【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

東京新聞こちら特報部「首相はネトウヨだった  差別扇動サイト保守速報引用」

2014-11-27 17:02:57 | マスコミ報道への私見
東京新聞11月27日付
[こちら特報部]新聞紙手写し掲載
【東京新聞はこの記事をwebに掲載していないのでシェア・転載を禁止します】

2014/11/27
首相はネトウヨだった
フェィスブックで小4になりすまし批判
差別扇動サイト「保守速報」引用

 安倍晋三首相のフェィスブック(FB)が、またもや物議を醸している。ヘイトスピーチ(差別扇動表現)で訴えられているネット掲示板「保守速報」の記事をシェア(共有)していたのだ。ネットでは、「(首相は)正真正銘のネトウヨ(ネット右翼)だった」などのつぷやきが飛び交っている。(沢田千秋)

 保守速報の記事は、首相のFBをシェアしたもの。秘書は「それなりに面白いので見てください」とコメントしていた。
 保守速報の記事が扱ったのは、二十一日の衆院解散直後に開設されたサイト「どうして解散するんですか?」。自称小学四年生で放送部の「中村」君が、「しつもんです。なぜ1回で700億円もかかるのに、衆議院を解散し、選挙を行わなければいけないの」と問い掛けている。

 サイトの完成度が高く、当初から大人の関与が疑われ、翌二十二日夜、慶応大の男子学生が「中村とは僕です」と謝罪文を掲載した。「小学四年生を自演することで、より多くの方を巻き込み、選挙の意義を語り合うことができると考えた」と釈明した上で、サイトを削除した。

 首相は、このサイトがよほど腹に据えかねたのか、二十四日までに、自身のFBで「批判されにくい子供になりすます最も卑劣な行為」と厳しく糾弾した。この書き込みと一緒に、保守速報の記事をシェアした秘書のFBも紹介した。

 確かに大学生も悪いが、一国の首相が激高するような話か。それ以上にネット上で波紋を広げているのが、保守速報のシェアだ。

 在日コリアンの女性フリージャーナリストは八月、ネット上の人種差別的な記載で精神的な苦痛を受けたとして、保守速報の運営者らに損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。ヘイトスピーチ問題を取材するジャーナリストの安田浩一氏は、保守速報について「ネット掲示板《2ちゃんねる》の情報や独自記事を掲載し、在日コリアンらへの誹謗中傷、ヘイトスピーチ、差別、偏見をかき集めた非常に悪質なサイト」と指弾する。「首相が引用したと聞き、信じられなかった。単に脇が甘いでは済まされない。首相の思考が保守速報と共振している表れであり、これは差別、ヘイトへの加担だ」

 首相は昨年五月の参院予算委員会で、自身のFB上で閲覧者による差別的コメントが増えていると指摘され、「エスカレーションを止めるべきだろうとコメントしていきたい」と答弁した。

 ネットに詳しいジャーナリストの津田大介氏は「あの答弁は何だったのか」とあきれる。「FB閲覧者に対し、人種差別的発言をやめるよう言うのが首相の役割なのに、首相や秘書が保守速報を情報源にしている。

 首相側はネット上の騒動に驚いたのか、「小四サイト」への批判文と保守速報の紹介部分を削除。二十六日、「小学4年生と偽った大学生もそのアイディアやエネルギーを強くて明るい将来に向けてほしい」などと投稿し直した。

 政治ジャーナリストの角谷浩二氏は「安倍首相にとっては初めての解散で、世論の批判が思った以上に厳しくて驚いたのだろう。一国の総理なら、大学生のサイトなどに手を突っ込まず、大所高所から堂々と政策論争をやってもらいたい」と苦言を呈した。

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私見
 おそらくこれほど幼稚で総理の器にない政治家は、日本政党政治史に空前絶後であろう。

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鎌田慧氏と衆院総選挙

2014-11-26 17:10:51 | 言論と政治
鎌田慧氏と衆院総選挙
櫻井智志

 衆院選が近づく中、私は或る新聞記事を読み、以下のようなことを考えた。最初にインターネットには掲載されていないので手写しした記事を紹介してから、私見を述べたい。

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侮辱の中で
【東京新聞2014年11月25日朝刊『本音のコラム』手写し転載】
     鎌田 慧

