昨日、父が退院し家に帰ってまいりました。
5月の連休中に下血を訴えたため救急診療に連れて行ったところ、たまたま担当医がおられ
大腸内視鏡検査をして頂ける事になったのです。
20㎝入ったところで腸内は完全に塞がっており、その先の状況は分からなかったのですが
大腸癌の診断を下され即日入院となり手術の日程まで決められてしまいました。
今年85歳になる父です、少し認知症の傾向もあり穏やかに過ごせるものなら緩和ケアをと考えもしたのですが、
放置すれば週単位で腸閉塞が起こり得る・・そしてそれは非常な苦痛を伴いますよという主治医の言葉に
手術以外の選択肢を考慮する事は出来ませんでした。
幸い手術こそ無事に終えたものの一時は息子の私を見ても
分からない状態にまで、危惧した認知症が一気に進んでしまいました。
そんな状態になっても父にあるのは、唯々帰宅願望・・・。
治療を重ね3ヶ月を過ぎ病院側の落ち着かぬげな物言いの中で(今の老人医療システムでは仕方のない事ですが)
4ヶ月を前にした昨日家に帰ってまいりました。
涙ながらに家に入っていく父を見て・・まあこれで良かったんだなと、
割り切れぬ思いを少し残しながらも・・ほっと一息ついた気分ではあります。
介護に携わって頂く皆さんの力添えをいただいて、また私達の日常が始まります。
5月の連休中に下血を訴えたため救急診療に連れて行ったところ、たまたま担当医がおられ
大腸内視鏡検査をして頂ける事になったのです。
20㎝入ったところで腸内は完全に塞がっており、その先の状況は分からなかったのですが
大腸癌の診断を下され即日入院となり手術の日程まで決められてしまいました。
今年85歳になる父です、少し認知症の傾向もあり穏やかに過ごせるものなら緩和ケアをと考えもしたのですが、
放置すれば週単位で腸閉塞が起こり得る・・そしてそれは非常な苦痛を伴いますよという主治医の言葉に
手術以外の選択肢を考慮する事は出来ませんでした。
幸い手術こそ無事に終えたものの一時は息子の私を見ても
分からない状態にまで、危惧した認知症が一気に進んでしまいました。
そんな状態になっても父にあるのは、唯々帰宅願望・・・。
治療を重ね3ヶ月を過ぎ病院側の落ち着かぬげな物言いの中で(今の老人医療システムでは仕方のない事ですが)
4ヶ月を前にした昨日家に帰ってまいりました。
涙ながらに家に入っていく父を見て・・まあこれで良かったんだなと、
割り切れぬ思いを少し残しながらも・・ほっと一息ついた気分ではあります。
介護に携わって頂く皆さんの力添えをいただいて、また私達の日常が始まります。
いつも覗いていたのにコメントが残せずにいました。
お父様の退院おめでとうございます。
私の父も入院中に帰宅願望がすごく、母が病院へ行くたびに懇願していたといっていました。
2月の寒い時期で、家で風邪などひかせては大変だからといってもやはり、家が一番いいみたいでした。お父様の涙、凄くわかります。今は亡き父を思い出します。
ポラリスさん、たまにはご自分の時間も大切です。僕は大丈夫と言いそうですが(笑)
奥様、お父様の穏やかな日々がずっと続きますように!お祈りしています。
大丈夫ではないのですが、立ち止まる事が怖いのです。
何か動いていないと不安で仕方がないから動いている・・そんな感じなんでしょうか。
選択肢があるのなら動こうと思っています。
まだまだ酷暑厳しい中、たぬちゃんさんもお体ご自愛下さい。
やかな時間が流れることを祈念しています。
ポラリスさん、猛暑が続きますが、どうかご
自愛下さいませ。
父が何より望んだ帰宅が叶い本当に良かったと思います。
皆の時間が緩やかに流れることをただ願います。
大変なお仕事と皆さんへのお気遣い、そよかぜさんこそお身体ご自愛下さい。
立ち止まることが怖い・・・このお気持ち凄くよくわかります。私もそうでした。
ずっと動いていないと怖かったです。怖かったからいつも何かしらしていました。病院で付き添っている時も、家に帰ってきた時も何かをしていないと自分が自分でなくなりそうな、そんな気持ちでいました。
立ち止まらなくてもそれができるのは、何よりも愛しているからだと思います。
どうか、ポラリスさんのその愛が届きますように。
お父様のこれからの時間が穏やかに過ぎることを願っています。
時が経つほどに、それまで迷うほど幾つもあったはずの分かれ道が、気がつけば一本道になっています。
この道がどこまで続いているのか不安が募るばかりです。
それでも歩き続けないわけには・・・重い足を踏み出すしかありません。