雫井脩介/犯人に告ぐ (双葉社)
おすすめ度:★★★★☆


闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった──史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。
ふつーに面白かった。
もともと映画化を見据えて作られたかのような作品ですね。
情景を浮かべ易い。なので、感情移入もできます。
で、肝心の映画はというと、、、
豊川悦治が主演ということで、「合ってるなあー」って期待してましたが、、、
ぜんぜん面白くない。
DVDで見たんだけど、あまりのつまらなさに30分で断念しました。
やぱり、面白い小説を映画化すると失敗するんだね。
とまあ、映画のことは置いといて、
小説はふつー面白いです。はい。