 何回目かの「さようなら原発」集会で、大江健三郎さんが「侮辱」という言葉で政府を批判した。これは八十六年前、戦前に中野重治が雑誌に発表した短編小説「春さきの風」で、女主人公が「わたしらは侮辱のなかに生きています」と書いた手紙の最後の一行である。

 家族三人、夫の政治活動が理由で彼女は留置場に拘引され、赤ん坊が病気で急死する。そのあと外に出された妻が、拘置所にいる夫に書いた手紙の一節である。

 戦前、戦中の日本は警察国家で、警察の横暴が甚だしかった。いまなお福島の原発が連続爆発し、世論が急速に脱原発に代わっても安倍政権はどこ吹く風。その横暴を大江さんは、戦前の圧政時代の小説をかりて「侮辱」と表現した。

 その言葉がいま、悪政とむき合っている。首相は「アベノミクス解散」などと、やに下がっているが、夜盗の抜け駆けのようでセコイ。目的のためには手段を選ばない。自党の新人議員が落選しても、自分の権力を固めようという酷薄非情には目を瞠(みは)るばかりだ。

 もう新基地建設はやめてくれ、と沖縄がいっても、原発も戦争ももういやだ、いのちを大事にしようで、日本中がいっても聞く耳をもたない。これでも日本は民主主義国家なのか。きっと、「アベノミス解散」になるぞ。  (ルポライター)

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私見
 これだけの眼力と表現する勇気をもつルポライターは、鎌田さんを除くと寺澤有氏やかつての村上義雄さん、本多勝一氏などわずかしか日本にはいない。私は東京都知事選で候補一本化が成立しなかった時に、細川護煕氏を応援して、宇都宮健児候補を応援しなかった鎌田慧氏に対する批判の渦にたじろいだ。しかし私は鎌田氏を擁護する言葉を発することができなかった。そのことを私は自らの「恥」として感ずる。この鎌田氏の文章を読み、私は鎌田氏の今後の言説にはより敬意を払い対応したい。

 宇都宮健児氏は、都知事選後も市民運動を続け「うつけんニュース」を発信し続けている。次に都知事選があり、そこに宇津野美緒氏が出馬しても、私は宇都宮健児さんを応援するだろう。けれど、鎌田慧氏の言葉の重さをしっかりと受け止めたい。もはや鎌田氏が都知事選に出馬する宇都宮さんを批判することはないだろう。

 言説がわかれても、その真実を丁寧に受け止めて、自らが考えて責任をもつ言動をしようと私は考えている。いま総選挙で自民党が小選挙区で圧倒的で、野党が分立してその一本化を求め、全選挙区に立つ日本共産党を批判する動きが見られる。私はこう考える。なぜ不合理な小選挙区がつくられたか、不合理な小選挙区制度を批判にも関わらず、保存しているか。すべて自公与党の政権独占欲に始まる。日本共産党は、比例区で安倍政権に対抗するためにも、小選挙区でも候補を全区で擁立している。しかし、統一戦線が結成されている沖縄県では全区で社民党、生活の党、社会大衆党などと合議の上、候補擁立をやめたり他党を推薦したりしている。

 沖縄選挙区のような状況にない本土で、日本共産党が全区で候補を擁立したのは、本土が沖縄県よりもはるかに後進的な状態にあるからだ。共産党を批判する者は、沖縄で反安倍政権で合意した統一戦線に加わっている政党のみが批判できよう。沖縄でオナガ知事を支持しなかった政党、公明党や民主党、維新の党、次世代の党、元みんなの党などに日本共産党を批判する資格は全くないのだ。

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生放送で「国民の声」にブチ切れ 安倍首相“精神状態”に異変

2014-11-22 00:30:05 | マスコミ報道への私見
【日刊ゲンダイ・フォロワーズ】

生放送で「国民の声」にブチ切れ 安倍首相“精神状態”に異変

2014年11月21日


「むきになってる総理、見苦しい!」──。安倍首相の態度に批判の声が殺到している。テレビ出演した時、一般人のインタビューVTRを見て、「これ、おかしいじゃないですか!」と、キレまくったのだ。さすがに、自民党幹部も「総理の精神状態がおかしい」「体調が悪いのではないか」と懸念しはじめている。

