2010年秋、小林製薬株式会社様から、ミャンマーの寺小屋支援活動を続けるNPO法人メコン総合研究所(岩城良生事務局長)に対して、子どもの発熱時に額に貼って熱を下げる「熱さまシートこども用(12枚入)」を120個、さらに、高性能ばんそうこう「キズドライ防水ばんそうこう(5枚入)」を600個、そして学用品購入用の支援金をいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ee/79ca4b26a48f3eac6d72fae0c539bfac.jpg)
写真はミャイン尼寺寺小屋小・中学校
感謝をこめて、今回の支援プロジェクトをご報告します。
小林製薬株式会社 本社 〒541-0045 大阪市中央区道修町4丁目4番10号 KDX 小林道修町ビル
熱さまシートこども用
キズドライ防水ばんそうこう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/7f/7f1ce867b21d00229c1560e8c806564b.jpg)
小林製薬株式会社取締役の山根聡グループ統括本社本部長様、コーポレートブランド推進グループの小林昇グループ長様にお願いしたのがきっかけでしたが、ご快諾くださった両氏の情熱によって、新しい世界が開けました。
「熱さまシート」「キズドライ防水ばんそうこう」を手荷物でさげて、2010年11月下旬にメコン総合研究所の岩城事務局長と、同研究所顧問の安倍昭恵さんがミャンマーを訪れました。お預かりした支援金でノート・鉛筆を購入できる限り購入し、ヤンゴン管区の尼寺小屋小学校を2校訪問。これらの支援物資を寺小屋の子どもたちにひとりずつ、手渡していくことができました。
詳細は次の通りです。
(1)ミャイン尼寺寺子屋小・中学校
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住所 : ボジョ・アウン・サン通り、5/7ブロック、シュエ・ピ・ター区、ヤンゴン。
生徒数 : 480名 (住み込みの孤児23名を含む)
2010年11月25日(木)、メコン総合研究所の安倍昭恵顧問、岩城事務局長、同研究所のヤンゴン事務所職員5名により、ミャイン尼寺子屋小学校に学生480名分のノート、鉛筆と、支援物資(熱さまシートとキズドライ)にお届けました。学生1名につき、ノート2冊、鉛筆3本、熱さまシート1パック(2枚入り)、キズドライ1パック(5枚入り)をセットして、子供たち一人ずつに手渡しました。
(2)トゥカ・カミー尼寺子屋小・中学校
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/45/bce21783d79c580d918686e07cde3a26.jpg)
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住所 :ドタワディ通り、ティセインゴン、ティンガンジュンジー村、パレーニュータウン、ミンガラドン区、ヤンゴン。
生徒数 : 420名
2010年11月26日(金)、メコン総合研究所の岩城事務局長、保健管理指導者の河野看護師、ヤンゴン事務所職員5名により、トゥカ・カミー尼寺子屋小・中学校に学生420名分のノート、鉛筆と、支援物資(熱さまシートとキズドライ)をお届けしました。ミャイン尼寺子屋と同じように学生1名につき、ノート2冊、鉛筆3本、熱さまシート1パック(2枚入り)、キズドライ1パック(5枚入り)をセットして、子供たち一人ずつに手渡しました。
日本では「熱さまシート」は知らない人がいないほどポピュラーなアイテムになっています。このような「日本にとっての日常生活の象徴のひとつ」がそのままミャンマーの人々に届き、現地の保健活動に役立っていくこと。これは日本にとって重要な意味があります。
当初、小林製薬の山根様、小林様にお願いしたことは「共感と共有を育てる力をお貸しください」ということでした。その種がおふたりの情熱によって芽生え、メコン総合研究所の安倍昭恵顧問様をはじめとする皆様の行動によって、寺小屋に通う900人の子どもたちの笑顔と、その未来につながりました。
現地でメコン総合研究所の皆さんは、形あるモノと一緒に、形のないモノも届けてくれました。遠く離れてつながらなかったものが、多くの人々のリレーでつながった。
関係者の皆様に、重ねて御礼申し上げます。
本原稿は、サイト『仏法僧 Buddhist On Stage』が2012年1月に休止することに伴い、同サイトに掲載していた記事を転載したものですfont>
カテゴリー表示に使った「ビルマ・メロメロ」という言葉について
第二次世界大戦中にミャンマー(ビルマ)には33万人の日本人が出征し、19万人が亡くなりました。同国に出征し復員された会田雄次さんらが口々に語った言葉が、「ビルマ・メロメロ」という言葉で、簡単に表現すると「ビルマという国であり、風土であり、人であり、そういう空気、存在がすごく好き」という意味です。60年前、現地で、ミャンマーの人々と出会い多少なりとも付き合いが始めると、その人柄に魅了されてしまう。ということがありました。それは60年後の今も同じで、NGOなどで現地の人々と語り合ってしまうと、同じように魅了されます。その心情をうまく表現している言葉で、おそらくはその心情を表わすのに、これに代わる適切な言葉はないのだろうと思い、カテゴリーに使いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ee/79ca4b26a48f3eac6d72fae0c539bfac.jpg)
