ともじゅんブログ with トラ

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続・原田失格(真実はいかに??)

2006年02月14日 21時03分27秒 | 日録
昨日に続いて、原田失格事件です。ちょっとおもしろい情報を得ました。

まず、失格の理由を整理してみます。
ジャンプ競技には、使用するスキー板の長さについてのルールがあります。
身長174cmで登録していた原田が使用できるスキー板の長さは最大254cmで、その254cmのスキー板を使用するためには、61kg以上の体重(スキースーツやブーツも含めて)がある必要があるということです。
今回、原田は253cmの板を使っていたのですが、253cmの板の場合でも同じく61kg以上無いと駄目で、計量で60.8kgだったために規定違反ということになり失格になったということらしいです。

原田のコメントは「60kg以上ならいいと思っていた」ということでした。

それにしても、オリンピックだけの特別ルールじゃないんだし、今までずっと気付かないまま競技できてたなんて、なんだかおかしい…。
そもそも、板の長さが254cmまで使えたのに、何で253cmを使うんだ?
よく考えれば考えるほど疑問点が出てきて、なんだか腑に落ちない気分です…

そんなことで、原田の記事を探していたら…、腑に落ちました!
「原田のミスではなく、登録をしたコーチのミスだった」という疑惑を見つけたんです。

その内容を分かりやすくまとめると…
身長173cmの原田を、コーチが174cmで登録したせいで必要な体重が「61kg以上」になってしまい、173cmで登録されてるもんだと思い込んでいる原田は「60kg以上(身長173cmの場合の制限)」で調整してきて、60.8kgで大丈夫と思っていたら失格になった
このブログ参照


なんでも原田は、長野五輪後、このルールが作られて以来、今までずっと、「身長173cm」で登録して競技していたようです。
ルールでは、身長173cmの場合、使用できるスキー板の長さは最大253cmで、その最大の253cmのスキー板を使うためには体重が60kg以上あればよいのです。
こちらのページの表を参照

この条件に当てはめるてみると、原田の「60kg以上ならいいと思っていた」というコメントや、253cmの板を使っていることなど、すべてのことに納得できるし、逆にこのことが、身長173cmとして準備して競技したことを物語っていると思います。

この「後輩コーチをかばっている」というのが本当なのか、ただの推測かは分かりませんが、「なんで今回だけ174cmで登録されていたのか?」は、問題として残る部分のはずです。
それなのに、今までずっと173cmで登録してたのに、今回だけ174cmで登録されていることについて、原田が何も言わないのは、「誰かをかばって責任をかぶろうとしてる」または「巨大な圧力」という以外に説明がつかないように思います。
そう考えると、後輩の斉藤コーチをかばってるっていうのは、原田の人柄からも、本当っぽいですね。


とりあえず、古畑任三郎を見終わったようなスッキリ感です。


でも、責任をかぶろうとしているのだとしたら、原田はスゴイ!
金メダル以上の何かをあげたい


室伏がよんだ詩が頭をよぎります

 真実の母オリンピアよ
 あなたの子供達が 競技で勝利を勝ち得た時
 永遠の栄誉(黄金)をあたえよ
 それを証明できるのは 真実の母オリンピア
 

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2 コメント

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ルール改正望むU+203C (Kenji)
2013-06-27 22:56:43
もう何年も経ちましたがふと思い出し、真相を知りたくて検索してここにたどり着きました。そうすると最終的には、競技当日体重しか量らないというルールがおかしいと思います。当日体重とともに身長も測れば、コーチの登録ミスなんてことも起こりませんよね。そもそも体重のみでなく、身長だって一定のヒトなんていないんだから。
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Kenjiさん (とも)
2013-06-28 00:14:48
はじめまして。
コメントいただいて、すっかり忘れていた当時のことを色々思い出しました
このルールは本当に不可解でしたよね。
身長も測るべきというのは、確かにその通り!ですね。
身長を測らず自己申告が通るなら、有利なようにどうとでもできますね。
当時はそこまで思いつきませんでした。
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