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【現代思想とジャーナリスト精神】

【報道特集2023.6.24】

  「ひとも思想も滅多に信ずるなよ。本当に信頼できるもの以外はな」

五味川純平は「人間の条件」「戦争と人間」で15年戦争を描いた。後者の作品で、戦場へ駆り出された兄が、弟に話す場面。「ひとも思想も滅多に信ずるなよ。本当に信頼できるもの以外はな」。私はロシア・ウクライナの戦争でどちらもたやすくは情報をうのみにすまいとかんがえる。

 「戦い続けるミャンマーの今」

軍事政権に闘い続けてきた若者たちに変化がおきていること。大事な課題であり、問題である。都内の焼き鳥酒場で働く学生はミャンマーの軍事政権と闘う若者、日本にやってきた。焼き鳥酒場で働き結婚し祖国のことを心配しながら後輩たちを支援する。現地のアウンカさんは、戦場で撃たれなければ殺されるので抵抗し打ち返す。襲撃戦で顔の、表情もひきしまり、同時に感情も。弟は銃撃されている。前線で片目を撃たれ義眼で戦場へむかう。足に大けがをしても犠牲者を想いながら。日下部キャスターの質問に答え「戦争が終わるまで」と話す。ビルマの人々は、祖国とそれをになう若者たちを真剣に心配し励ます。ビルマの国民は、まっとうな国民として長い民主化闘争で得た政権を軍部が倒したことに闘い続ける。日下部キャスターはなにが起きているか、正確に伝え、若者たちの希望と闘いへの連帯を私たちに投げかけてくれている。

 「カネミ油症」55年前の毒 今も


カネミ油症が、どんなものでどんな害をもたらすか。PCB汚染の人体への被害は重度のもの。被害は次世代にまで及ぶ事実がでてきて、被害の保障も子や孫世代の代になされるか。新たな問題。政府官僚は子の代、孫の代には民間の責任であり国家には責任はないと主張。現在は厚労省が子や孫の調査をおこなっているようだ。


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