恐るべしNTT（その１）

みなさん、ICテレホンカードって知ってますか？

私は持ってます。


こんな公衆電話用のテレホンカードです。



2年前くらいに、携帯電話を忘れて出かけて、とあるホテルで公衆電話を探したらこのタイプの公衆電話しかなく、小銭が無かったのでしょうがなくICテレホンカードを買いました。


このICテレホンカード、一回使ったきりずっと使っていなかったのですが、最近、携帯電話の電池がなくなってしまうことが多くて、公衆電話を使う事が多かったんです。
そのたびに、普通のテレホンカードは持っていなかったので、ICテレホンカードが使える公衆電話を捜し歩きました。
でも、どこにも無いのです。

ホテルでしか使ったことがなかったので、ホテルとか人が集まるような場所にしかないのかなとか思いながら過ごしていましたが、つい数日前もこの公衆電話を探したのですが、見つかりませんでした。

あまりにおかしいので、このICテレホンカードが使える公衆電話について、設置場所情報とかを調べてみました。

そうしたら…

------ NTT ホームページより -------------------
ICカード公衆電話の全てのサービスは平成１８年３月末をもって終了させていただきました。

お手持ちのICテレホンカードは、未使用・使用中にかかわらず、同じ度数の磁気テレホンカードと交換させていただきます。

～ＩＣテレホンカード交換のお申込み・お問合せ～
テレホンカード交換センター
フリーダイヤル：0120-145472
受付時間：9：00～17：00
（土日祝日及び年末年始を除きます）
-----------------------------------------------

このページにかいてあります↓
http://www.ntt-card.co.jp/card/02.html


「使用・未使用に関わらず、同じ度数のテレホンカードと交換」とか言って親切そうに見えますが、このことを知ってる人っていますか？

NTTから大々的に告知された記憶がないです。

しかも、ICテレホンカードって有効期限があるんです！
有効期限が過ぎている場合は、交換するのに手数料を取るらしいです。
（ちなみに私は有効期限があることを今回の件を調べて始めて知りました…）


なんか、偽造テレホンカード対策として登場させたICテレホンカードとIC公衆電話ですが、携帯電話の普及で公衆電話事態の利用が減り、そんな中、新システムに移行するお金をケチって、結局、新システムの計画を中止し、今までの公衆電話を残すことにしたらしいのです。

そんなふうにNTTの都合で採算のとれない新システムをやめたくせに、NTTの都合で勝手に設定した有効期限が過ぎてしまったカードの場合、金を取るのです。
（まさか、手数料で利益あがってないよね？）

普通の企業ならものすごい金掛けて、大々的に告知すると思いますが、そんなことをするわけでもなく。

調べた人だけが気付くようになっているようです。

知らない人は知らぬままに、そっとしておく作戦か？
知ったころには有効期限が切れてて、手数料でお金を取る作戦か？

ひどい話です



次回もNTTの謎について書きます。
お楽しみに…