緑皮車の客車区

ある大学生の非日常、旅行記、Trainz、FS、その他ゲームとの戯れなどなど・・・

【韓国鉄道】東大邱→大田→ソウル【ムグンファ1216号・KTX150号】

2013年03月28日 22時04分51秒 | 2013年春 韓国
お次はムッちゃんです。その前に、東大邱駅でちょっと撮り鉄です。


9051型気動車。釜田行きのムッちゃんとして運用されています。もともと普通列車用なのですが、余剰車両をムグンファ用に改造したもののようです。


KTXはフランスのアルストム製のTGVをほぼそのまま持ってきたものですが、最近は韓国のロテム製のKTXも走っています。これらはKTX山川(サンチョン)とよばれ、時刻表にも表記されます。ちなみに僕は勝手に「山川さん」と呼んでいます。あと、ムグンファは「ムッちゃん」と勝手に呼んでいます。


韓国の鉄道がまた萌えるのが、低床式ホームとかディーゼル率の高さとか客レとかそういうのもあるけど、貨物列車が多いのも魅力的。30両ぐらいつながったコンテナ列車が、迫力満点の7500形DLに引っ張られてやってくるのです。


こういう風に、低床式ホームの駅にも停車してるから、視姦観察し放題。うーん、ハングルが読めればもっと面白いんだけどなぁー。

韓国と中国の間に北朝鮮がありますから、そこらへんなんとかなれば、戦前みたいにユーラシア横断特急なんてのもできそうですけどね。鉄道と政治は切っても切れぬ関係。


ムグンファ1216号ソウル行きが定刻に入線ー。韓国の鉄道はあんまり遅れません。ほぼ定刻にやってきます。
機関車は、8200型電気機関車。シーメンスのユーロスプリンターをベースに、シーメンスとロテムが共同開発したカマのようです。


ムッちゃんの車内はほぼ満席。立ち席客とかいたし、フツーに混んでます。あと、あんまり写真撮れなかったけど、ムッちゃんはセマウルと違ってシートピッチ狭い。テーブルもない。リクライニングはします。

窓側の座席だったんですけど、西日が当たって超まぶしい。カーテンはずっと閉めていて、車窓はあんまり楽しめませんでした。車窓見たい人は、まぁ自分でYouTubeで検索するか、実際に乗りに行くかにして・・・。でも、日本の田舎みたいな光景がずっと続くだけですよん。


大田駅に到着。ここでも多くの乗客が入れ替わる。やっぱりムッちゃん混んでるよ。


向かいの線路には、7100型重連の貨物列車が。有蓋貨車による貨物列車は、韓国には多く残っています。

貨物列車がやってきたので、その様子も動画に撮ってみました。

いやー、なかなかの迫力です。30両ぐらい繋がっていますね。もうこれだけで、もう一回韓国に行きたくなります。韓国は日本より国土が狭いのに、なんでこんなに鉄道貨物が盛んなんでしょうかね。


はい、KTXです。大田からはこれに乗ってソウルまで帰ります。


高速新線からの車窓はこんな感じ。といっても、写真では伝わらないので、動画でもご覧下さい。



TGVとほぼ同じ車両で、連接式台車なので重心は低く、揺れはほとんど感じません。トンネルでの耳鳴りもあんまり気になりませんでしたね。KTXの椅子の狭さは悪名高いですが、僕はそんなにひどくないと思いましたね。ムグンファよりは快適だった気がします。椅子の狭さよりは、ヨーロッパ式の集団見合い式が韓国人はあまり好きではないのだとか。しかし、リクライニングする際に、座布団も動くのですが、座布団をいっぱいに動かしたときは膝と前の椅子の間隔がとても狭くなりますね。

車内はほぼ満席で混んでいました。韓国は鉄道はなんだかんだ言って需要があるみたいです。


ソウル駅に到着です。KTXがたくさん並んでいます。


KTXの車内。乗客がみんな降りてしまってから撮りました。ご参考に。


デッキ。制服のオネエちゃんは、飛行機のCAみたいなので各車両に一人いるかいないかぐらいの感じで乗っている。KTXは20両繋がっているので、カフェカーまで歩いて行くのは大変です。というわけで、車内販売が頻繁にまわってきます。

余談。KTXを降りたあと、KTXの機関車の写真をもう一回撮りに行こうと、他の乗客とは反対側の方向に向かって歩いていきました。すると、清掃員のおっさんがなにやら韓国語で出口のほうを指差しながら俺に怒鳴っていきました。「出口はそっちじゃない」と言ってるのか、「早くホームから出ろ」と言ってるのか、はては「●ョッパリ出てけ」とかwまぁ、韓国には鉄道マニアはいることにはいるんですが、日本と比べるとあまり理解されている趣味というわけではなさそうですね。

次回は義王鉄道博物館です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