【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

リベラリスト本澤二郎氏の評論と私見

2015-03-28 22:52:48 | 転載と私見
【転載】
福田家と岸・安倍家<本澤二郎の「日本の風景」(1950)

<中国テレビに福田元首相がさっそう登場>
 3月28日の中国CCTVは、海南島のボアオ・アジアフォーラムを生中継した。冒頭に福田康夫が壇上に上がって挨拶を始めた。彼が同フォーラムの理事長だったからである。彼が親中派の役割を果たしていることを、多くの日本人は知らない。先代の福田内閣は、いうなれば岸信介の力添えがあって実現したものである。そのA級戦犯の岸内閣は、CIAの支援で、ワシントンの傀儡として誕生した。岸・安倍家と福田家は、予想されるほど親密ではない。


<二階総務会長を習国家主席に紹介>
 福田の紹介で5月に旅行団を率いて北京入りする二階総務会長が、習国家主席と立ち話をした。
 フォーラムのテーマは、目下、国際経済の中心となっているアジアインフラ投資銀行のことである。経済衰退に歯止めをかけたい欧州は、こぞって参加を表明した。
 バスに乗り遅れた日本とアメリカである。置いてきぼりを食った日本の孤立化は、経済面でも明らかである。反共・中国敵視を貫く東京を、これ見よがしとばかりに、世界経済は北京を軸に動き出している。
 中国封じ込めを狙った国家主義外交は、気付いてみれば、日本が封じ込められていたのだ。

<日中平和友好条約を締結した福田内閣>
 福田康夫の実父・赳夫は、岸の後継者として政権を担当したが、それでも日中平和友好条約を締結した。実際は大平正芳と田中角栄が、実質、取りまとめたものだが、福田をそれを受け入れた。岸の意向に反した。
 代わりに岸の娘婿の安倍晋太郎を福田派後継者にした。深夜マージャン好きの安倍は、体調を壊して挫折した。晋太郎は新聞記者経験のため、岸の国粋主義に傾倒することはなかった。
<非宗教施設墓苑建設に取り組んだ福田>
 極右にそそのかされたのであろう、小泉純一郎が靖国参拝を繰り返した。側近の安倍晋三もそれを突き上げていた。
 反対に福田康夫は、靖国神社は宗教法人だから、政府が関与できない、という憲法論から、非宗教施設の建設に取り組んだ。靖国排除の公正な対応である。これに小泉は反対しなかったようだが、安倍が大反対した。
 結果、実現を見ることなく退陣した。サラリーマン生活の長かった福田は、世間の空気をよく感じ取っていた。官房長官時代には、よく宮澤喜一を訪ねて、教えを請うている。
 福田の父親は、派閥は異なったが、宮澤の才能にほれ込んでおり、彼を閣僚に起用していた。そんな関係が二人にある。両者とも改憲軍拡派ではない。

<国粋主義の岸に反発した福田>
 筆者は現役政治記者時代、よく田中龍夫の部屋に出入りした。福田側近NO1は、安倍晋太郎ではなく、この田中だった。田中の実父は、軍国主義時代の田中義一首相である。
 龍夫は暇さえあれば、赳夫の傍に従っていた。彼の口から、岸と福田との微妙な軋轢を知ることが出来た。現に総裁選挙で安倍と中川一郎が争ったとき、福田は心情的に中川を支持していた。岸の後継である安倍を内心、嫌っていたようだ。
 選挙制度が中選挙区制のころは、安倍晋太郎と田中龍夫は同じだったため、犬猿の仲だった。そのころ、安倍家の内情を田中事務所で聞いたものである。むろん、晋三のことも、である。
 まさか、こんな人物が首相になろうとは、思いもよらなかったろう。一番驚いているのは、安倍の父親のはずである。

<A級戦犯を2人かかえにる安倍>
 福田家には、戦争のにおいがしない。福田のライバル・中曽根康弘は海軍主計中尉が戦後も引きずってきている。
 原発と核武装にこだわりを持ってきている。大日本帝国の怨霊が彼にはある。福田にはそれがない。岸・安倍家とは波長が会う筈もない。
 親類の松岡洋右がA級戦犯として、ただ一人完全無罪を主張していたということを、昨日知ったばかりだが、シンゾウには二人のA級戦犯がいたことになる。戦争を肯定・正当化する理由である。
 小沢一郎ではないが、CIAはとんでもない鬼っ子を東京に誕生させてしまったことになる。歴史認識で全く譲歩しない背景は、A級戦犯の怨霊がまとわりついているせいなのだ。
 財閥も本当に悪い。
2015年3月28日記

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私見
 福田康夫の父親の福田赳夫は、岩波書店の安江良介やTBSのニャースコープのキャスターをつとめた古谷綱正からも敬意を払われた保守政治家である。保守政治家と反動政治家とは異なる。
福田康夫は保守政治家で、安倍晋三は反動政治家である。
本澤二郎氏は、大平正芳の番記者ではなかったか。左翼ではなくて、リベラリストである。私は本澤氏の文章は好きでよく読む。

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にっぽんチャチャチャ!

