなるには、自分にはまだまだ経験値が足りないらしい。

誰しもどす黒いを持つように、誰しも欠点を持つ。
快活だけど、思慮深くない。
頭はきれるけど、行動力がない。
普段穏やかなのに、車の運転は荒い。
人望は厚いが、酒癖が悪い。
など。
その欠点を許せること、許せるのも彼氏・彼女の特権だと思えること、
それが彼氏・彼女になるための条件なのだろうか。


ただ、さすがに、たいがいにせいよ、と言いたくなることもある。
知人いわく、「恋はボランティアじゃない」。
さて果たして、自分はボランティアで付き合っているのだろうか。
分からない。
自分の感情なのに、分からない。
自分の感情なのに・・・。不思議なものだ。


世の彼氏・彼女は、自分より、なりふり構わずみっともないのだろうと思う。
漫画『麒麟館グラフィティー』の中の、主人公のお父さんは、
 「なりふり構わずみっともないのが恋じゃないか
  馬鹿で結構、ほしいものは自分で取れよ」
と言う。それもそうだなあと思う。

良くも悪くも、自分は自分にしか興味がないのだろう。
それとも、それは今だけであって、
この未分化な感情が大切な人を愛おしく思う感情へと開花することが、
この先、あるのだろうか。
あるとしたら、それはいつなのだろうか。


あー。いい感じに、袋小路だ。
頭が冷えるには、もう少し時間がかかりそうだ。
友人知人の皆様、突発的に電話することもあるかもしれませんので、
どうぞ、多めに見てやってくださいませ。
すみません。

それでもおいしい

2007年06月07日 02時19分21秒 | 日記
寝る前に、
パイナポーと明治ブルガリア飲むヨーグルトを、
胃に入れるべきではない、
と思う。

今、腹がぎゅるぎゅる……(泣)


それでもおいしいから、嫌いにはならないけれど。
腹痛に慣れるって、すばらしい。
胃腸が弱かったことに劣等感を持っていたかつての自分へ。
痛みを知れば知るほど、優しさってのが分かるものなのだよ。(……違うか?)

週の後半、みなさん、よき日を。

2007年06月02日 23時41分42秒 | 日記
今週の火曜~木曜は、先生方+先輩の何人かが学会へと出かけたため、
研究室は閑散としていた。
こういう空気があってもいいですよね、と、隣の先輩と騒いでしまった。
梅雨前の、天気のいい、和やかな時間が心地よく流れ去る。
それほど暑くないこの季節は、好きなほうだと思う。

気温が上がったからか、生き物の活動も活発になるらしく、
自分の部屋は2階にあるというのに、蟻が何匹か、床を這っている。
数匹ならまだしも、一時は20匹ぐらいいたから……
「アリの巣コロリ」を使ってしまった。
ごめんよ、と祈りながら。

蟻が作り出す道しるべフェロモンは、人工的に合成できる。
昔、理科の授業でそれらしいビデオ映像を見た記憶がある。
蟻にしてみれば、仲間の残した道筋がそこにあって、
それをたどって行けば、餌にありつけるのだろうから、
その道からは外れる理由がないのだけれど。
何だか分からずに、香りに誘われて餌を持って帰って、
食べてみたら毒でした……では、一抹の寂しさを感じる。
生き物を自らの手で殺せない自分は、市販の薬に頼ってしまい、
それは結局、命が消えるところを見たくないからなのだと思うけれど、
だめだ、弱い人間なのか、とても殺せない。
冷凍のチキンナゲットをおいしいと思う自分には、そんなことを言う資格は、
どう考えたってない。ないのだけれど……。


蟻と人間の能力の差について、ぼんやりと考える。
あの小さな頭の中には、自分の頭の中にあるものと同じものが入っている。
蟻の頭は何て小さいのだろう。
と思う一方で、自分の頭の大部分は使われていないんじゃないか、とも思う。

能力のことを考えると、やや息苦しくなる。
「能力のない人間は好きじゃない」と明言する友達の隣で、自分は、
自分の能力がなくなったらこの人からは相手にされなくなるのだろう、
という不安を抱える。
先輩が先生から注意を受けている状況の中にずっといた今日は、
その先輩を心から応援する中で、身分不相応にも、少しだけ見下していた。
見下した自分に、嫌気がした。

能力は、努力によって作り出されるのだろうか。
それとも、作り出すのは、遺伝か、環境か。
日々切磋琢磨して、ライバルと競争しなければ、見につかないものなのだろうか。
一人物思いに沈みながらでしか得られない思考や、
時間がゆっくり流れる、例えば実家のような田舎でしか得られない経験は、
誰もが忙しく回るご時勢の中では、ちゃちなものにしか、ならないのだろうか。
もう少し、肩の力を抜いて、生きられないだろうか。
自らの能力に奢ることなく。自らの能力のなさに腐ることなく。
身分相応で満足して、必要十分、それ以上もそれ以下も望まない。
そんな日々を、頭のどこかで、夢見ている。

  ……甘いかなあ?

と、アリの巣コロリに見向きもしない一匹狼的な蟻に向かって問いかける。
いずれにせよ何にせよ、和やかな時間が、流れるように去る。
そんな梅雨前。