 衆院解散を表明した18日に放送されたTBS「NEWS23」に生出演した安倍首相。番組開始20分ほどで「景気回復の実感」に関して、街の声がVTRで紹介された。

「誰が儲かってるんですかね」「景気がよくなったとは思わない」「全然アベノミクスは感じてない」「大企業しか分からないのでは」

 誰もが素直に感じている言葉が並んだ。ところが、安倍首相の表情は一変。司会者の発言を制し「(テレビ局の)皆さん(人を)選んでおられる」と批判し「6割の企業が賃上げしてるんですから」「全然、声に反映されてない!」「おかしいじゃないですか!」とまくし立てたのだ。日テレのニュース番組に出演した時も、早口でキレまくっていた。


■「もうテレビに出すな」と自民幹部

 これにネット上では、〈むきになってる総理、見苦しい!〉〈切れ口調になって詭弁を弄してる〉〈街の声聞いて安倍キレとるわ。国民の意見やぞこれ〉と非難囂々。

 このままでは選挙に響くと心配になったのだろう。ある自民党幹部は「もう首相をテレビに出すな!」とカンカンになっているという。

 確かに最近の安倍首相の暴言は目に余る。4日の予算委員会でも、過去の脱税疑惑を指摘され「全くの捏造です!」と声を荒らげていた。クスリの副作用なのか。一体何があったのか。心理学者の矢幡洋氏はこう言う。

「安倍首相は典型的な自己愛型の人格です。このパーソナリティーの特徴は、好調時と窮地に陥った時の人格が豹変することです。調子がよい時は高い理想を掲げて立派なことを言うのですが、ひとたび崩れだすと感情を制御できなくなる。しかも、都合の悪いことが起きると『自分は悪くない。誰かがオレの足を引っ張ったんだ』と責任転嫁し、攻撃的になるのです。これほど攻撃的になっているのは、精神的にかなり追い込まれているのだと思います。大臣の“ダブル辞任”やGDPの落ち込みなどが、ダメージを与えているのでしょう」

 しかし、一国の総理が感情をコントロールできず、国民の素直な声に「おかしいじゃないですか!」と怒鳴り散らすのは異常なことだ。

 安倍首相は気分が落ち込むと、自分のフェイスブックに寄せられる“いいね!”を見て元気を取り戻すという。しかし、コメント欄には〈××議員を血祭りに!〉〈中国朝鮮3国もろとも殲滅でいきましょう〉〈野生動物 北京原人を射殺してください〉などの罵詈雑言が並んでいる。こんなコメントを読んで悦に入っているのだとしたら、人格が歪んでいる。あと4年間、日本を託していいのか。有権者は冷静に判断した方がいい。

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私見
 そんな総理を呼んでもてなすマスコミの側にもなにかないだろうか。
孫崎享氏は、毎日配信のメルマガで別件でこう述べている。
『「知的層」といわれる層は権力にすりよることで生存していると認識している。権力が喜ぶことをいう、それが日本の今日の「知的層」の主流だ。』
マスコミも岩波知識人も、時代の本質に迫る桐生悠々のようなジャーナリストや戸坂潤のような知識人を見倣うべきだ。

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安倍自公暴走政権を国民に納得させる大手マスコミの詐術

2014-11-19 18:29:43 | マスコミ報道への私見
安倍自公暴走政権を国民に納得させる大手マスコミの詐術
櫻井智志


 安倍総理が解散を表明した十八日の夜。比較的リベラルと目されていたTBSテレビの午後11時台のNEWS23が、なんと安倍総理の単独出演をおこなった。私はあきれかえって、その番組自体を見なかった。思えば、政府が強引に政策を通した後に、菅官房長官を出演させたのを想い出した。このメインキャスターは岸井成格氏という毎日新聞社の首脳的なジャーナリスト。
 一見進歩派を装いつつも、いざという時になったら安倍政権の提灯持ちをする。まだ朝日系列の報道ステーションの古館キャスターのほうが本音で語ろうとするだけまともである。