2015-03-24 17:11:00 | 

生まれた兎を校庭に生き埋めにする教師。

切り捨てられる公害病。

地域のチームボスから殺される中学生少年。

戦後再建に取り組んだ世代の「老人介護施設」という名の姨捨山。

沖縄や福島の県民を見捨てる国家。

富裕層に厚く低所得層切り捨ての国政。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・


にっぽん沈没チャチャチャ!

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小林多喜二と市田忠義の『党生活者』

2015-03-15 23:00:07 | 社会・政治思想・歴史
 小林多喜二と市田忠義の『党生活者』
櫻井智志




■市田忠義さんの「共産主義的人間像」に感銘

 一時老齢化がすすみ、青年層が減少し続ける日本共産党に党外の支持者からも危機感が募った。それがうそのように、東京都の吉良佳子さんや池内さおりさん、大阪の辰巳孝太郎さんなど溌剌とした青年層が国会議員に当選している。
 ただ何か私には気になることがあった。原子物理学の専門家吉井英勝さん、国会質問で私が私的に感嘆した議員、名前が思いだせないが、それらの方々の議員引退発表に驚いた。今回の市田さんの引退にも驚きを感じた。
  しかし、市田忠義さんの自らのお考えをブログで読み、疑問は一応解決するとともに、さらにそれ以上の感銘を受けた。党の先頭に立つ指導部の志位和夫委員長、山下芳生書記局長、小池晃副委員長らは、私心なく実に明快で実行力のある指導者であることを前提として、述べたい。
 私が市田忠義さんの文章から感じたものは、まさに学生時代一、二年の時に読んだ小林多喜二の小説に感じたと同質の感触といえる。私は映画『小林多喜二』も見た。映画は、いまひとつ焦点化されていない気持ちが残ったが、ロシア革命からソ連共産党解党にいたるまでの同世代に、理知と無償の献身に徹した共産主義者たちを、私は決して否定的には思わない。同時代に精一杯時代と向き合った共産党員たちの生き方に、人間である以上完璧などあり得ないけれど、深く敬意を表したい。
 市田忠義さんの演説は、奇をてらったり修辞をちりばめた演説とは異なる。演説の内容そのものが市田さんの腹の底から聴衆の胸に響いてくる。その実直な誠実さに、市田さんが生きてきた日本共産党員としての生き方そのものが滲みでている。
 市田さんが演説されたのを聞いたのは、神奈川県の国会議員選挙応援の時だった。動画でも視聴した。議員を引退されるのには、さまざまな事情があるのだろう。それよりも、このような民主主義を体得している人物が、日本共産党の党員であるという事実が、どれだけ日本共産党にとって有益であり、その真価を広く世間に知らしめていることだろう。
 長くなった。市田忠義さんご自身の文章をぜひお読みいただきたい。

■市田忠義さんのブログから
·
参議院比例候補の発表

昨日の山下芳生書記局長の記者会見で、来夏の参議院選挙・比例代表候補7人が発表されました。九州・沖縄を中心的な活動地域とするもう一名もまもなく発表されます。現職、元衆議院議員、元地方議員、若手の党幹部など多士済々です。
私は今期をもって勇退することになりました。選挙時には73歳、もう一期となれば79歳になります。長い間のご支援ご協力にここらから感謝申し上げます。任期いっぱい全力をあげて頑張ります。身体はいたって元気です。議員は勇退しても、次期党大会までは副委員長の任務もあります。私たちの世界に引退はありません。どんな部署にあっても初心を忘れず社会変革とそのための党作りに力を尽くすのが日本共産党員の生き方だと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。米子遊説のため、いま羽田です。明日は千葉・市川、明後日は、NHK日曜討論の後、藤沢、一日置いて長野。まだまだバリバリ頑張ります。

