伊澤屋

歴史・政治経済系同人誌サークル「伊澤屋」の広報ブログ。

『視覚探偵 日暮旅人』 第2話  所感

2017年02月05日 20時20分50秒 | Weblog
(以下、ネタ暴露注意!!)


所感だ。


前話終わり際で旅人が爽やかな文系イケメンなどではなく 「フッ、暴露ずに済んだわ」 と証拠隠滅する
ダークな奴なのを演出したのは後々になりその深部が見えてくる「模範的な」伏線でなく極めて早い段階
でもう何ら隠さない、若しくは隠そうとしても周囲が分かる 「素」 なのだと今話で知る。

婚期を逸し中年に差し掛かった独身女子の幼児誘拐でも犯人を絞め殺そうとする際感情は込めない。
私見だが悪党は女でも殴る『スーパードクターK』のKAZUYAなんかに近く、自分が制御できないDV男
みたいな無駄が無いのだ。 なので2、30秒ですぐに天使の心と笑顔に戻れる。 扱いにくい奴だ。

しかし巻添えの被害者男が途中から共犯っぽくなったり主犯の孤独の象徴が大量の発泡酒の空き缶
とか嫌な描写が山盛りだ。後者は倒産した家具屋と並びアベノミクスの行き詰まりの象徴的表現か。  

主犯が「仕事に生きる女」でそのすぐ隣で結婚、産休と女同士で格差の開いていく様子とか…自分的に
小学校1、2年の担任が丁度「産休女王」で青春を謳歌してます的なキャラだったので多少状況が解る。


次回とそれ以降で注目点。 原作と異なりずんぐりむっくりで「ワトソン役」的な脇役に見えた雪路が実は
話の展開上重要な役どころっぽいのでその出自、背景だ。 自分は原作は未読なのだがこの種の設定
は予備知識無しで視た方が楽しめる。

 
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進捗 29.2.4~5

2017年02月05日 20時14分01秒 | Weblog
現進捗。

『政治のはらわた』 (※理想なら→)予定していた脱稿出来ず。最終話たる「5時間目」ほぼ手付かず。
『格差ごはん』   レシピ2.のイラストパートがペン入れに入れず足踏み。
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