Dream-Speaker

有縁の方々のインタビューを通じて、共感と共有の種を播き、育てたい。

ケミンダ大僧正の死。日本人が忘れたもの。

2011年12月14日 | コラム
北九州・門司のパゴダに居られたケミンダ師。同師は2011年12月14日、90歳で亡くなられた。戦後、ミャンマー政府が海外に派遣した僧侶の中でもっとも権威あるお立場に居られたのが同師。戦後から今に至る両国の関係にとっては不遇であった時代に、同師が居られたということそれ自体が、日本とミャンマーという国の関係だけでなく、過去と現在、生者と死者、兵士と家族、仏と衆生、門司港と日本全国、そういう目に見えない何かと何かをつなぎとめていた。同師によってつながっていたものがあった。 . . . 本文を読む