 来夏で私は議員を辞める。十分なことをやって来れなかったので、申し訳ない気でいっぱいだ。ただ誰もがそうであるように、我々は、議員になりたいために日本共産党員になったわけではない。
 「国民が主人公」の新しい日本をつくる、搾取も抑圧も戦争もない、真に平等で自由な共同社会を作ろうと決意して、入党した。党はオーケストラのようなもの。指揮者だけではいい音は出ない。ヴァイオリンがあり、ビオラ、チェロ、コントラバス、オオボエ、クラリネット、シンバル……等々、様々な楽器があってこそいいハーモニーが奏でられる。部署は違っても、みんな大事な役割をになっているのだ。議員もいれば、党の専従職員として、選挙、政策、宣伝、党建設、財政、の任務を分担する人もいる。職場で仕事をしながら、あるいは、医者、弁護士をしながらその分野でみんなの信頼を得つつ、党の影響力を広げているという人もいる。
文化や学術の分野で頑張る人もいる。
 それらの全てが意味を持っている。貴重な宝のような任務、活動、仕事なのだ。私自身について言えば、働きながら学んだ二部学生の頃に入党した。だから学生支部の経験がある。仏教系の大学の図書館で10年近く働いていたので職場支部の活動もした。その時労組を結成し書記長をやったこともある。地区委員会、府委員会、中央委員会でも専従者として仕事をさせてもらった。そしてはからずも、全く自分には向いていない国会議員になることを要請され、1998年から参議院議員を務めている。
 どの部署にも貴賎はない。責任の重さに若干の軽重はあったとしても。だから年齢上の理由で、後進に道を譲ることになっても、これまでと気持ちに全く変化はない。どんな部署にいようと、黙々と、地の塩となって頑張る。それが共産党員の生き方だと思う。
任期いっぱい議員の任務を全うしつつ、副委員長として、一人の共産党員として、誠実に任務に励みたいと決意している。他の議員党との違いもそこにある。議員は大事だが、議員だけが全てではない。
勇退が発表されてそんなことを考えた。
=================================
市田さんのお気持ちを生かすためにも、迫る統一地方選挙と来年の参院選で、日本共産党の大規模な前進を国民的支援で実現させたい、非党員の無党派デモクラット、統一戦線志向派の私でさえ切実に思う。

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《「政府は嘘を言っている」小泉元首相が福島で吠えた深謀遠慮》

2015-03-13 21:20:54 | 転載と私見
【日刊ゲンダイweb転載 】及び私見

《「政府は嘘を言っている」小泉元首相が福島で吠えた深謀遠慮》

2015年3月12日


 あれから4年。震災による原発事故が起きたまさに“その地”で、小泉純一郎元首相が吠えた。

 11日、福島県喜多方市で講演。原発再稼働に突き進む安倍政権を、「嘘つき」「呆れた」と一刀両断にしながら、再生可能エネルギー拡大で原発ゼロ社会の実現を目指そうと呼びかけた。

 約50分間の講演では言いたい放題。「政治が原発ゼロにかじを切るべき」と、安倍首相に決断を迫りながら、「安全で夢のある原発ゼロ社会を実現しよう」と畳み掛けた。

「総理在任中は、推進派の<原発は安全で安くてクリーン>という説明を真に受けてしまったが、本を読んだり、専門家に聞くと、すべて嘘と分かった。今でも政府はよく嘘を言っていると思う。嘘が分かっても、頬かむりをして寝ていればいいのか」

■「汚染水は全然コントロールされていない」

 再稼働の動きについても、原子力規制委の委員長が「(川内原発は)新しい審査基準に合格したが、安全とは言えない」と話していることを紹介した上で、「政府は<原発は安全><日本の安全審査基準は世界で一番厳しい>と言いだしている」「アメリカやフランスなどに比べて、どこが厳しいのか説明していない」と批判した。

「世界の人は皆<日本の原発は一番テロに弱い>と言っている。原発テロが日本で起きたら、福島どころでは済まない」

「<汚染水はコントロールされている>と、誰か(安倍首相)が言っていたが、全然、コントロールされていない。よくもあんなマヤカシが言えるな、と」

「政治が原発ゼロにかじを切れば、必ず自然エネルギーで経済成長ができる国になる。夢のある壮大な事業だけれども、原発ゼロの社会は今より必ずいい社会になる。政治が決めればできる」

“脱原発”を言い続けている小泉元首相だが、政治的な動きからは距離を置いてきた。しかし、今回、3・11当日に福島へ行った。新たな決意でもあるのか――。深読みしたくなるところである。
(取材協力=横田一)