 毎日も朝日も新聞社もテレビ局も既に大政翼賛報道に堕している。私は、日本人の「騙されたい気質」を報道マスコミが作り上げていると考える。安倍のこれだけ酷い悪政を国民におろして飲み込ませている親玉は大手マスコミだ。日本テレビの土曜夜の「ドキュメンタリー」、NHKの国谷邦子キャスターが大健闘している「クローズアップ現代」、TBS土曜夕方の「報道特集」。関東では、その三つ以外に見あたらない。
 一見進歩派めいたことを言っていて、いざという時に大衆に毒をのませる。そんなジャーナリズムはドレイのジャーナリズムだ。
さて、このような私見を考えさせてくれたのは、真実リベラリスト評論家の孫崎享氏の以下の二つの評論である。どうぞ拝読を。

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孫崎享のつぶやき 2論文

①■「大義なき選挙」「“盗人猛々しい”選挙」それでも国民は自民党に勝たせるのか
②■自民党議員の泣き言:妻からも母からも何故総選挙するのかと非難されてます

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①■「大義なき選挙」「“盗人猛々しい”選挙」それでも国民は自民党に勝たせるのか
2014-11-19 07:259

A事実関係

1:安倍晋三首相は18日夜、首相官邸で記者会見し、来年10月に予定されている消費税率10%への引き上げを1年半先送りし、21日に衆院解散に踏み切る意向を表明した。衆院選は12月2日公示、14日投開票の日程となる。首相は争点として、増税先送り判断の是非と自らの経済政策アベノミクスへの評価をあげた(18日朝日新聞)

2:安倍晋三首相は18日、来年10月に予定していた消費税率10%への引き上げの1年半延期に合わせ、経済情勢が悪いときに増税を先送りする「景気条項」について、消費税増税法から削除する考えを表明した。再増税に関しては「再び延期することはない」と明言し、財政健全化への決意を示した(18日時事)

B評価
 日本には「盗人猛々しい」という言葉がある。盗人とまで言わぬが、安倍氏の決断をきいてこの言葉を思い出した。
 すでにツイッターした事だが「マッチポンプ」という表現がある。
「マッチで火つけて(消費税増税)、具合が悪くなると(経済に悪影響)、「延期します、私の政策素晴しいでしょう」と開き直る。
この政治家は何か誤解している。
意気がることが首相のあるべき姿と勘違いしているようだ。
「再び延期することはない」と意気がってどうするのだ。
 消費税を上げて経済は落ち込んだ。今後も消費税をあげて経済が落ち込む可能性が出ても、自分の「意気がる」姿を見せるために、消費税を上げるというのか。
財政健全化と言うが、最近の首相の中で、財政健全化と全く逆のことを行ってきたのが、安倍首相でないか。海外に外遊していったいいくらばらまいてきたのだ。

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②■自民党議員の泣き言:妻からも母からも何故総選挙するのかと非難されてます
2014-11-19 09:017


 最近、ある場所で自民党議員が、内輪の会合で嘆いて見せた。「妻からも母からも何故総選挙するのかと非難されています」

 当然だ。消費税を上げるのに民意を問う。余りに馬鹿げたことだ。国民が反対するにきまっているではないか。多分、この議員は自分の妻にも母にも何故解散しなければならないか説明できないであろう。そこにあるのは、ただ安倍首相の驕り。
「自民党に入れるしかないであろう」確かにその通りだ。

 今や、責任ある政党は、「国民が何を考えているか。それを基礎に政策を作ろう」という意識は全くない。私はそれを沖縄選挙に見た。沖縄の県民は普天間米軍基地の辺野古移転に圧倒的に反対である。そして翁長氏が圧倒的多数で勝利した。しかし、勝利の輪に自民党もなければ民主党も公明党もない。それが同じだ。消費税増税絶対反対の中に自民党もなければ民主党も公明党もない。これが今の日本である。国民の声を拾う政党はない。日本は民主主義の機能不全に陥った国だ。