写真はミャイン尼寺寺小屋小・中学校
感謝をこめて、今回の支援プロジェクトをご報告します。
小林製薬株式会社 本社 〒541-0045 大阪市中央区道修町4丁目4番10号 KDX 小林道修町ビル
熱さまシートこども用
キズドライ防水ばんそうこう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/7f/7f1ce867b21d00229c1560e8c806564b.jpg)
小林製薬株式会社取締役の山根聡グループ統括本社本部長様、コーポレートブランド推進グループの小林昇グループ長様にお願いしたのがきっかけでしたが、ご快諾くださった両氏の情熱によって、新しい世界が開けました。
「熱さまシート」「キズドライ防水ばんそうこう」を手荷物でさげて、2010年11月下旬にメコン総合研究所の岩城事務局長と、同研究所顧問の安倍昭恵さんがミャンマーを訪れました。お預かりした支援金でノート・鉛筆を購入できる限り購入し、ヤンゴン管区の尼寺小屋小学校を2校訪問。これらの支援物資を寺小屋の子どもたちにひとりずつ、手渡していくことができました。
詳細は次の通りです。
(1)ミャイン尼寺寺子屋小・中学校
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/1d/5de283c45253e830868f363a61d43dce.jpg)
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住所 : ボジョ・アウン・サン通り、5/7ブロック、シュエ・ピ・ター区、ヤンゴン。
生徒数 : 480名 (住み込みの孤児23名を含む)
2010年11月25日(木)、メコン総合研究所の安倍昭恵顧問、岩城事務局長、同研究所のヤンゴン事務所職員5名により、ミャイン尼寺子屋小学校に学生480名分のノート、鉛筆と、支援物資(熱さまシートとキズドライ)にお届けました。学生1名につき、ノート2冊、鉛筆3本、熱さまシート1パック(2枚入り)、キズドライ1パック(5枚入り)をセットして、子供たち一人ずつに手渡しました。
(2)トゥカ・カミー尼寺子屋小・中学校
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/38/df4ed9600f68caf0998cb2fffbe3d645.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/45/bce21783d79c580d918686e07cde3a26.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/38/623c40ec7c7653ebb29be9a434456243.jpg)
住所 :ドタワディ通り、ティセインゴン、ティンガンジュンジー村、パレーニュータウン、ミンガラドン区、ヤンゴン。
生徒数 : 420名
2010年11月26日(金)、メコン総合研究所の岩城事務局長、保健管理指導者の河野看護師、ヤンゴン事務所職員5名により、トゥカ・カミー尼寺子屋小・中学校に学生420名分のノート、鉛筆と、支援物資(熱さまシートとキズドライ)をお届けしました。ミャイン尼寺子屋と同じように学生1名につき、ノート2冊、鉛筆3本、熱さまシート1パック(2枚入り)、キズドライ1パック(5枚入り)をセットして、子供たち一人ずつに手渡しました。
日本では「熱さまシート」は知らない人がいないほどポピュラーなアイテムになっています。このような「日本にとっての日常生活の象徴のひとつ」がそのままミャンマーの人々に届き、現地の保健活動に役立っていくこと。これは日本にとって重要な意味があります。
当初、小林製薬の山根様、小林様にお願いしたことは「共感と共有を育てる力をお貸しください」ということでした。その種がおふたりの情熱によって芽生え、メコン総合研究所の安倍昭恵顧問様をはじめとする皆様の行動によって、寺小屋に通う900人の子どもたちの笑顔と、その未来につながりました。
現地でメコン総合研究所の皆さんは、形あるモノと一緒に、形のないモノも届けてくれました。遠く離れてつながらなかったものが、多くの人々のリレーでつながった。
関係者の皆様に、重ねて御礼申し上げます。
本原稿は、サイト『仏法僧 Buddhist On Stage』が2012年1月に休止することに伴い、同サイトに掲載していた記事を転載したものですfont>
カテゴリー表示に使った「ビルマ・メロメロ」という言葉について
第二次世界大戦中にミャンマー(ビルマ)には33万人の日本人が出征し、19万人が亡くなりました。同国に出征し復員された会田雄次さんらが口々に語った言葉が、「ビルマ・メロメロ」という言葉で、簡単に表現すると「ビルマという国であり、風土であり、人であり、そういう空気、存在がすごく好き」という意味です。60年前、現地で、ミャンマーの人々と出会い多少なりとも付き合いが始めると、その人柄に魅了されてしまう。ということがありました。それは60年後の今も同じで、NGOなどで現地の人々と語り合ってしまうと、同じように魅了されます。その心情をうまく表現している言葉で、おそらくはその心情を表わすのに、これに代わる適切な言葉はないのだろうと思い、カテゴリーに使いました。
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