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私見
 「郵政民営化」をはじめ新自由主義路線で、政治を溶解させた責任者のひとりでもある小泉純一郎氏に、私はそれほど信頼はしていない。しかし、しかしなのだ。安部晋三氏は、小泉純一郎氏よりもはるかに劣る政治家である。しかも、老練な策略を弄して、国民をどんどん追い込んでいる。ドイツのメルケル首相など諸外国の要人は、日本のいまの事態を統制されたマスコミ下の日本国民よりもはるかに熟知している。

 安倍総理に比べれば、福島で小泉元総理が話したことは、はるかに政治家として人間としてまともである。あの小泉氏が今まともに見えるのは、どれほど日本の国政が泥沼に沈みつつあるか、危機感と失意と言葉を発することのむなしさと抗いながら、こうして書いている。まもなく私は政治に沈黙し、専攻領域の世界に閉じこもるようになるかも知れない。しかし、闘い続けている人々がいる限りは、私もともに闘い自由への闘争を持続しよう。福島の被害者はどれくらい酷い目に遭わされているか、少しでも想像力があれば、わかる。わかる、ということは沈黙することではなく、それは闘う気概を堅持するということでもあろう。

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「不安倍増」『安倍』総理と本源的共同体の歌

2015-03-12 11:32:14 | 社会・政治思想・歴史
  「不安倍増」『安倍』総理と本源的共同体の歌
                      櫻井智志



孫崎享氏は、こう述べている。

「今や質は東京新聞上。読売・朝日記者は自社紙が部数だけ多い「安倍首相御用新聞」をどう思う」と。
同氏の2015年3月12日のメルマガでのご発言である。



孫崎氏wrote
民主主義化のマスコミの役割に、政権監視の機能があるはずだ。
 もし、その機能を果たせなくなったら、民主主義は危機に瀕する。
メルケル首相訪日の際に、「言論の自由」に言及し、「私は言論の自由は政府にとっての脅威ではないと思います。民主主義の社会で生きていれば、言論の自由というのはそこに当然加わっているものであり、そこでは自分の意見を述べることができます。法律と憲法が与えている枠組みのなかで、自由に表現することができるということです」と発言したことだ。彼女の頭の中に、「日本は今、言論の自由が脅かされている」があるのでないか。
 残念ながら、読売、そして朝日も「安倍首相御用新聞」になってしまった。
 もし、そうでないというのなら、次のような記事が今日、朝日、読売に掲載されることはあるか、問うてみたらよい。


小生wrote
孫崎氏のこの趣旨の例文が、私がフェィスブックに転載し、佐久総合病院医師の色平哲郎氏がインターネットに転載した記事と全く同一のものであることに、少なからず驚かされた。そしてうれしかった。私は転載する時に、権力からにらまれる要素となるという脅えはあった。それでも、掲載したのは、東京新聞の以下の記事はそうとう勇気を奮って記者名を入れて書いた東京新聞の記者の勇気にみならうものがあったからだった。
以下の記事である。再掲する。
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 3月11日付東京新聞「不安倍増」略して「安倍」?

人間のすることとは思えない行為を、さも平然と行う。中東や北アフリカでの過激派組織の蛮行は冷酷非道、無慈悲といった言葉しか見つからない。

 しかし、この一見平和に思える日本においても、忍び寄る不気味な不安を感じる。軍靴の音が近づいてくるような、暗い時代に向かっていく恐怖である。その正体は無論、現政権がつくり出す危うい雰囲気による。

 「決めるのは私だ」「この道しかない」などと異論を許さず、道理や機微が通じない。狡猾(こうかつ)で専制的。首相は昨年十一月の衆院解散を消費税増税先送りを問うためと言った。アベノミクスが争点とも強調した。なのに選挙の大勝が判明した途端、安保法制を含む政策全般が「国民の信を得た」と言ってのけた。

 そんな詭弁(きべん)は子どもの教育に悪いからやめてほしいが本人は本気のようだから恐ろしい。一内閣の判断で戦争への道を暴走しているかのごとくだ。このままでは国防軍になった自衛隊が他国や武装勢力と戦火を交え、血が流れる。若者らに犠牲が出る。過激派の憎悪を煽(あお)り、日本が、国民がテロの標的になる。

 3・11から四年。「汚染水はアンダーコントロール」と東京五輪招致活動で国際社会に大うそをついてからも一年半。事態は改善しないのに原発再稼働、原発セールスである。息苦しさの中で戯(ざ)れ言が聞こえた。「不安倍増」、略して「安倍」だと-。 (久原穏)

