緑皮車の客車区

ある大学生の非日常、旅行記、Trainz、FS、その他ゲームとの戯れなどなど・・・

【TLK13105】ワルシャワ→クラクフ【高速新線】

2013年09月22日 17時11分49秒 | 2013年春 中欧
ワルシャワ観光については省略します。個人的な感想、ワルシャワにはみどころはあまりありません・・・。一日でじゅうぶんです。

ワルシャワから、有名なアウシュビッツの近くにある都市、クラクフに向かいます。これは、ナチスが蹂躙したポーランドでも、破壊を免れた数少ない都市のひとつ。日本でいう京都にあたる都市ですね。ポーランド第二の都市でもあります。

クラクフまでの切符は、駅のインフォメーションセンターで買いました。ポーランド国鉄のインフォメーションセンターは、対応がとても丁寧、親切で、これまでのヨーロッパでも印象が一番よかったですね。ドイツのDBよりも親切だった気がします。ちなみに、一般の窓口の対応は、英語通じないし、無愛想だし、社会主義そのものですw


ワルシャワのトラムで、駅まで行こうとするが、券売機が硬貨を受け付けない、タッチパネルがいかれているなど、ポンコツそのもので、切符を買うことができなかった。改札ないし、無賃乗車もできないことはないんだが、罰金が怖いので歩いていくことにした。RUFとよばれるキオスクでも切符は売っているんだが、店番がオバチャンの場合は英語は通じないし、日曜日は全部閉まる・・・

ヨーロッパの公共交通機関は、路線図こそ書いてあるものの、券売機がポンコツだったり、切符がゾーン制や時間制でわかりにくかったりと、いろいろ不便が目立つのだ。地下鉄は、どっちの列車がどこ方面に行き、次の駅はどこかという表示は全くない。おまけに、運賃が東欧でも日本並みに高い。キエフの地下鉄やバスは、そこらへんの問題点があまりなくて、けっこうつかいやすかった。


ワルシャワ観光中に撮ったトラムの内部だけど、こんな感じ。

ワルシャワはとにかく寒い。零下10度ぐらいはあっただろうか。ヒートテックを着こんでいても、足が痛くなるぐらい寒いのだ。外にいるだけで辛かった。今回の旅で、寒さが一番寒かったところだった。早々と、寒さが多少はマシな駅構内に逃げ込む。


ポーランド国鉄の旅客部門のひとつ、PKP IntercityのEP09型電気機関車を先頭に、乗る予定の列車が入線。


ポーランドの鉄道に多い客車はこの2色!緑のほうが、コンパートメントで、白いほうが集団離反型リクライニングシートのことが多い。


ポーランドではこんな感じのサボが主流。TLK13015号という格安急行。18って書いてあるけど、18両もつながっているわけではない。

TLKは、PKP Intercityが運行する格安急行。中欧、東欧といっても、ポーランド、チェコあたりになってくると、鉄道の運賃はけっこう高くなってくる。そんなときに役立つのが、この格安急行だ。これを使えば、ワルシャワからクラクフまでの300キロほどの距離をなんと2500円ほどで移動できる。ポーランド国内のいろいろなところに走っているので、ポーランドを旅行するときは重宝したい。


僕は指定席を買って、車内はこんな感じ。乗客にはシスターとかもいて、ポーランドに来たんだなぁ、という感じがする。


列車はしばらくは、こんな感じの雪景色を走っているが・・・


雪がなくなった!個人的に、雪は足をとられるし、街のきれいな石畳とかも見えなくなっちゃうし、嫌いなのである。


そしてこの列車は、ポーランドにも新しくできた、ワルシャワ~クラクフ間の高速新線を時速160キロほどで走る。


所要時間は3時間ぐらいで、クラクフに到着。TLKでも高速新線を飛ばす列車は、ICと同じぐらいはやい。


こんなかんじの丸っこい窓の車両もあれば・・・


こんなかんじの四角い窓の車両もある!欧州の鉄道ファンは、客車については、日本の鉄オタほど分類分けしないので、なかなか情報がない。


Krakow Growny駅。Grownyは、ポーランド語で中央という意味。


駅を降りて、ホステルを探す。駅から徒歩3分ほどのところに、Zudlakus Hostelという宿を発見。1泊37ズローティー(1000円ぐらい)。朝食つきで、スープも作ってくれる。宿のおばさんは、陽気ですごくいい人。なぜかバスルームにラジカセが置いてあって、音楽が流れている。8人ドミに泊まったが、部屋が狭く、リネンもぼろい。あまり清潔ではないかもしれない。


そのあとは、適当にクラクフ市内を散策。これが有名な時計台で、時間になると、塔の上でラッパ手がラッパを吹き始めるが、途中でやめる。その理由は、ここにチンギス・ハンのモンゴル軍が攻めてきたときに、この塔の上でラッパ手が警告のラッパを鳴らす。それをモンゴル兵が弓で射殺してしまい、途中でラッパがやんでしまったのを、今でも再現しているという。

かつて、ユーラシアの広範囲を占領したモンゴル軍は、こんなところにまでやってきていたのだ。中国とここの時差は7時間。かつてのモンゴルがいかに恐るべし存在だったかを実感した。


冒頭で述べたように、クラクフはナチスが蹂躙したポーランドでも破壊を免れた数少ない都市のひとつ。大戦中の戦火を免れ、中世の街並みがそのまま残っている。街並みが美しいので、散歩していると楽しいが、プラハ同様、たぶん観光客のほうが市民より多い(笑)。日本人の姿も多くみかけた。


路面電車も健在だ。


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