眼を開けば僕がいる。 **BNCTに夢を託して**

悪性脳腫瘍の妻との闘病生活を最新の治験療法(BNCT)や免疫療法の体験を交えて・・・。

自宅待機

2009-11-23 09:26:03 | 日常
あっという間に11月も半ばが過ぎてしまい、師走がもうそこまで迫っています。
パソコンの前からもすっかりご無沙汰になってしまいました。

今は一時退院しています・・・というか退院させられてしまったというか・・・?
手術の日程が12月にずれ込みそうという事で・・自宅待機という事になりました。
入院中も血糖コントロールに苦しみ一日7回の血糖値測定と4回のインスリンの注射で
指先もお腹も可哀想な状態になってしまいました。
それでも血糖値は200台から下がらず・・まあステロイドの服用を続けながらですから仕方がないのかも・・。

病院食のおかげで?従来入院中にダイエットできていたはずが、今回は糖尿食になっているのにもかかわらず
逆に体重が増えてしまいました。
12日に退院後も一日4回のインスリン注射を欠かす事は出来ず
(今となってはこの日のための予行演習が父親へのインスリン注射だったのかと・・複雑な心境)
職場に連れて行き、一日中一緒に過ごしています。
それでもやっとこの二三日で血糖値も100台に落ち着いてきたようです。

リハビリどころではなくベッドで過ごす時間が大半になってしまいましたが、焦らず手術の日を待ちたいと思います。
なんとかお正月には家で過ごさせてやりたいと思ってはいるのですが、12月が近づくにつれ気持ちがざわついてくるのは否めません。
が、これもまた平穏な一年を過ごすためと考え、しっかり前を向いて行きたいと思っています。

落ち着きましたら、再び希望に溢れたブログの更新が出来るようになればと願うばかりです。


笑って来年の話が出来ます

2009-11-04 13:25:57 | 希望
MRIの結果癌性髄膜炎の兆候は見られませんでした。
また髄液検査の結果も病理検査の結果こそまだ出ていませんが、
主治医の判断では髄液播種の所見は見られないと言う事でした。
もちろん病理検査の結果待ちですし、週に一度の検査があと二回残っていますので
楽観は出来ませんが光明が見えたように思います。

先日再発を知らされ凍り付いた状況に戻っただけなのですが、
精神的には大違いでホッと胸をなで下ろしている自分が馬鹿みたいです。
もうこの世の終わりかと思った気持ちが同じ状況下の今喜びに溢れている、
この節操のなさに我ながら呆れ果てます。

体調も血糖値が落ち着くとともに安定しだしたようです。
このまま来月初旬までには手術をし、お正月は自宅で過ごせるよう頑張りたいと思います。
(来年のこととて気の早い話ですが・・・もう鬼も一緒に笑ってくれ!