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小生wrote
 いまこうして書いてる部屋でシンガーソングライター・フォークシンガー横井久美子さんの歌が流れている。「おいで一緒に」という歌である。チリ合法的社会主義政権のアジェンデ大統領が軍部クーデターによってピノチェト将軍後の大統領に虐殺された。その頃にチリには詩人パブロ・ネルーダがいた。ネルーダが詩を書き、 ディナ・ロットが曲をつけた「山と川」を日本のフォークシンガー笠木透が訳詩した。日本では横井久美子が「おいで一緒に」と題して歌い、横井さんはなんと御自分の長期継続したミニライブら「おいで一緒に」コンサートと名付け、今年2015年の五月から再開する予定と聞く。

おいで一緒に

【作詞】パブロ・ネルーダ Pablo Neruda
【作曲】ディナ・ロッド
【訳詞】笠木 透

 私の国には 山がある
 おいで一緒に わたしたちと
 私の国には 川がある
 おいで一緒に わたしたちと

1.山にのぼるのは 悲しいから
  おいで一緒に わたしたちと
  川をくだるのは 淋しいから
  おいで一緒に わたしたちと
  
  私の国には 山がある
  おいで一緒に わたしたちと
  私の国には 川がある
  おいで一緒に わたしたちと

2.苦しみばかり 続くとも
  おいで一緒に わたしたちと
  私と同じ あなたたち
  おいで一緒に わたしたちと
   
  私の国には 山がある
  おいで一緒に わたしたちと
  私の国には 川がある
  おいで一緒に わたしたちと

3.この闘いは きびしいだろう
  けれどあなたは 行くだろう
  この生き方 きびしいだろう
  けれどあなたは 行くだろう
   
  私の国には 山がある
  おいで一緒に わたしたちと
  私の国には 川がある
  おいで一緒に わたしたちと

  おいで一緒に わたしたちと

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小生wrote

この歌に流れる共同体への人間的情感は、国家Statementへの愛国心ではなく、共同体としての「くに」Landへの愛着であり人間の本源的共同性に根ざす連帯感である。同じことは、笠木透が作詞して田口正和が作曲した「わが大地のうた」にも全く同一の連帯感に満ちている。
笠木透+我夢土下座がうたう「わが大地のうた」
https://youtu.be/3LkUp8ucl8s

 私たちは、安倍晋三閣下の暴政にカッカとせずにはおられない。けれど、私たちが草の根から滲みわたる大自然の摂理に沿って、連帯と友愛の感覚に立脚して日常を暮らすならば、必ず人間的自然の摂理に逆らって暴政を続けることを阻止しうる。国家の愛国心は人工的策略で一時的に成功することがあるかも知れない。けれど、郷土の自然が人間に喚起する連帯感は、どんなに阻止され破壊されても、再び再建される性質の人間的情感である。





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「不安倍増」略して「安倍」?

2015-03-11 12:41:12 | 転載と私見
抜群の記事・東京新聞転載

【私説・論説室から】


「不安倍増」略して「安倍」?
2015年3月11日

 人間のすることとは思えない行為を、さも平然と行う。中東や北アフリカでの過激派組織の蛮行は冷酷非道、無慈悲といった言葉しか見つからない。
 しかし、この一見平和に思える日本においても、忍び寄る不気味な不安を感じる。軍靴の音が近づいてくるような、暗い時代に向かっていく恐怖である。その正体は無論、現政権がつくり出す危うい雰囲気による。
 「決めるのは私だ」「この道しかない」などと異論を許さず、道理や機微が通じない。狡猾(こうかつ)で専制的。首相は昨年十一月の衆院解散を消費税増税先送りを問うためと言った。アベノミクスが争点とも強調した。なのに選挙の大勝が判明した途端、安保法制を含む政策全般が「国民の信を得た」と言ってのけた。
 そんな詭弁(きべん)は子どもの教育に悪いからやめてほしいが本人は本気のようだから恐ろしい。一内閣の判断で戦争への道を暴走しているかのごとくだ。このままでは国防軍になった自衛隊が他国や武装勢力と戦火を交え、血が流れる。若者らに犠牲が出る。過激派の憎悪を煽(あお)り、日本が、国民がテロの標的になる。
 3・11から四年。「汚染水はアンダーコントロール」と東京五輪招致活動で国際社会に大うそをついてからも一年半。事態は改善しないのに原発再稼働、原発セールスである。息苦しさの中で戯(ざ)れ言が聞こえた。「不安倍増」、略して「安倍」だと-。 (久原穏)
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私見
 私はこれこそ事実を分析し真実を求めるジャーナリズム精神と思った。