 その中で何を選択するか。最悪を排除することしかない。最悪は安倍首相。この排除しかない。国民はもう目覚める時だ。

考えてみよう。
「原発の再稼働賛成ですか」「消費税挙げて、多分法人税下げる動きに賛成ですか」「集団的自衛権で自衛隊を海外でアメリカ軍のために戦わせるのに賛成ですか」「秘密保護法で国が情報を隠すのに賛成ですか」「TPPで国の主権を喪失していくのに賛成ですか」「格差社会を拡大するのに賛成ですか」

 安倍政権位酷い政策を実施する政党はない。今までアベノミクスやらに誤魔化されてきた。アベノミクスやらと消費税引き上げで日本経済は景気後退に入った。何故安倍首相を支持するのか、さっぱりわからない。

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 どうであうか?
私は、安倍政権の本質を理解して衆院選で戦う勢力、日本共産党を主に他の政党や市民運動で反自公政権で闘う候補者を発見して、言論で支援したいと考える。東京新聞、日刊ゲンダイ政治・社会面、しんぶん赤旗、各地の地方新聞、インターネットで地道な報道の情報。それらをもとに、大手マスコミが安倍の手先の役割しか果たさないのなら、それのマスコミが伝える記事を批判的に検討したいと考えている。

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「ただの安倍政権の広報紙」?!

2014-11-16 19:54:13 | マスコミ報道への私見
【日刊ゲンダイ転載】
総選挙へ 安倍自民「軽減税率」でメディア買収が始まった
2014年11月16日

 ホント、こすっからい連中だ。消費増税を1年半先送り、来月14日に総選挙の方針が固まった途端、大マスコミが「引き上げと同時に軽減税率制度を導入」「自公で合意」などと報じ始めた。

「安倍自民が、このタイミングで情報を流した魂胆はミエミエです。いずれ再増税しますが、米や味噌といった“生活必需品”の税率は、低く据え置きます。低所得者にも配慮します…そんな有権者向けのアピールもありますが、大義なき解散に批判的な論調の新聞社を黙らせたい。狙いはそれですよ」(永田町関係者)

 軽減税率の対象品目には「新聞」も含まれるからだ。新聞販売店の全国組織、日本新聞販売協会の会長も14日、菅官房長官を訪ね、「ぜひとも軽減税率の対象に」と、購読者約244万人分の署名を手渡していた。

■誤報続きの朝日、部数減に苦しむ各紙も万々歳

「安倍自民は軽減税率をチラつかせ、<優遇してやるから選挙が終わるまで静かにしていろ>とでも言いたいのでしょう」(元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏)

 それでなくても朝日新聞は「吉田調書」などの誤報続きで部数を落としたとされる。図ったわけでもないだろうが、朝日の木村伊量社長はきのう引責辞任を発表した。

 その朝日と読売新聞に水をあけられている毎日新聞にとっても、軽減税率は“おいしい話”だろうが、前出の川崎氏はこう言って憤る。

「消費増税の先送りばかりクローズアップされていますが、デキレースもいいところです。そもそも安倍首相は、北朝鮮の拉致問題をはじめ、日中“赤っ恥”会談など、外交でもニッチもサッチもいかなくなっていた。政治とカネの問題でも追い詰められていた。すべてを“ご破算”にしようと解散するわけです。その点を、もっとただすべきでしょう。もし軽減税率に目がくらんで、新聞社が追及の手を緩めたとしたら、それは“買収”されたも同然です。ジャーナリズムでも何でもない、ただの安倍政権の広報紙ですよ」

 14日付の朝日新聞の「朝日川柳」欄にこんな投稿があった。<習さんに冷たくされて八つ当たり><先送り騙すあなたが悪いのか><責任は国民にありと言うつもり>――読者の方が、よほど分かっている。

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私見
 「ただの安倍政権の広報紙」が大手マスコミ・新聞社、という指摘は卓見だと思います。皆さんはどうですか?(^^;)

