ココロの中の修道院 . . . 本文を読む
毎日かあさん。
毎日とうさん。
毎日こども。
毎日ばあさん。
一所懸命生きてりゃ、
どんな毎日だって、
それはそれは大変なことで。
ひとの一生というのは、
自分に対する誰かの一所懸命を
感じ、見つけ、たどる旅なのかも知れない。
「毎日かあさん(カニ母編)」
西原理恵子著・毎日新聞社2004。
毎日を見失いかけてると思い込んでる人へ。
頑張ることと頑張らないことの意味を考えたい人へ。
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作・絵:島田ゆか 文溪堂(1996)
島田ゆかさんのバムケロ絵本シリーズの一冊。
シリーズどの作品も好きだが、この「さむいあさ」は飛び抜けて楽しい。
「萌え」という言葉はこの絵本のためだけにある、と
断言してしまう。ほんとに。
島田さんの作品の特徴は、
ページの隅々まで緻密に描かれた小物・キャラたち。
言うなれば、仕込みネタ満載。
一回読んだだけではわからない。
何回もじっくり見渡すことで、
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豊田有恒:作
ハルキ文庫(1999) 初出1967
もし、13世紀に勃興した蒙古勢力があのまま全世界を征服していたら。
「白人」が現実にそうであるように(それ以上に?)、
「黄人」による政治的文化的社会的支配が全世界に敷かれる。
これを打破すべく、IF20世紀の一人の白人が
タイムマシンで14世紀に乗り込み、歴史の修正を試みる…。
フィクションものはあまり好きではないし、
正直さほど期待しない . . . 本文を読む