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《新聞発行部数の落ち込みは誤報で攻撃下の朝日より読売が激しかった.》

2015-03-10 19:33:52 | 転載と私見
メルマガ【孫崎享のつぶやき】
《新聞発行部数の落ち込みは誤報で攻撃下の朝日より読売が激しかった.》
2015-03-10 06:4181


事実関係A:週刊ポスト[3月20日号]  は「大誤報連発で創業以来の危機だった朝日新聞より読売新聞が部数をもっと減らしていた」の表題で報じている所、主要点

・2月10日に発表されたABC部数調査(14年6-12月)で一番の驚きは読売新聞のダウン幅である。

 なんと60万4530部減、これは朝日新聞の44万2107部減を大幅に上回っている。

             販売部数        昨年との比較

 読売         926万3986     -60万4530

 朝日         710万1074     -44万2107

 毎日         329万8779     -5万1587

 日経         275万0534     -2万5586



 事実関係B 安倍首相支持率

 (1)NHK: 2015年3月10日[火曜日]

    世論調査 内閣「支持」46% 「支持しない」37%

    安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月より8ポイント下がって46%でした。一方、「支持しない」と答えた人は、8ポイント上がって37%でした。

   



 (2)読売新聞、2015年03月08日

    安倍内閣の支持率は55%で、前回調査(2月6~7日)の58%からやや低下した。不支持率は35%(前回34%)だった。

評価:なんぼなんでも「安倍首相御用新聞」にうんざりの人々が増えている。

   世論調査、NHK調査と、読売調査のどちらが、現状を表しているだろうか。

   NHKは「NHKは今月6日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは1632人で、66%に当たる1075人から回答を得ました。」と調査方法を記述している。NHKは今月6日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。他方読売新聞WEB版は

   「読売新聞社は6~8日、全国世論調査を実施した」とのみ書いている。

   読売新聞の「安倍首相の御用新聞」は酷い。多分、本年も一段と減がつづくであろう。

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私見

 少年時代にプロ野球の巨人ファンだった私はいつのまにかどこのチームも等距離になっている。原因は、巨人の経営が読売新聞社であり、社主の渡邊恒雄氏が中曽根康弘氏の総理当時から政権の黒幕として世論誘導に君臨しつづけていること、巨人の経営は現場でなく上層部の意向でどうにでも決定されてしまう事実が連続したことである。


 読売には戦後まもなくの激しい労働運動や大阪本社社会部長の黒田清氏の健筆など決していつも御用新聞であったわけではない。しかし戦犯だった正力松太郎氏が釈放され、労働争議に徹底的な圧力で臨んだ頃から戦後の読売は大きく右に傾き始めた。



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国民を犠牲にしてテロとは交渉しなかった。堕落の極致-日本政府

2015-03-07 19:30:33 | 転載と私見
【孫崎享のつぶやき】
《ファクラー「政府は“国民を犠牲にテロと交渉しなかった”を米国や英国にアピール」。堕落の極致―日本政府》
2015-03-07 07:5710




 3月3日神奈川新聞は米有力紙ニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラーとの極めて衝撃的なインタビュー記事を掲載した(全文はすでに掲載すみ)

「 私にとって、政府がテロリストとの交渉を拒んだことは、何の驚きもありませんでした。安倍首相は今回の事件を「国民が犠牲になったが、テロリストとは交渉しなかった」と米国や英国にアピールする材料にするつもりだろうと思っていました。」

 そしてこれは事実に裏付けされています。

 私は次を指摘してきていた。

1月23日麻生財務相は、「テロリストの要求をのめば、それはテロリストの要求に屈するのと同じだ」と語り「予備費から身代金出す可能性に”今テロに屈する予定がないから、手続きまで考えていない”と述べた」(朝日新聞など)。

2月2日ロイターは「菅官房長官「身代金用意せず」、イスラム国との交渉を否定」

の表題の下、「菅官房長官は会見で、身代金を用意していたかについて記者から問われ、“それは全くない。100%ない”と明確に否定した。さらに、イスラム国と交渉する気は“全くなかった”と述べた」と報じた。