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奇天烈な衆院解散総選挙の真相

2014-11-16 13:31:31 | 言論と政治
『東京新聞「本音のコラム」奇怪な解散総選挙  山口二郎』転載

 この1週間の間に、衆院解散の流れが決定的となった。安倍首相はずっと外遊中で、なぜ解散なのか、首相が国民に説明したことは一度もない。日本の政治では、すべてが密室で決まることをあらためて見せつけられた。

 そもそも9月末に臨時国会が始まったとき、首相は地方創生と女性の活躍という看板政策の実現に向けて努力すると宣言したはずである。それらの重要法案をなげうってでも、解散に踏み切る理由は何なのか。閣僚の資金疑惑から始まって、予想以上の景気の低迷など、失敗を攻撃する材料が山積する中で、針のむしろに座らせられるのはかなわないという動機とで、逆境をリセットするために解散したというのが真相だろう。

 二年間の安倍政権の「実績」は、特定秘密保護法制定、集団的自衛権行使容認、そして川内原発再稼働と、日本の民主主義と国民生活を脅かす政策の連続である。それらはすべて、二年前の総選挙で国民に対して何の予告も説明もないものばかりであった。

 この総選挙で自民党が勝ったら、国民の信任が得られたとして、さらに好き勝手を進めるに違いない。安倍自民党に白紙委任を与えるのかどうかが、この総選挙の最大の争点である。この二年間の安倍政治を冷静に評価し、日本の未来を見据えた意思表示をしたい。

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私見
 解散総選挙を「私は言ったことはない」と言った安倍首相は、国内で言わないまま済まそうとしているのか。沖縄県知事選の敗色濃厚でとてもいたたまれないから、海外で逃亡して見守ろう、敗戦ショックがひといきついてから帰国してその後のスケジュールを一気に片付けようというのか。政治家として肝の小さな政治家の部類だろう。
 閣僚が相次いで辞任し、不祥事がたえないから解散してしまえ、という小心者総理には、今後も困難な日本の政治を委ねることはできない。
 まずきょうの沖縄県で勝利をおさめよう。そして総選挙でも統一地方選挙でも、安倍まやかし者ならず者総理をこの国のトップからひきずりおろそう。国民は安倍総理ほどの馬鹿ではない。

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福島、除染作業員の診断書偽造か 労働安全衛生法違反の疑い

2014-11-15 16:49:00 | マスコミ報道への私見
【琉球新報がこう伝えた。】
福島、除染作業員の診断書偽造か 労働安全衛生法違反の疑い
2014年11月11日

 東京電力福島第1原発事故後、国直轄で実施した福島県田村市の除染をめぐり、法律で雇い主が作業員に受けさせるよう義務付けている健康診断の書類が偽造された疑いがあるとして、厚生労働省などが調査していることが11日、分かった。同省は労働安全衛生法に違反する疑いがあるとみている。
 元請け企業の鹿島(東京)によると、田村市の除染は2012年7月~13年6月、鹿島などの共同企業体が実施。下請け業者から提出を受けていた約2300人分の健康診断の資料を調べたほか、病院や医師への聞き取りを行い、このうち75人について偽造の疑いがあると判断した。
(共同通信)
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私見
 もっとも根本的な原発事故に取り組んでくれている労働者に、その労働権、生存権を脅かすような危機に放置しておく県政、国政はならにをしているのか。

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無理が通れば道理は廃る~沖縄県知事選

2014-11-15 16:06:55 | 社会・政治思想・歴史
【琉球新報フォロワーズ】
県知事選あす投開票 竹富はきょう繰り上げ投票
2014年11月15日




(左から)街頭演説で支持を訴える下地幹郎氏=14日午後1時ごろ、宜野湾市普天間 街頭演説で支持を訴える喜納昌吉氏=14日午後5時15分ごろ、那覇市泉崎 街頭演説で支持を訴える翁長雄志氏=14日午後4時15分ごろ、那覇市おもろまち 街頭演説で支持を訴える仲井真弘多氏=14日午後3時15分ごろ、那覇市寄宮


