はせ辰のスキー三昧

2016-2017シーズン長野県北信濃へ移住、スキー三昧を計画した還暦オヤジの記録・・・

ヘルメットいいね!

2017年03月24日 | 日記
3/24
 夜来の降雪で木島平は再び雪化粧の朝になった。春の彼岸を過ぎても5㎝~10㎝の降雪がある北信濃の冬は、豪雪の恐怖と刃の様な美しさを併せ持ち、束の間に見せる陽に映えた純白の雪原は極楽浄土を観想させる。
 野沢に至る上り坂で登坂車線のある付近から積雪路面となり、長坂の第1駐車場は5㎝程の積雪があった。
 午前中、やまびこエリアで新雪を楽しみ昼食は日影ゲレンデのヤ**で摂ることにした。メニューの全てがボリュームがあり、若人に人気がある。私は店主のT君以下、スタッフの気さくな対応が嬉しくてよく利用している。店に入ると「お帰りイ~」と迎えてくれ天候やゲレンデの状態を語る。私の定番はビールと「もつ煮」、食べたいときは「信州そば」と決まっている。食べ終わった頃、モエちゃんが「コーヒー飲みますか?」と声を掛けてくれた。「いただきます」、入れたてのカップを手に外でタバコにした。
 ちょうど午後のスクールが始まった。最盛期からは随分と少なくなったが、外人ファミリーやキッズの入校が見られる。外人客に対応するインストラクターのなかにここ3年ほど見かける女性スタッフがいる。彼女のトレードマークはヘルメットに付けた虎の尻尾なのだ。小柄でキュートな彼女はボードとスキーの両刀使い、どちらもかなりの足前だ。
 海外のスキー場では当たり前のようだが、親は幼い子でもスクールに預け本人たちはスキーを楽しむ。スクールのスタッフは昼食の面倒も見る、ヤ**はその予約席を準備していて、昼時になると外人スタッフが子供たちを連れ予約席に集まり、賑やかなランチとなるのだ。ここ数年の外人客増加に伴い、スクール外人スタッフが増員され海外のスタンダードが野沢に定着している。
 もう一つ彼らのスタンダードが功したのがヘルメットの普及だ。彼らはスキー・スノボの際は親子、老若に拘わらず必ずヘルメットを着用する。野沢でも十数年前、南半球の客が持ち込んでくれた。日本人スキーヤーの普及はまだ低かったが、彼らのスタイルはとても格好良く、「ヘルメットいいじゃん!」と爆発的な普及につながったのだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