 日本政府は人質救出に全力を尽くすというポーズをとりながら、その努力を行わなかったのである。

 菅官房長官はなぜ、「身代金の用意は100%ない」「イスラム国と交渉する気は全くなかった」と述べたのであろうか。

 答えは簡単である。

 米国務省サキ報道官は会見で「身代金の支払いはかえって人々を危険にさらすが米国の考えだ」と述べた上「我々の立場は非公式に日本政府に伝えてある」と明らかにしている。(1月23日朝日新聞)。

 菅官房長官は日本人向けに述べたのではなく、米国に向け発言したのである。

 戦後、日本人の命が政府によってこれだけ軽々しく扱われたことはない。

 さらにこの殺害は偶然起こったのではない。

「 2月1日イスラム国は後藤氏を殺害するビデオを公開した。ここで次の発言をしている。

「日本政府は邪悪な有志連合に参加した愚かな同盟国と同じように『イスラム国』の力と権威を理解できなかった。安倍総理よ。勝てない戦争に参加した向こう見ずな決断によって、このナイフは後藤を殺すだけでない。今後もあなたの国民はどこにいても殺される。日本の悪夢は始まる」

 昨日、私はファクラーさんと八重洲ブックセンターで対話をした。

 ファクラーさんは「孫崎さんのような意見は王手マスコミに出てきませんでしたね」と

控室で指摘していました。

 私でなくてもいい。安倍首相の責任と、日本政府が国民を犠牲にしてまで、米国に媚を売っている姿を糾弾すべきである。

 ファクラーしは糾弾した。

 それを神奈川新聞である。

 ここに日本の異常さがある。

 ニューヨーク・タイムズ東京支局事務所は、朝日新聞の中にあるのである。

 朝日新聞は、米国ではニューヨーク・タイムズ社の中にある。

 神奈川新聞はファクラー氏にインタビューする位だから、朝日新聞は彼の見解は当然知っているはずである。それができない。朝日新聞は今や安倍首相の御用新聞になってしまったのである。

=================================
私見
 これを読むと、「安倍政権が救出を成功させるために、国民は一丸となって支援すべきだ」といって、全会一致でテロリズム非難決議を行った全野党の「読みは甘かった」ことが後付けでわかる。
 普通なら、「国民全体で支援すべき」が常識だろう。しかし、安倍政府は救出など全く考えていなかったし、この救出交渉に真剣に取り組んでいると国民が思い込んでいた時期に、着々と現在の全面的軍事同盟入りの交渉をおこない、国内の弾圧態勢を着々と進めていたことがわかる。
 国会議員でこのことを見抜いていた慧眼は、日本共産党の池内さおり議員と、「生活の党」とくんだ山本太郎議員の二人しかいなかった。いまでは、安部晋三氏の言うことはすべて裏側になにかあると逆に考えることのほうが間違いないだろう。


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「戦争を始める政治家たち」

2015-03-07 00:33:04 | 言論と政治

「戦争を始める政治家たち」

櫻井智志



@news23_tbs


 作家五味川純平に『人間の条件』、『戦争と人間』がある。
後者は新書で二十巻ほどもある。戦争はずるずると始まり、それは破局まで終えることができなかった。
戦争の開始は簡単でもそれを終わらせることは困難なことだ。
「戦争を知らない世代」の安倍内閣は、自らは爆撃の下がどんなことになっているか、少しもわかっていない。
想像力の貧困な政治家ほど派手な戦争論議に夢中になる。



 「戦争を始める政治家たち」:
僕らの名前を覚えてほしい。
(絶対に忘れないぞ)
戦争を始める大人たちさ。
(あんたらが戦場へ行くのか?あんたらの子どもは絶対に戦場へは行かせないだろう!)
おとなの僕らは戦争花火を華々しくうちあげるもんね~~~~
(\ /) 

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今度の統一地方選挙は、【草の根・反軍国主義・選挙】だ

2015-03-06 21:10:17 | 言論と政治
これが現在日本が「軍国主義体制下にある」ひとつの証拠だ!!