 県内最大の政治決戦となる第12回県知事選は15日、選挙戦の最終日を迎える。無所属新人で元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)、無所属新人で元参院議員の喜納昌吉氏(66)、無所属新人で前那覇市長の翁長雄志氏(64)、無所属現職で3選を目指す仲井真弘多氏(75)=自民、次世代推薦=の4候補は14日、早朝から街頭に繰り出して有権者に支持を訴えた。竹富町では15日に繰り上げ投票が実施される。
 選挙戦最終日の15日は、下地氏が午後6時から那覇市のサンエー那覇メインプレイス前で、喜納氏が夜に同市牧志のライブハウス「チャクラ」で打ち上げ式、翁長氏が午後6時半から同市の県民広場前で必勝大集会、仲井真氏が午後7時から同市のむつみ橋交差点で打ち上げ式を開き、選挙戦を締めくくる。
 下地氏は14日、国道58号交差点で支持者が早朝行った手振り作戦などで有権者にアピール。「基地だけが争点ではない。知事になって貧困問題を解決する」と訴えた。午後は中部を自転車で遊説して回った。
 喜納氏は午後、那覇や名護などを中心に3回の街頭ライブを実施して、「沖縄が辺野古問題で揺れている。承認の取り消しで日本やアジアに平和を発信していく」と訴えた。午前は伊江島で遊説した。
 翁長氏は那覇市内の住宅街を遊説し、有権者と握手して回った。商業施設が立ち並ぶ新都心地区で「米軍用地の返還後、新都心の雇用は100倍に増えた。基地は経済発展の最大の阻害要因だ」と訴えた。
 仲井真氏は、那覇市を中心に6カ所でスポット演説をしたほか、企業訪問するなど精力的に活動した。夜は浦添市内の演説で「基地の早期返還で交通体系と基盤を整備して発展につなげよう」と支持を訴えた。
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私見
 選挙結果はわからない。しかし、今回のオナガ雄志陣営の闘いは日本共産党から自民党良識派保守層までの国民的な統一の形態を探る重要な政治戦線の進歩である。
 選挙の結果とともに、詳しい投票分析をすると、衆院選への見通しが深まるかもしれない。
 オナガ陣営には、大義と道理がある。
安倍=仲井真陣営が当選すれば、「無理が通って道理は廃る」世の中だ。

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孫崎享氏の評論と総選挙への私見

2014-11-14 19:38:27 | マスコミ報道への私見
孫崎享のつぶやき

A 国民はどこまで馬鹿にされつづけるのか。「自民に投票したでしょ。だから堂々消費税あげます」者控除先送り
B 国民の苦渋。信頼に足る野党の欠如と自民党・安倍首相の常軌を逸した行動.安倍支持だけはない

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A 国民はどこまで馬鹿にされつづけるのか。「自民に投票したでしょ。だから堂々消費税あげます」者控除先送り
2014-11-13 07:516


急に解散の勢いが出てきたのだという。
 そもそも出発は数日前、読売新聞が「解散か」と書いたのが発端という。今や渡辺恒雄氏は日本を牛耳っていると多くの人がみなしているだけに、面目躍如たる所がある。
 何故選挙をするか、「大義なき解散」と言われている。
 解散理由は来年になると安倍政権の抱える多くの問題が先鋭化する、①消費税の10%への値上げをする、②自衛隊を米軍のために海外派兵する集団的自衛権の法律が次々採択される、③沖縄での米軍普天間基地の辺野古移転を推進で沖縄県民との対立が深まる等。
 「消費税先送り解散」なんてふざけた話だ。
 消費税を上げれば国民の生活に打撃が出て反対が出る、安倍政権の支持率が下がるから今の内に選挙をしてしまおうというのだから、ふざけた選挙である。
 野党選挙協力がないという。
 反対勢力に準備が整わないから今やってしまおうという姿勢も酷い。
 「国民の声をより正確に国会に反映させよう」という理念の否定でもある。
 どの政党がなるより安倍政権は酷い。
 消費税だけ見てもわかるではないか。そして大企業の、法人税の増税は進めている。昨日ツイッターで次を発信した。
「解散風:選挙が終われば何でもやるぞ。12日共同「自民党税制調査会は12日、専業主婦らがいる世帯の税負担を軽くする配偶者控除の見直しで、結論を先送りする方針を固めた。」「選挙民は馬鹿だから、騙すの簡単。選挙前に議論しなきゃいいんだ」ってことです。」
 我々がなすべきことは明確だ。
 自民党候補に投票しないことだ。

