一青窈「月天心」

月天心 一青窈 珠玉的名盤名曲哉。

“今夜は見事な月天心。
窈さんのところからも見えますか。”

という感じの少々恥ずかしい文章を以前、
ある巨大匿名掲示板に書き込んだことがあることを今夜思い出した。
もうかの地を訪れなくなって随分経つ。

今年の初め、瞬間的にアクセス数が増えた日があった。
アクセス元を見てみたら
その掲示板にここの一青さん話のリンクが貼られていた。
驚いたというか少々複雑な。
だからと言って、
自分からは見えないいろんな視線を意識して書くことはなるべくしたくない。

そして今夜は、自分から「見える」視線を感じていた。
月齢16.1の月天心。見事な月天心。

電車でどこまで走ってもどこまでもついてくる。

きょう　うまくいかなかった人にも
きょう　いつもよりよかった彼方にも
最近　うまくいってない君にも
少し　物足りない毎日にも
実は　ふらふらしてる彼にも
ほんとは　泣いてしまいそうな彼女にも
平等に　降り注ぐ　満天の　月明かり。

太陽が公平ではないと思えるのはお天道様に顔向けできないような人にはお天道様も顔を向けないことがあるような気がするから。