東京新聞掲載記事を以下に掲げる。ぜひご覧いただきたい。

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「文官統制」廃止閣議決定 防衛省設置法改正案、議論なく

2015年3月6日 夕刊


写真
 政府は六日午前、防衛省の内部部局(内局)の背広組(文官)が制服組自衛官より優位に立つと解釈される「文官統制」規定を廃止する、同省設置法改正案を閣議決定した。今国会での成立を目指すが、政治を軍事に優先させた文民統制(シビリアンコントロール)を損なう懸念が残る。改正案は、武器輸出を拡大する司令塔となる「防衛装備庁」(仮称)新設も盛り込んでいる。 (中根政人)
 改正案では、防衛相が制服組の統合幕僚長や陸海空の幕僚長に指示などをする場合、背広組の官房長や局長が補佐するとした現行法の規定を廃止。各幕僚長が、官房長や局長と対等な立場で防衛相を補佐するように改める。また、自衛隊の運用を担当している内局の運用企画局を廃止し、業務を制服組の統合幕僚監部に一元化する。
 文官統制は戦前の旧日本軍の暴走を教訓に、政治を軍事に優先させた文民統制の一環。文官を制服組自衛官より優位な立場に置くことで、防衛省内の文民統制を補強する手段とされてきた。今回の法改正は、文民統制を弱体化させるとの懸念が出ている。
 菅義偉(すがよしひで)官房長官は六日午前の記者会見で、文民統制が弱まる懸念について「まったくない」と反論。法改正の狙いについて「文官と自衛官の一体感を高めながら、政策的見地と軍事専門的な見地から大臣を補佐する(法律の)趣旨をより明確にする」などと説明した。
 一方、防衛装備庁は、武器の輸出や他国との共同開発を原則解禁する「防衛装備移転三原則」(昨年四月に閣議決定)を受けた組織。現在の防衛省装備施設本部や技術研究本部などを統合し、外局として新設する。職員は千八百人規模とし、十月をめどに発足させる方針。武器輸出に関して防衛企業の海外戦略を支援し、他国との交渉窓口も担う。
 三原則は、武器を輸出した相手国が日本の事前同意なしに第三国に再輸出することを防げないなど、抜け道が指摘されている。防衛装備庁の新設で武器輸出が拡大すれば、紛争地域で日本の武器が使われる恐れがある。
◆拙速否めず 国会審議尽くせ
 政府が閣議決定した「文官統制」規定の廃止を盛り込んだ防衛省設置法改正案は、先の大戦の反省に基づき、政治が軍事組織を統率する「文民統制」を大きく後退させる恐れがある法案だ。にもかかわらず、自民、公明両党は事前の党内手続きで、廃止に伴う影響を厳しく検証した形跡はない。
 文官統制の廃止を目指す法案の概要が明らかになったのは二月下旬。しかし、自民党は大きな議論もなく了承。公明党は二回了承を見送ったが、説明が十分でないなど手続き面の理由が主だった。あまりにも拙速に閣議決定まで進んだ印象は否めない。
 自衛隊の海外派遣拡大に向けた安全保障法制の与党協議も進んでいる。このままでは、文民統制が後退した状態で海外派遣が進むことになりかねない。自衛官出身の中谷元・防衛相は「政府として、文官が自衛官をコントロールする考え方はしていない」と繰り返していることも、懸念をより強くさせる。
 今後、問われるのは国会審議で、文民たる与野党の政治家がどれだけチェック力を発揮するか。民主党の枝野幸男幹事長は「(法案は)すぐに通す性質ではなく、時間をかけて議論したい」と話す。今度は拙速に進めてはならない。 (高山晶一)
<文民統制と文官統制> 文民統制は政治が軍事に優越するという民主主義国家の基本原則で、シビリアンコントロールの訳語。旧憲法下で軍部が暴走し、第2次世界大戦の惨禍をもたらした反省から採用された。首相や閣僚は文民でなければならないと憲法で規定し、首相が自衛隊に対する最高指揮権を持つ。さまざまなレベルで行われることが必要とされ、防衛相を支える背広組(文官)を制服組自衛官より優位とする防衛省内の「文官統制」もその一つ。ほかに(1)防衛出動の承認など国会による統制(2)首相や防衛相による政府内の統制-がある。

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いままでの日本にはシビリアン・コントロール文民統制が根付いてきた。しかし、上の記事はまさにそのコントロールは破壊されていることを証している。

これにどう立ち向かうか。
安倍・軍国主義。極右自公政権は、国民がイエスと言い続けていれば、さらにかさにかかって、軍国主義を完成するために続々と次から次へと軍事施策を進めていく。
官邸前や地方の主要都市などに国民的集合でデモや反対集会を地道に続けている市民こそ、その対抗勢力の精神的中心でもある。

さらに、全国でくまなく行われる統一地方選挙で、安倍政権を支える政党候補や補完政党の候補者を落選させる。さらに日本共産党と在野の反安倍勢力の候補者を続々と当選させよう。

今度の選挙は、【草の根・反軍国主義・選挙】だ。

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