あさのあつこ/バッテリーⅠ~Ⅳ (角川文庫)
おすすめ度:★★★☆☆






「そうだ、本気になれよ。本気で向かってこい。・・・関係ないこと全部捨てて、
おれの球だけを見ろよ」
中学入学を目前に控えた春休み、岡山県境の地方都市、
新田に引っ越してきた原田巧。天才ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持ち、
それゆえ時に冷酷なまでに他者を切り捨てる巧の前に、同級生の永倉豪が現れ、
彼とバッテリーを組むことを熱望する。
巧に対し、豪はミットを構え本気の野球を申し出るが・・・。
・・・バッテリー(Ⅰ)より
全6巻だけど、文庫は4巻までしか出てないので、
まだ4巻までしか読んでません。続きが早く読みたい!
でも、ハードカバーはどうも買う気が起きなくって・・・。
この作品は題名どおり、野球のピッチャーとキャッチャーのお話しです。
でも、野球というよりは、天才少年を取り巻く家族と友人のお話かな??
天才少年がひとりいるだけで、周の人々の人生を否応なく変えてしまう。
それが良いことなのか悪いことなのか・・・。
俺の子供の頃、ずっと野球をやってたから、懐かしく思いながら読んでました。
と言っても、俺は天才ではなかったけどね。
ただ、あの頃は、将来はプロ野球選手になるものだと思ってたな。
3年生でただ一人レギュラーに選ばれて、
6年生でキャプテンでショートで4番!あ~懐かしい。
まあ、中学に入ってバンドに目覚めてやめちゃったんだけどね。
なんか自分の話しになっちゃったなあ。
まあ、なんていうか、子供の頃が懐かしくなっちゃったわけですよ。
あははは。
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やっと最後まで読み終えました。
で、、、最後は何ですか?タッチですか?
お決まりの「結果はご想像にまかせます」てきな展開に、
ここまで読ませておいてそれはないよ、あさのさ~ん、って!!
まあ、全体的には良かったです。
ただ、児童書にしては、少し難しい内容では!?
児童にこの本を読ませて、何を伝えたいのかを考えると少し疑問。
もしオレが小学生のときにこの本読んでたら、
たぶん、伝えたいことの1割も理解できなかったように思う。。。
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映画見ましたよ!!
なかなか、2時間で良くまとまっていたと思う。
ちょっと巧がイイ奴すぎるけど(仲間にあっさり心許してるかんじ)、
逆に気持ち良い青春映画に仕上がってました。
正直、あまり期待していなかっただけに、満足でした!!