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B 国民の苦渋。信頼に足る野党の欠如と自民党・安倍首相の常軌を逸した行動.安倍支持だけはない
2014-11-14 07:595


日本国民は今、極めて厳しい選択を迫られている。
 政権を担える野党が不在である。
 民主党はそれらしき顔をしようとしているが、集団的自衛権、原発再稼働、TPP,消費税等重要問題で、あなたの党はどうするのですかと言っても答えが判らない。重要問題になればなるほどわからなくなる。民主党の代表だって本当の所わからないのでないか。
 民主党は日本の社会の右から左、全部そろえている。
 対米べったりでは前原氏や長島氏がいる。
 財務省べったりでは野田氏がいる。
 自民党議員を名乗って全く違和感のない人々が党の中枢部の周辺にいる。
 他政党はましておやである。この政党にいれたら日本がよくなるという党はない。
 政権を担って、任せられますといえる党も、政治家も見当たらない。
 こんな悲惨な状況はない。
 12日ウォルフレン氏と話をしたが、今、日本の最大の危機は健全な野党勢力がないことである。過去は社会党が存在して、政権は担えないが自民党の暴走を止める役割をはたしてきた。今、それがない。
 この間隙をぬって自民党・安倍政権ややりたい放題である。
 国民主権なんて、何も考えていない。
 さあ、この中から選択しなさいと言われても「投票やめたい」が正直な答えである。
 しかし、日本の深刻な岐路の中、投票止めは許されない。
 極論すれば選挙民にとっては①機能不全の危険性か②悪への突進のどちらを選ぶかである。
 残念ながら安倍政権の行っていることはあまりにひどい。
日本の基本、平和と民主主義を根底から覆すのに何の躊躇もしない、

日本の基本、平和と民主主義を根底から覆すのに何の躊躇もしない、
安全保障では自衛隊を米軍に隷属させて海外派兵を瀬施用としている、
TPPのISD条項で国家主権を喪失させようとしている、
原発の再稼働をしようとしている、
消費税を上げようとしている、
国民の社会格差を拡大しようとしている、
秘密保護法の体制を固め、国民に事実をしらせない態勢を作ろうとしている。
どの政党でもよい。

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Aの結論・・・「我々がなすべきことは明確だ。自民党候補に投票しないことだ。」

Bの結論・・・「どの政党でもよい。」

私見
 孫崎享氏の見解はわかりやすく示唆に富む。
自民党以外の政党なら、とりあえずどの政党でもよい、ということだ。
私は上記の孫崎氏の評論を読みながら、考えた。私流に言えば、日本共産党・社民党・緑の党・生活の党・生活クラブ・社会大衆党・新党改革・新党大地・新党日本。
私なら入れないのが、自民党・公明党・民主党・維新の党・みんなの党・次世代の党・新党そうぞう。
しかし、選挙区ごとに異なる。自分の頭で考えて投票すればよい。
ただし、現政権与党である自民党と公明党の中心政治家は、当選させれば、日本を壊滅させかねないから、落選運動の対象となる。



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櫻井智志のツイート寸言2014/11/13

2014-11-13 00:08:10 | 社会・政治思想・歴史
櫻井智志 @satoshitoday



①  34分前
最近訪中した福田康夫元総理と安倍総理とでは中国側の対応が異なる。オバマやアメリカ政府高官も、安倍総理をほとんど相手にしていない。オバマ大統領と習主席とは、敵対国ながら互いの立場を尊重している。日本の総理安部晋三氏は、政治的言動の基盤が疑われている。言行不一致の人格そのものが、だ。



②   54分前
「二年間の安倍自公政権の審判」となる総選挙。金曜日の朝刊に大手紙に解散総選挙をリークさせ、意図的に解散風を吹かせた。自公幹部には解散を話ながら、「私は全く解散なんて口にしていない」。なあんだ、これは。海外で中国やアメリカ、ロシアの首脳からは歯牙にもかけられない総理。日本に要らない。

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